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日本のサイトのデザインは古い?最近流行りのミニマルデザインとは

現在世界の最新トレンドとされているウェブデザインは、「ミニマルデザイン」とよばれる非常にシンプルなものです。

今回は、Appleでも採用されている「ミニマルデザイン」についてご紹介します。

ミニマルデザインとは

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ミニマルデザインとは、不要なものをそぎ落とし、本当に必要なモノだけを残した究極にシンプルなデザインのこと。ごてごてした装飾や色、不要な機能やエフェクトを排除し、すっきりとしたデザインを目指しています。特に海外サービスでの利用が増えてきており、感度の高いユーザーから支持を得ているのが特徴です。

ミニマルデザインについて学ぶとき、一度読んでおきたいのが「ミニマルデザインのススメ – 基本知識と7つのヒント」です。ミニマルデザインと混同されがちなフラットデザインとの違いも説明されているうえ、日本的な感覚である「侘び寂び」などと絡めて非常にわかりやすく解説されています。

実は先日、tumblrで提供されているテーマのうち、ミニマルデザインのテーマが「ZEN」と名付けられていることに気づきました。偶然の一致なのでしょうが、面白いですね。こちらは「禅」のことだと思いますが、ミニマルデザインと日本の文化は、根本的に相性がいいのかもしれません。

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tumblrで提供されている「ZEN」

Appleも採用するミニマルデザイン

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ミニマルデザインといえば、代表格とされるのが「Apple」と「無印良品」です。極力不要な装飾を排除し、シンプルに徹底した製品は、そのスタイリッシュさ、使いやすさからユーザーに高く評価されています。

ミニマルデザインっぽくしたい!と思ったら、まずはAppleや無印良品を参考にするといいと思いますが、更に知識を深めるために、ミニマルデザインのサイトを集めた「シンプルから伝わるメッセージ!ミニマルデザイン11選」が参考になります。アートやインテリアといった、美的な感度を要求されるサイトでは、ミニマルデザインが好まれる傾向にあるようです。

ミニマルデザインのメリット

とにかく「オシャレ」

色もエフェクトもないのに、ミニマルデザインのサイトはとてもオシャレです。場合によっては、文字だけなのにオシャレということすらあります。スタイリッシュさが重要になるサービスの場合、サイトを見たユーザーへの説得力も増すと思います。

デザインに余計な手間がかからない

ミニマルデザインであれば、様々な画像を作る、色の組み合わせに四苦八苦する、という手間を軽減することができます。ただし、コンテンツの配置やバランスといった、別の要素への気配りが必要です。

ミニマルデザインのデメリット

簡単にダサくなる

これは「オシャレなデザイン」と表裏一体なのですが、シンプルであるが故に、スタイリッシュなミニマルデザインを実現するためには、非常に高いデザイン力が求められます。ほんのわずかな配置の差、フォントサイズの違いによっても、印象が大きく変わってしまう場合があるからです。誤魔化しが効かない分、一つ一つの要素に真剣に向き合う必要があります。

直観的でわかりやすい操作性が求められる

ミニマルデザインでは、不要な装飾を排除した結果、どのようにサイトを利用すればいいのかユーザーに分かりにくくなってしまうということが容易に起こります。

そのため、サイトデザインの段階で、直観的でわかりやすいサイトを構築する必要があるのですが、これを実現するためには経験や知識が必要になってきます。時には「何のサイトだかわからない」「どこをクリックするのか見当もつかない」ということすら起きるので、サイトを制作する場合は気を付けたいポイントです。

1ページに掲載できる情報量が少ない

シンプルさを追求すると、ページに掲載する情報も最小限にまでそぎ落とすことになります。その結果、目当ての情報を得るために、何度もリンクをクリックしなければならないということが発生します。

日本人の場合、Webサイトから多くの情報を得たいという要望が多く、目当ての情報にたどり着くために何度もクリックさせられるのを嫌う傾向にあります。ミニマルデザインを採用するのであれば、ユーザーが求める情報を十分盛り込みながら、シンプルなデザインを保つ工夫が必要です。

「ミニマルデザイン」に挑戦しやすいサイトとは

ターゲットユーザー層を狭く絞っているWebサイトほど、最新のデザインや技術も取り入れやすくなります。ターゲットユーザーの年齢層が若い層、美的な感度が高い層、もしくはITリテラシーの高い層などを狙うのであれば、今後はミニマルデザインの検討がおすすめです。

「ミニマルならよい」わけではない

「かっこいい」「真似したい」と思ってしまうミニマルデザインですが、Web業界で流行とされているサイトが必ずしもユーザーに求められているものとは限りません。

どこをクリックしていいかわからないカッコいいサイトよりも、洗練された見た目とは言い難い「リンクは青文字で下線が引いてある」「大きなボタンに機能がわかりやすく書いてある」といった、目に見えてわかりやすいデザインの方が、ユーザーにとっては使いやすいとも言われます。

クライアントからの意向もあると思いますが、そのデザインにすることで、ユーザーがどう感じるかをよく考えて、クライアントに提案することが重要ではないでしょうか。

ユーザー層の幅が広いサイトは、多少古臭くても既存のデザインを維持して欲しいというユーザーも多くなります。ミニマルデザインにまでしなくても、既存のWebサイトを今っぽく見せることは可能です。単純に流行に流されない提案をすることで、クライアントにとってもユーザーにとっても満足度の高いサイトが構築できると思います。

まとめ

  • ミニマルデザインとは不要なものを排除した「究極にシンプルなデザイン」のこと
  • ミニマルデザインはオシャレな反面、簡単にダサくもなるし、ユーザーフレンドリーでない場合があるので注意が必要
  • サイトのターゲットユーザーにとって「本当に使いやすい」デザインが重要

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この記事を書いた人

投稿者
佐伯 大史郎

北海道生まれ東京育ちのWebデザイナー。
元々、機械系の出身で車の開発に携わっていましたが、クリエイティブな環境を求めWeb業界に転身。今年で5年目になります。
趣味はテニスとビール。
日々、移り変わるWebのトレンドとテニスボールを必死で追いかけています。

セルバではWEBシステム開発からスマートフォンアプリ開発、デザイン、企画/マーケティングまでいかにコストを掛けず、成果を高めるのか研究し実践しています。企業、店舗のWEBシステム/アプリ開発のお手伝いさせていただいておりますので「WEBシステムの開発」「アプリ開発を依頼したい」「既存サイトのアプリ化」「サイト/アプリからの集客を増やしたい」など新規開発やリニューアルにご興味のある方は、ご相談だけでも構いませんのでお気軽にお問い合わせください。

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