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「説明を省略しない」 シニア向けのサイト制作のユーザービリティで気をつけたい7つのポイント

はじめに

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近年、「ユニバーサルデザイン」という設計概念が出てきて、さまざまなシーンで取り入れられるようになってきています。「ユニバーサルデザイン」とは、能力や障害のレベルにかかわらず、さまざまな人が、簡単に、かつ自由度を高く、利用できるデザインのことを言います。

例えば、住宅や店舗などの建築物から、駅や道路といった都市空間、そして食品や日用品に関わるものまで、「ユニバーサルデザイン」が取り入れられたものが存在します。

障害のある方にフォーカスをした「バリアフリー」ではなく、年齢や国籍、障害などの個人差に関わらず利用しやすい「ユニバーサルデザイン」。

しかしながら、「外国人向け」や「若年層」と、「シニア向け」の対策では、相反するものも多くなってしまうのも現実です。これはインターネット環境においても同様のことが言えるでしょう。

そこで、今回はあらためてシニア層をターゲットとしたWebサイトで、どんなことに気を付けて制作していけばよいか、紹介したいと思います。

サイトマップのフッター配置

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手の込んだ「グローバルメニュー」や、さまざまなデザインの「バナー」は、ユーザーの関心を高める効果を、一般的には期待できますが、シニア層にとっては、あまり好まれません。

一方で、Webサイト全体がわかりやすくまとめられている「サイトマップ」がよく使われています。高齢者にとっては、「サイトマップ」の存在によって、スクロールをしなくても、ページを往来しなくてもいいメリットがあります。

そこで、「サイトマップ」は、ヘッダーにリンクを配置するよりも、フッターでサイトのコンテンツがすべて表示されるように設計した方が、効果的であると考えられます。

サイト内検索のサジェスト機能

「サイトマップ」と同様に、「サジェスト機能」も、高齢者のユーザーによく利用されています。

検索キーワードを入れても、打ち間違いや、不要なワードの入力など、何らかの理由で検索結果がゼロになってしまう可能性があります。

そのような事態を回避するために、入力したキーワードから、そのキーワードに続く候補を自動的に表示してくれるサジェスト機能があると喜ばれます。また検索結果についても、キーワードがハイライトされていると、シニア層にとって使いやすいデザインであると言えます。

カタカナ語はなるべく使わない

若年層のユーザーには好まれる横文字ですが、英語表記はもちろん、カタカナ語も、シニア層のユーザーにとっては不案内となります。どうしても難しいものは仕方ありませんが、出来るかぎりは、日本語表記をした方がよいでしょう。

例えば、「モバイル」よりは「携帯電話」、「ECサイト」よりは「通販サイト」といった表記に変えるということです。

新規ウィンドウはNG

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リンクをクリックすれば、新規ウィンドウで表示されますが、前の画面にどうやって戻っていいのかがわからない、またわかっていても面倒に感じるというのが、シニア層の感覚です。できるだけ新規ウィンドウを開かずして、利用可能なページ設計に心がけた方がよいでしょう。

フォントサイズを大きく

新聞でも、文字の大きさを変えて、読みやすいと好評になっていますし、書籍でも字の大きいものが読みやすいと、よく手に取られています。

これはWebサイトでも同様のことが言えます。フォントの大きさで、ユーザーの読む気持ちが変わってきます。心地よく読むことのできる理想的なフォントの大きさは16pxだと言われています。

説明文を入れる

アイコンは、コンテンツを充実させたい政策者にとっては、スペースを省略できるため、とても利便性の高い機能です。

しかし、高齢者のユーザーには、アイコンをクリックすれば、詳細な内容が表示されるという感覚が、あまりありません。したがって、扱っている製品やサービスに対して、興味を持ってもらいたい場合、説明文を長く載せるように心がけましょう。

電話受付

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高齢者だけではありませんが、インターネット上で購入する行為に、不安感を頂いているユーザーも少なくありません。さらに、クレジットカードでの決済となると、抵抗感がある方もいらっしゃいます。

そこで、電話受付を設けるなど、WEB以外の購入手段を設けるのが効果的です。電話番号は、トップページのわかりやすい位置に、お問い合わせ先として表記されていると、ユーザーに対して安心感を覚えてもらいやすくなります。

おわりに

最近はいわゆる「シニア向け」デザインのサイトは減ってきています。これは高齢者がインターネット利用に対して、慣れてきたことが背景にあると考えられます。そんな中で、高齢者のインターネット人口は、以前よりも確実に増えてきています。

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【引用:http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h25/html/nc123220.html

総務省の調査によると、インターネットの利用状況は、平成24年の時点で、65~69歳が60%以上、70~79歳が40%以上と、平成20年の状況と比べると、それぞれ20%、25%も利用率が上がっていることがわかりました。

しかしながら、SNSやクラウドサービスといったWebサイトの利用率は、まだそれほどまで高くありません。今後どのようになっていくのかも踏まえて、「シニア向け」サイトのユーザービリティについて、覚えておいてもよい知識でしょう。

ポイント 詳細
サイトマップの
フッター配置 
◆Webサイト全体がわかりやすくまとめられているのが、「サイトマップ」。
◆高齢者にとっては、スクロールをしなくても、ページを往来しなくてもいいメリット。
◆「サイトマップ」は、フッターでサイトのコンテンツがすべて表示されるように設計する。
サイト内検索の
サジェスト機能
◆入力したキーワードから、そのキーワードに続く候補を自動的に表示してくれるのがサジェスト機能
◆検索結果についても、キーワードがハイライトされていると、シニア層にとって使いやすい。
カタカナ語はなるべく使わない ◆英語表記、カタカナ語ではなく、出来るかぎり日本語表記をした方がよい。
新規ウィンドウはNG ◆リンクをクリックすれば、新規ウィンドウで表示されますが、前の画面にどうやって戻っていいのかがわからない、またわかっていても面倒に感じる。
◆新規ウィンドウを開かずして、利用可能なページ設計に心がけた方がよい。
フォントサイズを
大きく
◆フォントの大きさで、ユーザーの読む気持ちが変わる。
◆心地よく読むことのできる理想的なフォントの大きさは16px。
説明文を入れる ◆詳細な内容が表示されるアイコンは利用してもらいにくい。説明文を長く載せるように心がける。
電話受付 ◆インターネット上で購入する行為に、不安感を頂いているユーザーもいる。
◆電話受付を設けるなど、WEB以外の購入手段を設けるのが効果的。
◆電話番号は、トップページのわかりやすい位置に、お問い合わせ先として表記されていると、ユーザーに対して安心感を覚えてもらいやすい。

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この記事を書いた人

投稿者
佐伯 大史郎

北海道生まれ東京育ちのWebデザイナー。
元々、機械系の出身で車の開発に携わっていましたが、クリエイティブな環境を求めWeb業界に転身。今年で5年目になります。
趣味はテニスとビール。
日々、移り変わるWebのトレンドとテニスボールを必死で追いかけています。

セルバではWEBシステム開発からスマートフォンアプリ開発、デザイン、企画/マーケティングまでいかにコストを掛けず、成果を高めるのか研究し実践しています。企業、店舗のWEBシステム/アプリ開発のお手伝いさせていただいておりますので「WEBシステムの開発」「アプリ開発を依頼したい」「既存サイトのアプリ化」「サイト/アプリからの集客を増やしたい」など新規開発やリニューアルにご興味のある方は、ご相談だけでも構いませんのでお気軽にお問い合わせください。

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