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国内旅行サイトも注力 インバウンド(訪日旅行)施策を紹介します

はじめに

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【引用:http://www.mlit.go.jp/kankocho/topics08_000016.html

2003年、日本は訪日外国人を拡大させるべく「ビジット・ジャパン・キャンペーン」を実施。

当時、521万人だった訪日する外国人旅行者数は、2013年で1,000万人を超え、2014年には1,341万人を突破しました。【参照元:http://www.jnto.go.jp/jpn/reference/tourism_data/visitor_trends/pdf/2013_15_tourists.pdf

世界で重要な14市場で打ち出した誘致キャンペーンは成功し、10年前にくらべると、集客力は倍増しました。日本を観光立国にするべく、政府は2020年までに、外国人旅行者数を2,000万人にするという目標を掲げています。

国・地域別にみると、1位が台湾で276万人。続いて2位が、韓国で276万人。中国が3位で241万人とランクインしています。【参照元:http://www.nippon.com/ja/features/h00098/

しかしながら、旅行消費額で見ると、中国が1位。5,583億円で、全体の27.5%を占めています。次いで、2位が台湾で3,544億円、3位が韓国で2,090億円という順番です。支出の中でも、家電製品や日用品、ブランド品などの買い物や宿泊費、飲食費が、大部分を占めています。

この数字から、目立つのは、やはり中国人観光客のインバウンド消費です。

例えば、60%台だった都心部のシティホテル、ビジネス客数稼働率が、80%以上に拡大されています(参照元:http://www.mlit.go.jp/common/001055479.pdf)。また日本の旅行サイトも、中国人観光客をターゲットとしたサービスを展開しています

今回は、旅行サイトのインバウンド事業に対する取り組みを紹介します。

旅行サイトのインバウンド

【东京攻略】

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【引用:http://www.dongjinggonglue.com/

东京攻略」は、日本在住の中国人が、訪日中国人旅行者向けに、東京の観光や買い物、グルメに関する攻略記事を配信するポータルサイトです。Web制作会社の株式会社あとらす二十一によって運営されています。

コンテンツは、攻略記事だけではなく、日本で人気の企業や商品ブランドが紹介されたり、百貨店やドラッグストア、家電量販店などの店舗が取り上げられたり、またキャンペーンやクーポン情報も取得することも可能です。

さらには、中国最大のSNSである微博(Weibo)で公式アカウントを持っており、ソーシャルログイン機能も実装されていく予定です。

「中国人観光客の7割は、訪日前に商品購入を決定」(参照元:http://markezine.jp/article/detail/22779)してきている調査結果もあり、ほかのサイトでは取り上げられていない日本の魅力を、いかに発信していくことができるかが重要なポイントです。

【Voyagin】

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【引用:https://www.govoyagin.com/?lang=ja

旅行者に現地体験を仲介するC2C型のアクティビティサイトVoyagin」。旅行者は、現地のホストやガイドが企画した現地体験・ツアーを、購買することが可能。

現在のサイトは、日本語、中国、英語、フランス語で展開され、またアジアを中心に50か国で、約1,800件のアクティビティが提供されています。

2015年7月、楽天株式会社(以下、楽天)が、「Voyagin」を手掛けるVoyagin Pte. Ltd.の発行済株式の過半数を取得したことを発表しました。この流れを受けて、次は楽天が手がける「楽天トラベル」動向も紹介しておきます。

【楽天トラベル】

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【引用:http://travel.rakuten.co.jp/

楽天トラベル」は、7か国語10サイトで運営されています。2016年までに12か国語20サイトに拡大する予定。コールセンターも新設をして、中国語、韓国語、英語対応をしています。

今後は、インバウンド事業により期待をかけています。楽天トラベルには、29,550件のホテル情報があり、これからは予約者に対して、上記で取り上げた「Voyagin」のアクティビティ(現在、東京、関西、沖縄で1,000以上のアクティビティ)の提案が仕掛けられていくと予想されます。

また楽天トラベルは、観光パンフレットの電子化を計画していたり、ツアーミュージシャンの旅行体験を紹介するインターネットラジオを立ち上げたりと、インバウンド事業に対してかなり精力的に動いています。

【relux】

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【引用:https://rlx.jp/

プロが厳選した高級旅館・高級ホテルの予約サイト「relux」。サイト内では、1泊5万円以上するような一流施設が、数多く紹介されています。

宿泊施設に満足できなかったユーザーに対する全額返済制度は、1件も返却が発生しなかったため、サービス終了となっていますが、質の高いサービスが提供されているサイトとして定評があります。最近では、専門コンシェルジュがユーザーに対して宿泊施設に手紙を送るサービスも開始されています。

relux」を展開しているのは、株式会社Loco Partnersという旅行事業のスタートアップです。株式会社Loco Partnersは、インバウンド事業展開のため、中国・台湾の旅行代理店向けに訪日旅行予約B2Bサイト「relux グローバルプラットフォーム」を提供しています。

今までは個人旅行者のみが対象でしたが、13の旅行代理店をパートナーに事業拡大をしていく予定です。

また2014年には、3億3,000万円を資金調達(第三者割当融資)して、グローバルサイトを開設。対応する言語として、英語、フランス語、スペイン語、中国語繁体字、中国語簡体字、韓国語、タイ語、インドネシア語、ベトナム語、アラビア語の10か国。決済サービスで取り扱う通貨を12種類にしました。

具体的には、円はもちろん、USドル、ポンド、カナダドル、オーストラリアドル、ニュージーランドドル、ユーロ、元、バーツ、ウォン、ドン、ルピアです。

今後は、外国人旅行者に合わせて、日本人とは異なる価格帯でも宿泊施設を提供できるかどうかが、1つの鍵となっています。

インバウンド(訪日旅行)施策を紹介

インバウンド事例 詳細
东京攻略 ・日本在住の中国人が、訪日中国人旅行者向けに、
・東京の観光や買い物、グルメに関する攻略記事を配信するポータルサイト。
Voyagin ・旅行者に現地体験を仲介するC2C型のアクティビティサイト。
楽天トラベル ・7か国語10サイトで運営。2016年までに12か国語20サイトに拡大する予定。
・コールセンターも新設をして、中国語、韓国語、英語対応。
relux ・中国・台湾の旅行代理店向けに訪日旅行予約B2Bサイト
「relux グローバルプラットフォーム」を提供。
・10か国語・12貨幣を扱うグローバルサイトを開設。

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この記事を書いた人

投稿者
井上 博登

1980年・大阪生まれ、大阪育ち。立命館大学を卒業後、新卒でヤフー(株)に入社。
1年後に中山(代表取締役)と共に(株)セルバを起業。

見た目は営業、実態は「利益を出すこと」に徹底的にこだわるグロースハッカー。
費用を掛けず、いかにサイトの成果を上げられるのか、日々研究&実践している。

プライベートの趣味は旅行・バスケ・映画鑑賞。 二児のパパ。

セルバではWEBシステム開発からスマートフォンアプリ開発、デザイン、企画/マーケティングまでいかにコストを掛けず、成果を高めるのか研究し実践しています。企業、店舗のWEBシステム/アプリ開発のお手伝いさせていただいておりますので「WEBシステムの開発」「アプリ開発を依頼したい」「既存サイトのアプリ化」「サイト/アプリからの集客を増やしたい」など新規開発やリニューアルにご興味のある方は、ご相談だけでも構いませんのでお気軽にお問い合わせください。

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