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『スマホサイト VS アプリ』どっちで作る!?WEBとネイティブアプリの違いとは

スマホからのアクセス急増に伴い、近年ウェブサイトで重要とされているのが、スマホに対応したサイトをまず構築する「モバイルファースト」。そのため、スマホ対応したウェブサイトが増えているのですが、そこから更にサービスをアプリ化する流れが多くなっています。既にスマホ対応しているにも関わらず、アプリ化するメリットとは?そのポイントを解説します。

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1)強力な「プッシュ通知」が使える

ウェブサイトにはないアプリの特徴的かつ効果的な機能として、プッシュ通知が挙げられます。これまでは、店舗からの情報発信としてはメルマガが利用されてきました。しかし最近では、特に若者の間でキャリアメールよりもLINEといったアプリを利用する割合が高くなっており、メルマガの開封率は平均で10%前後。最も多い分布帯は0〜5%と、決して高いとは言えない状態です。その点、アプリのプッシュ通知は視認率としては100%。開封率も6割前後と言われています。例えばLINE@を利用している場合、開封率、CTRともに高い効果が出ているそうです。

つまり、プッシュ通知はメルマガに比べて、情報を顧客にリーチできる可能性が圧倒的に高くなります。また、実際の店舗を持っている場合は、店舗の近くにいる顧客だけにプッシュ通知を送信するなど、年齢や性別だけでなく、位置情報をもとに配信対象を絞った通知も可能です。これは従来のメルマガではカバーできなかったアプローチと言えるでしょう。

2)アイコンで認知を定着

スマートフォンの平均利用時間は、1日1時間以上利用する人が6割を超えるという調査結果があります。スマホは隙間時間に見ることも多く、特にホーム画面は1日に何度も目にします。そこにアイコンがあることで、ユーザーのサービスに対する認知を定着させることができます。プッシュ通知とうまく組み合わせれば、サービスの継続率、再帰率を高めることも可能です。

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(出典元:「スマホを1日1時間以上使う」62.6%、自宅でもスマホ利用90%以上など、スマホ/タブレットユーザーのWEBサイト利用動向10のポイント)

3)表示速度が早い

一般的に、ウェブサイトよりもアプリの表示速度のほうが速いとされています。ローカルで処理する機能に関しては通信回線速度も関係ありません。ユーザーが少ないストレスでサービスを利用できる点も、アプリの魅力の一つです。

4)操作性が高い

できる限り全てのプラットフォームに対応しようとするため、機能の制約が大きいウェブサイトに比べて、端末に特化しているアプリは操作性や機能性が高くなります。そのため、ウェブサイトでは実現できなかった表現を採用できる可能性があります。

アプリ化が成功した「iQon」

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iQon」というサービスをご存知でしょうか。「iQon」(アイコン)は、最近ユーザー数をのばしているファッション系のSNSサイトです。ユーザーは提供される商品画像(洋服やアクセサリーなど)を組み合わせてオリジナルのコーディネートを作成し、オシャレなコラージュ画像としてSNSに投稿します。気に入った商品は、サイトから直接購入することもできる仕組みです。

こちらのサービスは、ウェブサイトのみで運営していた当時はあまり知名度がありませんでした。しかし、アプリ化したところサービスが大ヒット。アプリよって、登録しなくても実際の機能を体験できるようにしたり、UIに工夫をしてサービスの利用をしやすくしたりしたところ、ユーザーのアプリ滞在時間も会員登録数も大幅に改善したといいます。現在は1日の投稿件数が3000件を超えているそうで、スマホ体験をうまく取り入れた成功例ですね。

ユーザー投稿型サイトなら断然アプリ化がおすすめ!

特に、ユーザーが情報発信行うCGMコンシューマージェネレーティッドメディア)を運営している場合には、アプリ化をおススメしています。CGMはユーザーからの投稿がコンテンツの命です。

しかし競合が存在する場合も多く、ウェブサイトだけでの差別化・サービス利用の定着はなかなか困難です。そのため、まずはウェブサイトのSEOで集客を行い、サービスの認知を高めた後、アプリに誘導して、ユーザーの固定化をはかる戦略が重要になってくるわけです。アプリはブックマークと違ってホーム画面にアイコンが表示されるため、ユーザーの再帰率が高い点を利用するわけですね。

その際に注意したいのが、アプリのUI・UX設計です。CGMは継続的にユーザーを増やし、投稿数と投稿の質を維持する必要があります。そのためには、ユーザーに「投稿して良かった」「また投稿したい」と思わせることが重要です。使いやすいUIであることはもちろん、SNSと連携させて情報をシェアする、自分の投稿へのリアクションに対するインセンティブを設定するなど、機能や運営に工夫をすれば、他サービスとの差別化をはかることができます。

CGMでアプリ化している事例

トリップアドバイザー

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口コミの旅行アプリとしてはトップのトリップアドバイザー。こちらのスマホアプリでは、PCで行きたい場所をチェックし、スマホで同期しておくと、オフラインでもチェックした場所が確認できるようになっています。海外で自由に通信ができない場合などに非常に便利な機能です。従来のウェブサイトは「オフライン」では利用できません。オフラインでもサービスを利用できる仕組みは、大きなアドバンテージになります。

tripadvisorスマホサイト

トリップアドバイザーではスマホサイトにアクセスした場合にページ上部にデカデカとアプリのインストールを薦める枠が表示されます。アプリをインストールしてもらった方が利用率が上がるので、アプリを持っているサービスではこのような見せ方が多いです。

クックパッド

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レシピのCGMサービスとして、国内で知らない人はいないといってもいいくらいの巨大サービスに成長したクックパッド。料理中に台所でちらちら見ることが多いサービスであるため、モバイル端末からの利用が多いと思います。アプリで利用できる機能はサイトとあまり変わらないですが、
マイフォルダにサブフォルダを作ることができるなど、アプリ独自の機能もあります。

クックパッドの場合、ユーザーに写真付きのレシピを投稿させるには、やはりモバイル端末対応が重要でしょう。アプリ化によってUIの操作性を高めたことも、レシピを集めるのに一役買っていると思われます。

Cookpad媒体別利用者

※クックパッドでは気になるデータもありまして、2013年始めにはスマホサイトとアプリの利用者の割合は『3:2』だったのが、『3:1』になっており、アプリの利用者が横ばいの中、スマホサイトの利用者が増えています。
最近話題になってきている『WEBへの回帰』でしょうか?

まとめ

アプリ化する4つのメリット

  • 1)プッシュ通知が使える
  • 2)サービスの認知を定着させられる
  • 3)表示が早い
  • 4)操作性が高い

CGMならアプリ化は特におすすめ!

というより、最近ではアプリの方を先に出す例が多いです。ただ、個人的には潤沢な広告予算がある時以外は、アプリだけだと流入方法がなく「詰んで」しまうので、SEOによるウェブからの流入も必要なケースを考え、スマホサイトとアプリ両方のリリースをおすすめしています。

追記:SEOが効きやすいCGMではSEOによる集客をアプリインストールに誘導するのが黄金パターンです。クチコミにマスクを掛けて、『もっと見るにはアプリをインストールしてください』とか。

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この記事を書いた人

投稿者
中山 健

株式会社セルバ代表取締役。学生時代にアルバイトでWEB製作会社に入りプログラムを覚える。大学卒業後SIerにて金融システムの開発に携わった後、再びWEB業界へ。

WEB系のプログラム言語とサーバー構築、さらにはCOBOLも出来ます!最近ではシステム開発だけでなく、SEOやマネタイズなどのグロースハックや企画を担当する事が多いです。

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