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人材サービス
更新日:2023年11月20日
投稿日:2021年11月22日
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求人サイトの料金体系まとめ|無料掲載のカラクリも解説!

求人サイトの料金体系は4つ!

求人サイトでのマネタイズには大きく分けて次の4種類のマネタイズ方法があります。

①掲載課金型
②応募課金型
③採用課金型
④オプション課金型

それぞれについて利用する企業目線でのメリットとデメリットについて詳細に解説していきます。サイトのブランディングの方向性を検討する際の参考にしてください。

掲載課金型

まずは掲載課金型について解説しましょう。掲載課金型の特徴やサイト例、メリット・デメリットについて説明します。

月額で課金を行う

掲載課金型とは、求人情報を掲載するだけで料金を発生させる仕組みです。たとえば、1ヶ月50万のように料金を設定し、掲載して会社から毎月料金を取ります。

新聞や求人誌も掲載課金型であり、一般的な広告に近いイメージでしょう。また、リクナビなどの大手求人サイトの多くも掲載課金型をとっています。

メリット

掲載課金型のメリットは、求人人数に制限がないことです。オープニングスタッフなど、多くの人手がいる際に役立ちます。また、求人数を増やすことでSEO的にもメリットがあります。

また掲載課金型は、応募者数が何人でも料金が一定なのもメリットです。応募が増えて想定以上に利用料金がかかってしまうことはありません。

デメリット

掲載課金型のデメリットは、たとえ採用人数が0人でも料金が発生することです。採用に繋がらなかった場合に費用が無駄になってしまいます。また、採用活動を中断している間も月額料金は取られます。

サイト例1)Doda

Dodaはパーソルキャリアが運営する大手求人サイトです。特にIT系の求人が豊富です。Dodaは求人サイトでありながら、転職エージェントのような人材紹介サービスも提供しています。

Dodaには次の2つの特徴があります。

  1. 5つの料金体系
  2. チケットで掲載コストを抑える

1. 5つの選べる料金体系

Dodaでは5つの料金体系が用意されており、25万円〜150万円で求人を掲載できます(4週間あたり)。

掲載課金型の求人サイトでは、このように複数のプランを用意するのが定石です。

2. チケットで掲載コストを抑える

チケットとは、求人原稿を一度にまとめてご購入いただくことで、1掲載あたりの採用コストをおさえ、より効率的な採用を可能にする商品です。

掲載時期が確定していない場合や、連続掲載しない場合に複数回まとめてご購入いただくことでコストダウンすることができます。

サイト例2)リクナビ

リクナビは株式会社リクルートが運営する大手求人サイトです。業界トップの求人数を誇り、求職者からも高い知名度を誇っています。特に大学生が就活をする際は、多くの場合リクナビを使っています。

リクナビの特徴は次の2つ

  1. 学生の行動履歴に基づいて企業を表示
  2. 企業に様々な採用サポートを行う

1. 学生の行動履歴に基づいて企業を表示

リクナビでは、学生の閲覧履歴や検索ワードから検索結果で上位に表示される企業をピックアップしています。

2. 企業に様々な採用サポートを行う

リクナビでは、企業の採用活動を支援する「リクルーティングアドバイザー」が在籍しています。求人掲載の場の提供はもちろんのこと、採用成功に導くサポートを行うことで掲載企業に価値を提供することが重要です。

応募課金型

続いて応募課金型について解説しましょう。応募課金型の特徴やサイト例、メリット・デメリットについて説明します。

応募ごとに費用が発生

応募課金型は、求職者から応募があった場合に費用が発生します。たとえば、1回の応募につき5000円、などと決められています。掲載課金型と違い、掲載するだけでは料金は発生しません。

メリット

応募課金型のメリットは、掲載段階ではコストがかからないことです。応募がなければ無駄に費用が発生することはありません。

応募課金型は採用率が高い企業に向いています。採用課金に比べてコストを抑えることができるでしょう。

デメリット

応募課金型は逆に、採用率が低い企業には向いていません。たとえば、10人応募があって1人しか採用しなかった場合、10人分の料金を支払わなくてはいけない訳です。

多くの人数を採用するのではなく、自社にマッチングする人を1人だけ採用したい場合、応募課金よりも採用課金の方が向いているでしょう。

サイト例)Base Upp

Base Uppは株式会社Up the Mark.が運営する求人サイトです。Base Uppには次の3つの特徴があります。

  1. 採用コストを抑えやすい
  2. 幅広い求職者をターゲットに
  3. 管理画面が無料利用可能

1. 採用コストを抑えやすい

Base Uppは採用コストを抑えやすい求人サイトです。1応募あたり2,500円〜となっており、業界最安値クラスです。

加えて、Base Uppは応募数が無駄に増えないような仕組みになっています。まず、複数の求人に対して一括で応募することができなくなっています。そのため、強い希望がない求職者から応募が来にくくなっています。また、同一人物は同じ求人に2回応募することができません。

このように応募数が増えにくくなっているため、採用コストを更に抑えられます。

2. 幅広い求職者をターゲットに

Base Uppは正社員、アルバイト、派遣社員など、様々な雇用形態の求人を出せます。加えて、BaseUppは日本全国の勤務地に対応しています。

また、様々な年齢層が使っている求人サイトのため、幅広い求職者に向けたアプローチが可能です。

3. 管理画面が無料利用可能

Base Uppは管理画面が無料で利用できます。管理画面では、項目に沿って回答していくだけで、簡単に求人を作成することができます。

加えて、応募者管理画面もあり、選考状態を確認したり、応募者のスキルなどを調べたりすることも容易です。

採用課金型

続いて採用課金型について解説しましょう。採用課金型の特徴やサイト例、メリット・デメリットについて説明します。

採用が決定したら費用が発生

採用課金型とは、採用決定時に初めて料金が発生するモデルです。求人掲載時、応募時では、料金がかかることはありません。

採用課金型を採用する求人サイトは、ハイクラス向けの場合が多いです。なぜなら、採用数を多くしたい場合より、質の高い人材を少数獲得したい企業の方が、このモデルと相性が良いからです。

メリット

採用課金型のメリットは、採用時以外に料金が発生しない点です。費用が無駄になりにくいです。採用課金型に適しているのは、採用人数よりも質を重視したい企業です。実際、ハイクラス転職のサイトでは採用課金型が多く採用されています。

デメリット

採用時以外料金が発生しない分、採用時の料金は高額です。そのため採用後にすぐ退職してしまった場合、大きな損失になると言えます。離職率が高い企業の場合、採用課金型は向いていないでしょう。

サイト例1)Green

Greenは株式会社アトラエが運営する求人サイトです。IT・Web業界に特化しており、エンジニア職の求人が豊富です。

Greenは成功報酬型であり、1人採用した場合に30〜90万円かかります。

Greenの特徴は以下の2点です。

  1. 職種より料金が変動
  2. 初期費用がかかる

1. 職種により料金が変動

Greenでは職種に応じて料金が変わります。各職種の、採用1人あたりの料金は次の通りです。

職種料金
・エンジニア・技術職
・経営・CxO職
120万円
・営業職
・企画・マーケティング職
・経理・管理・バックオフィス職
・専門職(金融/不動産/コンサルタント/士業
・クリエイティブ職(Web)
・クリエイティブ職(ゲーム/マルチメディア)
・エンジニア・技術職(電気/電子/機械/半導体)
90万円
・アシスタント・事務職・オフィスワーク
・サービス職(人材/店舗/医療)
・建築設計・土木・プラント職
60万円

2. 初期費用がかかる

Greenでは初期費用がかかります。初期費用は4つの利用プランによって変わります。

プラン料金
ライト60万円
ベーシック75万円
スタンダード90万円
プレミアム120万円

サイト例2)マイベストジョブ

マイベストジョブは、株式会社ファーストブランドが運営するアルバイト向け求人サイトです。学生やフリーターの方が多く利用しています。マイベストジョブはアルバイト向けでは珍しく、採用決定時に求職者にお祝い金が与えられます。

特徴は以下の2点です。

  1. 低コストで採用が実現
  2. 掲載件数と期間が無制限

1. 低コストで採用が実現

マイベストジョブは成果報酬型であり、掲載プランごとに1人あたりの料金が変わります。

採用1名につき、5万円、10万円、15万円の3プランがあります。プランは掲載期間中に変更することも可能です。※プランによって掲載できる雇用形態が違います。

2. 掲載件数と期間が無制限

マイベストジョブでは、求人の掲載件数・期間ともに無制限で利用することができます。求人情報の書き換えも自由にできます(都度審査は必要です)。

採用課金型のサイト構築はセルバにお任せ!

株式会社セルバでは、Webサイト構築を行っています。これまで求人サイトやポータルサイトなど、数々のサイトを開発した実績があります。

セルバで行っているのは、採用課金型のサイト構築です。採用課金型のWebサイトを作りたい場合、ぜひセルバにお問い合わせください。セルバではWebサイトの構築だけでなく、Webサイトの成果を最大化させるためのコンサルティングも担当させて頂きます。

オプション課金型

最後にオプション課金型について解説しましょう。オプション課金型の特徴やサイト例、メリット・デメリットについて説明します。

オプション機能で課金してもらう

オプション課金型とは、様々な付加的な機能に対して課金を行うモデルのことです。各求人サイトごとにオプションが用意されており、企業は自社に必要なオプションを選択して課金します。

オプション課金型の場合、掲載自体は無料であることも多いです。ただし、成果課金と一体型になっているサイトもあり、採用時にも料金が発生する場合はあります。

メリット

オプション課金型のメリットは、自社に必要な機能のみを取捨選択できることです。使わない機能に対し無駄に料金を支払わなくて済みます。そのため、費用対効果を最大化できるでしょう。

デメリット

オプション課金型のデメリットは、求人サイトによってはオプションをつけないと成果がほぼ得られない場合もあることです。オプションをつけないと、上位表示は見込めません。ライバル企業がオプションによって上位表示されている場合、自社への応募数が激減する恐れもあります。結局多くのオプションが必要になる場合もあるでしょう。

サイト例)キャリタス就活

キャリタス就活は、株式会社ディスコが運営する新卒向け求人サイトです。大学生・大学院生を中心に利用されています。キャリタス就活の特徴的なオプションは次の2点です。

  1. DM・メッセージ機能
  2. 検索動線オプション

1. DM・メッセージ機能

気になる学生に対してアプローチできるツールです。

キャリタス就活では、特別スカウト、E-DM、Web DM、ウェルカムメッセージなどさまざまな種類が用意されています。

2. 検索動線オプション

検索動線オプションは、学生からの認知獲得に効果を発揮するオプションです。

「企業検索結果画面上位表示」「企業検索結果連動キーワード広告」「企業検索結果アピール表示」などの中から選ぶことができます。

まとめ

本記事では、求人サイトの4種類のマネタイズ方法について解説しました。それぞれのマネタイズ方法のメリット・デメリットなどがお分かり頂けたかと思います。本記事で解説したことをまとめると、次の3つに集約されます。

  • 求人サイトには4種類のマネタイズ方法がある
  • サイトのブランディングを決定してからマネタイズ方法を選択するといい

サイトのブランディングで躓いている場合は、ぜひ株式会社セルバにお問い合わせください。セルバでは、求人サイトの構築、運用の他、Webサイトの効果を最大化するためのコンサルティングも行っています。

この記事を書いた人

投稿者
中山 健

株式会社セルバ代表取締役。学生時代にアルバイトでWEB製作会社に入りプログラムを覚える。大学卒業後SIerにて金融システムの開発に携わった後、再びWEB業界へ。

WEB系のプログラム言語とサーバー構築、さらにはCOBOLも出来ます!最近ではシステム開発だけでなく、SEOやマネタイズなどのグロースハックや企画を担当する事が多いです。

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