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「特別な日」で消費意欲を刺激する記念日マーケティング事例10選

誕生日や結婚記念日といった特別な日は、お祝いのプレゼントを送ったり、サプライズのサービスを利用したりと消費行動が活発になる傾向があります。そこで今回は、企業・団体が制定した事例を紹介しながら、「記念日マーケティング」ついて考えてみたいと思います。

記念日マーケティングとは

記念日マーケティングとは、自社の製品・サービスの売り上げアップ、認知率向上などを目的として、企業・団体が独自に制定する記念日と、それに関連したキャンペーンなどの販売戦略を指します。また、たとえばクリスマスのようにすでによく知られている記念日に新しい価値(○○を食べる。○○をする。など)を追加することも、記念日マーケティングの一環と言って良いでしょう。「記念日」を用いた独自のマーケティング戦略が記念日マーケティングの要諦です。

記念日マーケティングのメリット

記念日マーケティングにはどのようなメリットがあるでしょうか。ここで主なメリットを3つ挙げてみました。

消費を喚起しやすい

人は商品やサービスを購入する時に、何らかの理由を必要とすることが多いと言われています。記念日は消費者にその理由を与える効果があり、上手に展開することで売上の向上が見込めます。

継続的な売上が見込める

記念日は1年に1回、あるいは月・週に1回と定期的に巡ってきます。そのため、1度定着すれば、記念日の周期ごとに一定の売上が見込めるようになります。もちろん、継続して周知し続ける作業は必須です。

低予算で実現できる

独自に記念日を制定するのに費用は必要ありません。仮に後述する日本記念日協会から記念日の認定を受ける場合でも、登録料は1件10万円(税別)です。記念日の制定自体よりも、その主体であるコンテンツやキャンペーンに予算を投入したほうが賢明でしょう。

記念日マーケティングの戦略

記念日を制定したからといって、それだけですぐに売上が向上することはありません。ここでは記念日マーケティングを行う上でのポイントとなる戦略を5つにまとめました。

製品やサービスにマッチさせる

記念日を有効に活用するためには、自社(ブランド)の製品・サービスと親和性の高い日付を選ぶ必要があります。語呂合わせの他にも、製品・サービスの特徴をよく表している日付を選定しましょう。

継続を前提にする

1度だけキャンペーンをして終わりでは記念日マーケティングの効果はほとんどありません。繰り返して継続することを考えてください。毎月○日や○曜日に設定することもできますが、印象が薄れることもあるので注意が必要です。

メジャーな記念日を考慮する

バレンタインデーなど、すでに広く周知されている記念日と同日にすることは一見デメリットのように感じられます。しかしそれを上手に利用することで、付加価値として製品やサービスの利用を促すこともできます。

ニーズを的確につかむ

多くの場合、記念日マーケティングは販売促進を目的としています。そのため、ユーザーのニーズを的確に捉え、それに即した記念日イベントやキャンペーンを行うことが大切です。SNSなどを上手に活用してください。

日本記念日協会に申請する

記念日の制定に法的な規定はないので、誰でも自由に決めることができます。そこで第三者から認定を受けて、記念日の価値を上げるのも良いのではないでしょうか。日本記念日協会は、現在日本で唯一の記念日認定団体です。
日本記念日協会:http://www.kinenbi.gr.jp

記念日マーケティングの事例10選

それでは記念日マーケティングの事例を見てみましょう。各企業・団体がそれぞれに工夫して記念日を制定し、またいろいろなイベントで記念日を印象づけていることがお分かりいただけます。今回は、日本記念日協会により認定されている記念日をピックアップしました。

生パスタの日 毎月7日・8日及び7月8日

引用:http://www.zenmenren.or.jp

制定:全国製麺協同組合連合会
「生パスタの日」は、生(なま)の「な」で7、パスタの「パ」で8と、語呂合わせで制定された記念日です。毎月○日とすることで消費を喚起する機会を増やすことが期待できます。同連合会では、この他にも、1を1本の麺に見立てて、毎月11日と11月11日を「めんの日」に制定していて、ひとつの企業・団体が複数の記念日を持つ良い事例でもあります。

艶の日 2月8日

引用:https://www.shiseido.co.jp/tsubaki

制定:エフティ資生堂
「艶の日」は、同社が展開するヘアケアブランド・TSUBAKIにちなんだ記念日です。2017年2月8日~10日に新宿で開催された記念イベント「艶ミュージアム‐私を艶髪にしてくれる28のこと-」では、写真家の蜷川実花さんがディレクションしたコラボアイテムが2月上旬に限定発売されることが発表されるなど、記念日と自社製品の認知向上が巧みに連動されました。

午後の紅茶の日 5月5日

引用:http://www.kirin.co.jp

制定:キリンビバレッジ株式会社
「午後の紅茶の日」は、同名の紅茶飲料の発売30周年記念として制定されました。記念イベントは、パッケージのシンボルマークをユーザーの顔に変換できる特設サイトを設置し、当選者が作成したマークがそこに掲載されるというもので、記念日と商品名のハッシュタグを付けてSNSに投稿するのを応募条件とすることにより、効果的な拡散が図られました。

笹かまの日 7月7日

引用:https://www.kibun.co.jp/brand/sasakama

制定:宮城県蒲鉾組合連合会・株式会社紀文食品
「笹かまの日」は、すでに知名度のある日付を記念日とすることで、自社の製品のPRを効果的に行うことを可能にしています。7月7日には、毎年宮城県を中心として笹かまぼこの即売会などを開催中。練り物食品市場の活性化を目的として、団体と企業が共同で制定した珍しい記念日でもあります。記念日の由来は七夕が「笹の節句」とも言われることからです。

ONE PIECEの日 7月22日

引用:https://sp.shonenjump.com/j/op-20th-anniv

制定:株式会社集英社
「ONE PIECEの日」は、国内累計発行部数3億5000万部を超える同名の人気漫画の第1話が掲載された日を記念して制定されました。2017年は連載開始から20周年にあたり、東京ワンピースタワーにて、日本記念日協会から認定証が手渡されるなどのイベントが行われました。集英社はマンガ雑誌という豊富なコンテンツを持つことから、記念日マーケティングにおいても多様な展開が期待できます。

はなまるうどんの日 8月7日

引用:https://www.hanamaruudon.com

制定:株式会社はなまる
「はなまるうどんの日」は、国内外に広くチェーン展開している讃岐うどん店の記念日です。店名をそのまま記念日にすることにより、消費者により印象に残る戦略が取られていることが分かります。また、あえて夏場に設定することで、新たな消費を喚起しようという意図もうかがえます。2017年の記念日には公式アプリと連動したキャンペーンが展開
されました。

イトーヨーカドーの日 8月10日

引用:http://www.itoyokado.co.jp

制定:イトーヨーカドー
「イトーヨーカドーの日」の由来は、同社のロゴカークになっている鳩(ハト)から。2017年8月8~10日には、Twitter公式アカウントをフォローし、自身の好きな同社商品に「#イトーヨーカドー日」を付けて投稿すると、魚沼産コシヒカリが抽選でプレゼントされるというキャンペーンが行われました。SNSを効果的の使った記念日マーケティングの良い事例です。

ウイルソン・バドミントン・キセキの日 8月19日

引用:https://www.wilson.co.jp

制定:アメアスポーツジャパン株式会社
「ウイルソン・バドミントン・キセキの日」は、同社のラケットを愛用するバドミントンプレーヤー・松友美佐紀が、世界ランキング1位を獲得したことを記念して制定されました。2017年には、松友美佐紀モデルのラケットを購入すると記念グッズがもらえるキャンペーンを開催。さらに継続して毎年バドミントンの体験イベントなども予定されています。

那須塩原市牛乳の日 9月2日

引用:http://www.city.nasushiobara.lg.jp/shimin-top.html

制定:那須塩原市畜産振興会
「那須塩原市牛乳の日」は、同市の公式サイトに記念日認定の情報が掲載されるなど、行政と一体となった周知活動が特徴です。2017年の記念日当日には、那須塩原駅において、地元産牛乳で乾杯!というイベントが開催されました。また、地元高校への牛乳の無料提供も行われ、市民への牛乳の消費拡大という地域密着型の記念日マーケティングがなされています。

日本酒の日 10月1日

引用:http://www.japansake.or.jp

制定:全日本酒造組合中央会
「日本酒の日」が制定されたのは1978年。今回紹介している中で最も古く、唯一、日本記念日協会発足前からあった記念日です。このように既存の記念日を同協会に追認してもらうのも、記念日マーケティングの有効な利用法と言えるでしょう。毎年の記念日当日には、日本酒で乾杯している様子を公式サイトに投稿すると抽選で日本酒がもらえるイベントが行われています。

まとめ

今回は記念日マーケティングについて事例を挙げながら解説しました。自社の商品やサービスの認知向上・売上アップにつなげるためにも、上手に戦略を立てて、オリジナリティーの高い記念日を設定されることをおすすめします。

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この記事を書いた人

投稿者
井上 博登

1980年・大阪生まれ、大阪育ち。立命館大学を卒業後、新卒でヤフー(株)に入社。
1年後に中山(代表取締役)と共に(株)セルバを起業。

見た目は営業、実態は「利益を出すこと」に徹底的にこだわるグロースハッカー。
費用を掛けず、いかにサイトの成果を上げられるのか、日々研究&実践している。

プライベートの趣味は旅行・バスケ・映画鑑賞。 二児のパパ。

セルバではWEBシステム開発からスマートフォンアプリ開発、デザイン、企画/マーケティングまでいかにコストを掛けず、成果を高めるのか研究し実践しています。企業、店舗のWEBシステム/アプリ開発のお手伝いさせていただいておりますので「WEBシステムの開発」「アプリ開発を依頼したい」「既存サイトのアプリ化」「サイト/アプリからの集客を増やしたい」など新規開発やリニューアルにご興味のある方は、ご相談だけでも構いませんのでお気軽にお問い合わせください。

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