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自社サイトをよりバージョンアップする競合調査のススメ

自社サイトを常により良く改善して業績アップを図るためには、サイトの分析とともに、定期的に競合調査を実施することが必要です。そこで今回は、競合調査における代表的なツールの特徴と競合調査の手順について分かりやすくまとめました。

競合調査とは

競合調査とは、自社と競合する製品やサービスを扱っている他企業について調査・分析を行うことです。現在では、とくにWEBサイトを介して実施されるこれらの作業を競合調査と呼ぶことが多くなっています。自社と競合他社、両社のWEBサイトを詳細に解析することでユーザーの獲得や売上アップを目的とします。

競合調査のメリット

競合調査にはどのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは代表的な4つのメリットを紹介します。

収益の向上

自社と競合他社のWEBサイトについて詳しく分析・比較することにより、自社サイトにおけるコンテンツの優位性や、ウィークポイントが明確になります。それらを取捨選択して強化することで、WEBサイトの内容をより充実させ、自社製品やサービスの収益を向上させることができます。

新しい製品やサービスの手がかりになる

競合調査ツールによって明らかになった競合他社の優位性をそのままにしておくことはありません。その情報を、自社の新しい製品・サービスを開発する手がかりへとフィードバックできることが競合調査の強みです。また、開発サイクルを早くできるというメリットもあります。

新規ユーザーの獲得

競合調査ではユーザーの動向も詳しく知ることができます。自社サイトに来訪したユーザーがその前後に滞在するサイトは、自社サイトと共通の目的を持って訪れていることが多いため、そういったユーザーに積極的にアプローチすることで、新規ユーザーを獲得できる可能性があります。

費用対効果に優れている

今回紹介している競合調査ツールはいずれも無料で利用できます。また有料であっても、使用料はそれほど高価ではありません。他企業のWEBサイトよりもユーザーに感心を持ってもらうための費用としては、テレビCMなどの広告よりもはるかに安価です。

競合調査の手順

WEBツールを使った競合調査の手順を分かりやすくまとめました。

1.自社サイトの特徴を分析

最初に、PV(page view/サイト内のどのページが何回閲覧されたかを計測する指標)やユーザーの滞在時間など、自社サイトの特徴を詳細に分析しましょう。分析方法や情報の役立て方はこちらの記事が参考になります。
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2.コンテンツごとの人気を調査

自社サイトを詳細に分析すると、ユーザーからどのコンテンツがよく見られて(利用されて)いて、どのコンテンツがあまり人気がないかが分かります。人気の高いコンテンツに注力し、そうでないコンテンツには、テコ入れを図る、リソースを割くのをやめるなどの対応が必要です。

3.ユーザーの流入状況を確認

サイト内の分析が済んだら、自社サイトについて、ユーザーがどこから来てどのサイトに行っているのかを調査してみましょう。これらのサイトにユーザーが訪れる理由を分析することで、自社の製品やサービスのユーザーとして取り込め可能性があります。

4.関連キーワードを選定

自社サイトにユーザーを呼び込むための検索キーワードを明確にすることで、競合するサイトもよく分かるようになります。サブキーワードやキーワード同士の組み合わせなども含めて列記することで、より的確なキーワードを抽出することができます。

5.自社が含まれる業界を把握する

競合調査ツールの中には、自社の製品やサービスが含まれるのがどのような業界かを知ることができるものがあります。既存の企業の新サービスや新しく立ち上げられる同業者など、自社と競合する企業は日々変化するので、こまめな確認が必要です。

6.競合するWEBサイトを見つける

それでは、いよいよ具体的に競合サイトを見つけます。ここで役に立つのが前述の検索キーワードです。そのキーワードを使ってGoogleやYahooで検索を実施したとき上位表示されるWEBサイトが、自社と競合していて、かつ人気のあるWEBサイト(企業)と考えて良いでしょう。

7.自社サイトと競合サイトのアクセス動向を比較

次に競合するWEBサイトのアクセス数などを調べてみましょう。競合調査ツールを利用すれば、WEBサイトのURLを入力するだけでアクセス動向を見ることができます。データを分析して自社サイトにフィードバックすることで対策を立てることができます。

8.競合サイトのコンテンツを調査

自社サイトで行ったように、競合サイトにおいてどのコンテンツに人気があり、どのくらいの滞在時間があるかなどを調査・解析します。この結果を踏まえてコンテンツの強化・改良を行うことで、自社サイトの内容を常に充足させることが可能になります。

9.競合サイトの検索キーワードを調べる

競合サイトの検索キーワードを調査することで、ユーザーの興味の対象や、競合サイトがどのようなキーワードでユーザーを確保しようとしているのかが分かります。ユーザーが自社サイトに訪れるきっかけは検索に寄るところが大きいので、これを分析することで新規ユーザー獲得につながります。

10.競合サイトの変遷を確認

競合サイトのデザインやコンテンツの変遷を確認することで、そのサイトがどこに注力し、どのように製品やサービスをユーザーに購入してもらおうとしたかが分かります。アクセス解析と連想させて調査することで変更が成功したか失敗したかが判断できるため、自社サイトの改善に有用です。

競合調査に活用できる代表的なWEBツール

競合調査を行うためには専用のWEBツールを使う方法が一般的です。そこでここでは、競合調査に活用できる代表的なツールを紹介します。ウェブツールなのでアカウントを作成すれば利用できます。

1 Google

https://adwords.google.co.jp/KeywordPlanner

 

検索大手のGooglから提供されているサービスには、主に自社サイトの分析に効果的に利用できるものがあります。後述するSimilarWebなどの総合的な競合調査ツールと組み合わせて使うと良いでしょう。主なサービスは次のとおり。
・キーワードプランナー
自社のWEBサイトや自社が含まれる業界について、関連性が高いキーワードが分かります。
Google Analytics
自社サイトへのユーザーのアクセス動向などについて詳細に解析できます。
Google Search Console https://www.google.com/webmasters
検索アナリティクスの機能を利用して、検索キーワードを分析することが可能です。

2 SimilarWeb

https://www.similarweb.com/ja

「SimilarWeb」は、総合的な競合調査ツールの中でもっともメジャーな存在の一つです。競合すると考えられるサイトのURLを入力するだけで、検索キーワードやアクセス解析などのトラフィック分析が可能。有料の「SimilarWeb PRO」では、最大37カ月さかのぼってデータを取得できるなど機能がさらに充実しています。

3 User Local EC競合調査ツール

http://ec.userlocal.jp/competitor

「User Local EC競合調査ツール」は、Amazonや楽天といったECサイト(商品やサービスを販売するサイト)から競合する店舗を抽出することができます。サービスの利用にはUser Localが提供する「User Insight」の導入が必要です。同社には他に「EC価格調査ツール」も用意されています。

4 ARGOS

http://www.argos-service.com/

「ARGOS」は、WEBを巡回する独自のロボット(プログラム)を使って、24時間365日、リアルタイムで競合サイトやスマホアプリの監視・計測を行うことができる競合調査ツールです。監視端末を選べるので、PC・Android・iPhoneなど任意にターゲットを絞り込めるのが特徴です。

5 Klout

https://klout.com/home

「Klout」では、たとえばTwitterであれば、フォロワー数・リツイート数・いいねの数などからSNSにおける自社サイトの影響力を、数値として可視化して分析することができます。競合他社のアカウントの影響力も計測できるため、差別化を図りやすくする利点もあります。日本語未対応。

6 Majestic SEO

https://ja.majestic.com

「Majestic SEO」 では、世界最大級のリンク情報データベースを利用して、サイトの閲覧状況やコンテンツがどの層に人気がるかなどを多面的に分析することができます。「SEOプロ用」「メディアアナリスト向け」「起業家向け」「デベロッパー向け」など対象が分かれているため、自社に合ったデータの活用ができます。

7 SEO TOOLS

http://www.seotools.jp

「SEO TOOLS」は、検索順位や検索キーワード、被リンク件数などのSEOアクセス解析をリアルタイムに行うことができる競合調査ツールです。サイトのURLを入力するだけで解析ができ結果も分かりやすく表示されるので、とくに個人や中小企業事業者、SEO対策初心者のサイトのブラッシュアップに役立ちます。

8 User Heat

http://userheat.com

「User Heat」は、ヒートマップ機能を使って、WEBサイトのどこを熟読し、どこをクリックし、どこで終了したかといった、ユーザ行動を分析できるツールです。サイト内が色分けして表示されるため、Web解析の経験の浅いユーザーでも直感的に内容を理解できます。月間30万PVまで無料で計測が可能。

9 マイサイト被リンクチェックツール

http://hanasakigani.jp

「マイサイト被リンクチェックツール」では、対象サイトの被リンク数をカウントすることができます。競合サイトとの被リンク比較も可能なので、検索順位を上げるための対策をかんげるのにも役立ちます。また、データをCSVファイルで保存することもできます。

10 Wayback Machine

https://archive.org/web

「Wayback Machine」は競合調査専用のツールではありませんが、時系列で過去のWEBサイトの状態を見ることができるため、競合サイトのウェブデザインがどのように変遷したかを確認できます。強化、あるいは縮小・中止したコンテンツを過去にさかのぼって確認するときなどに便利です。

まとめ

競合調査は、他企業サイトとの差別化を図り、自社の製品やサービスの売上をアップさせるためにとても効果的な手段です。今回紹介したそれぞれの競合調査ツーツの特性を理解し、ぜひ自社のサイトの特性に合わせて使い分けてください。

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この記事を書いた人

投稿者
中山 健

株式会社セルバ代表取締役。学生時代にアルバイトでWEB製作会社に入りプログラムを覚える。大学卒業後SIerにて金融システムの開発に携わった後、再びWEB業界へ。

WEB系のプログラム言語とサーバー構築、さらにはCOBOLも出来ます!最近ではシステム開発だけでなく、SEOやマネタイズなどのグロースハックや企画を担当する事が多いです。

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