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2017年11月29日

WorpPress / Movable Type / スクラッチ、それぞれのメリット・デメリット

Webサイトを作成するには、大きく分けて、WordPressやMovable TypeといったCMSを使う方法と、スクラッチで構築する方法があります。しかしながら、どれがどんなWebサイトに適しているかはっきりと分からないという方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、WordPress・Movable Type・スクラッチについて、それぞれのメリットとデメリットをまとめました。

関連用語解説

最初に、WordPress・Movable Type・スクラッチの解説に出てくるいくつかの用語について簡単に説明します。

オープンソース

ソースコード(ソフトウェアの設計図に該当する数値・文字列。プログラム)を、インターネットなどを通じて無償で公開し、自由に改良・再配布が可能にすることを指します。

CMS

Content Management System(コンテンツ管理システム)の略称です。専門知識がなくても比較的簡単にWebサイトを作成でき、また、テキストや画像・動画といったコンテンツを管理・更新することが可能です。CMSプラットフォームも同じ意味と考えて良いでしょう。

HTML

Hyper Text Markup Languageの略称です。Webサイトを作成する時に用いる基本的なマークアップ言語(文章の構造や視覚効果を規定するための形式)です。

CSS

Cascading Style Sheetsの略称です。主にWebページのレイアウトや装飾を指定するために、HTMLと組み合わせて使用されます。

WorpPress

引用:https://ja.wordpress.com/

WordPress(ワードプレス)はオープンソースのCMSです。W3Techsという市場調査サービスのリサーチでは、世界のウェブサイトの実に29.0%にWordPressが使われていると報告されています。2位のJoomlaもオープンソースのCMSですがその差は約9倍。圧倒的なシェアを持つ人気のCMSであることが分かります。

W3TechsによるWordPressのシェア 2017年4月時点
https://w3techs.com/technologies/overview/content_management/all

WorpPressのメリット

1.Webサイト構築やカスタマイズが簡単

WordPressを使うと、HTMLやCSSの知識がなくても簡単にWebサイトを作ることができます。また、Webサイトのデザインの決めるテーマ(テンプレート)や機能を拡張させるためのプラグインが豊富があり、カスタマイズ性が高いこともメリットです。サイト管理者にとっては、引き継ぎが容易にできるのも有益と言えます。

2.情報が多い

CMSで作成されたサイトに限った場合、全世界でのシェアが59.8%になるという調査結果(前述のW3Techsによるリサーチを参照)からも分かるとおり、WordPressはとても多くの人に利用されています。そのためインターネット上に情報が豊富にあり、分からないことがあっても比較的簡単に解決方法にアクセスできます。

3.無料で利用できる

WordPressは基本的に無料で利用できるので、導入にあたってのハードルが低いこともメリットとして挙げられます。また、Webサイトのデザインや仕様の変更にかかるコストを低く抑えることができます。

WorpPressのデメリット

1.サポートがない

WordPressには原則的にサポートがありません。これは不具合が出てもすべて自己責任で解決しなければならないことを意味します。活発な取引が行われるECサイトなどで利用するのは不安があると言えるでしょう。無料というメリットを享受できなくなるものの、心配であれば有料サポートを契約するという選択肢もあります。

2.セキュリティへの懸念

WordPressはソースコードが公開されているため、ハッカーがその情報を簡単に参照でき、脆弱性を発見しやすいというデメリットがあります。更新を確実に行い常に最新バージョンに保つことや、プラグインやテーマを公式サイト、もしくは信頼できる配布先から入手するなど、Webサイトのセキュリティに対して自己防衛が必要です。

Movable Type

引用:https://www.sixapart.jp/movabletype/

Movable Type(ムーバブル・タイプ)は、アメリカのシックス・アパート株式会社が開発したCMSプラットフォームです。ブログやWebサイトの作成、コンテンツの管理などの機能がパッケージ化されていることから、前述のWordPressと後述するスクラッチとの中間に位置付けることができます。ECサイトで考えた場合、年商1億円くらいのWebサイト構築に向いていると言えます。

MovableType のメリット

1.Data APIが利用できる

Data APIとは、Movable Typeの管理画面を経由せずに、スマートフォンなどから直接コメントや記事の編集・追記、画像のアップロードなどが行える機能です。さらにAPIを拡張することで独自のプラグインやサービスとの連携が可能なため、より自社のWebサイトにマッチした機能を追加することができます。

2.開発元からのサポートがある

Webサイトは1度構築してそれで終了ではありません。コンテンツやシステムの更新をはじめとして、日頃からメンテナンスが必要になります。Movable Typeなら、万が一トラブルが発生したときでも、メールでテクニカルサポートを受けることができます。

3.高いセキュリティ

簡単な方法を使ってWebページのソースを調べることで、利用しているCMSを判別することができます。ハッカーはこれらの情報から脆弱性をついて攻撃を行いますが、Movable Typeであれば情報を容易に秘匿できるため、こういったリスクを軽減することができます。また、管理画面を公開サイトとは異なるURLに設置することも可能です。

Movable Typeのデメリット

1.ライセンスが複雑

Movable Typeは、原則的にライセンスを購入することで利用できるCMSプラットフォームです。ライセンスは複数あり、また料金設定も細分化されているので、導入にあたってどれを購入すれば良いか分かりづらいことがデメリットとして挙げられます。現在、法人に対しては、ソフトウェア版(オンライン及びパッケージ)とクラウド版の有償ライセンスのみ提供されています。また、個人には無償ライセンスが提供されますが利用形態に制限があります。

2.導入には専門的な知識が必要

Movable Typeのデメリットとしては、導入までの手順が複雑なことも挙げられます。Webサイト作成のための専門的な知識が必要になるため、場合によっては社内に専任の担当者を置かなくてはならないかも知れません。将来的な拡充を考慮した場合、最初からスクラッチ(後述)でのWebサイト構築を視野に入れることをおすすめします。

スクラッチ

スクラッチとは、原則として既存のパッケージを利用しないでWebサイトの構築やシステム開発を行うことを指します。流用する部分がまったく無い場合は、とくにフルスクラッチと呼びます。

スクラッチのメリット

1.機能に柔軟性がある

スクラッチのメリットとしては、まず機能の柔軟性が挙げられます。最初から自社のWebサイトに最適化されて構築されるため、機能を自由に盛り込むことができるのがその理由です。このような汎用性の高さや後述するセキュリティに強いというメリットは、年商数十億になるような大規模ECサイト構築に最適と考えられます。

2.デザインの自由度が高い

デザインの自由度が高いのもスクラッチのメリットです。競合他社との差別化を考えるなら、フルスクラッチでのWebサイト構築を選択するのが得策と言えるでしょう。WordPressやMovable Typeでも個性的なWebサイトを作ることは可能ですが、テーマのベースが同じであるため、目のこえたユーザーから見れば、凡庸なデザインと捉えられかねません。

3.セキュリティに強い

既存のCMSは多くの場合オープンソースであるため構造を容易に知ることができ、セキュリティという点では好ましくありません。スクラッチであれば、他にはないオリジナルな構造を持ったWebサイトを構築できるため、自ずとセキュリティを高めることができます。

スクラッチのデメリット

1.コストが高い

スクラッチのデメリットのひとつはコストの高さです。独自にシステムを開発するため、大規模なWebサイトだと、ときに数百万円を超える費用が必要になる場合があります。コストに見合うだけの機能が必要か、構築前に熟慮されることをおすすめします。

2.構築までに時間がかかる

同様の理由で、スクラッチはWebサイト構築に時間がかかります。ごく簡単なWebサイトであれば、WordPressなどと同じように短時間で作成することも可能ですが、それではスクラッチを採用する意味が薄れてしまいます。

まとめ

今回は、WordPress・Movable Type・スクラッチのメリットとデメリットをまとめました。それぞれに一長一短がありますので、構築したいウェブサイトの特徴や規模に合わせて使い分けると良いでしょう。また、Web制作会社が持つノウハウはサイト制作の基本的な方向付けから役に立ちます。ぜひご活用ください。

※記載した情報は執筆時のものです。最新情報は公式サイトでご確認ください。

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この記事を書いた人

投稿者
中山 健

株式会社セルバ代表取締役。学生時代にアルバイトでWEB製作会社に入りプログラムを覚える。大学卒業後SIerにて金融システムの開発に携わった後、再びWEB業界へ。

WEB系のプログラム言語とサーバー構築、さらにはCOBOLも出来ます!最近ではシステム開発だけでなく、SEOやマネタイズなどのグロースハックや企画を担当する事が多いです。

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