share
  • >
  • ブログトップ>
  • 枚方つーしんに見るローカルメディアの作り方とは
ポータルサイト
2017年12月5日

枚方つーしんに見るローカルメディアの作り方とは

いま、全国各地でローカルメディアの開設が進んでいます。

政令都市に指定されている人口50万人以上の地域情報を扱うローカルメディアから人口数万〜数十万程度の市の情報を扱うローカルメディアまで、規模の大小を問わず多様なサイトが運営されています。

2017年11月時点で運営されている地域情報サイトの例をいくつか挙げます。

にいがた通信


【引用:http://gata21.jp/】

 

新居浜びず

【引用:https://niihama.biz】

 

宮崎てげてげ通信

【引用:http://visit.miyazaki.jp/】

 

一方で、ローカルメディアが乱立する、運営が継続できず更新が放置されているメディアも見かけるようになりました。

収益化が難しいといわれるローカルメディアの中で、マネタイズに成功したサイトの実例をあげるならば、「枚方つーしん」が有名ではないでしょうか。

本稿ではローカルメディアの先駆者である「枚方つーしん」を例に、地域情報サイトを作る上で参考にすべきポイントを紹介します。

枚方つーしんとは

【引用:http://www.hira2.jp/】

枚方つーしんは大阪府市枚方市に特化した情報を毎日更新するローカルメディアです。2017年11月現在、月間約240万PVを誇る人気の地域情報サイトとして広く認知されています。

ローカルメディアの成功事例として全国から取材や講演依頼で賑わっていて、地域情報サイトで収益を検討している人であれば一度は目にした経験があるのではないでしょうか。

枚方つーしんの歴史

枚方つーしんは、元お笑い芸人の本田一馬氏が個人で始めた情報サイトから始まりました。
ローカルメディアを運営していく過程で知りあった人と意気投合し、ひとつの事業として共同経営することで一人では出来なかった営業に動くことができ、一気に運営の幅が広がります。

現在は専門の運営スタッフも増え、主に枚方市内の企業からのバナー掲載や記事広告などの広告収入やコワーキングスペースの運営などで事業モデルが成り立っています。

このことから、枚方つーしんは地域情報サイトにおけるマネタイズの成功事例として、多数のメディアに取り上げられているのが特徴です。

枚方つーしんがローカルメディアとして成功した3つの理由

乱立するローカルメディアの中で、枚方つーしんが事業として成功した理由はどこにあるのでしょうか。枚方つーしんのサイトがローカルメディアの中でも成功したと考えられる理由を3つ紹介します。

企業らしさを感じさせない

枚方つーしんの記事を読むと、”企業らしさ”を一切感じさせない内容であることに気づきます。

ひとりの枚方市民によってサイト運営がスタートしたローカルメディアの背景ならではの持ち味が読者である枚方市民に刺さりました。

企業からの発信はどうしても広告寄りの内容になってしまいがちです。しかしながら枚方つーしんでは一人の市民の視点に立って記事が作られているため、住民にとって近く近親感を覚え、口コミで広まっていったのではないでしょうか。

親しみを感じるメディアであることがリピーターを生み出しているのだと考えられます。

市民が参加しやすい媒体になっている

枚方つーしんには、市民からの情報を広く受け付けている窓口が用意されています。

地域に根付いた情報を提供するローカルメディアにとって、新規開店や閉店といったニーズの高い情報が鮮度高く更新される傾向があります。

以前はコメント投稿欄も設けられていましたが、ユーザー同士で荒れるケースがあったため現在は閉鎖されています。代わりに、誰でも投稿できる掲示板が市民同士で情報を交換しあう場所として提供されています。

この掲示板機能が、枚方つーしんの日々の新着記事を読む以外の行動が継続ユーザーの獲得に繋がっているのではないでしょうか。

読まれやすい記事を戦略的に生産している

月に100本以上の記事を制作する編集スタッフはコンテンツマーケティングを意識して記事の執筆にあたっています。

そのノウハウなどは全国各地で開催されるイベントやセミナー・勉強会で紹介されています。中でも、細部にこだわった運営方針が枚方つーしんのメディア運営を支えしているのではないでしょうか。

具体的に更新されている記事内容から特徴的なものを挙げると、

  • 枚方市内の情報を更新するのはもちろん、あえて枚方市外の情報を掲載する
  • 枚方とは一見関係ないが一般的に話題になっているキーワードと枚方市を絡めた記事の制作を行う
  • 市役所や中学校など、市民が利用する施設職員や生徒との交流を取材記事にまとめて地域一体感を出している
  • 広告記事が取材記事や一般記事よりも多くならないように調整して投稿されている

特に最後に挙げた広告記事に関して補足するならば、企業のPRを兼ねたコンテンツばかり増えると一気に広告メディアの印象が強まり市民目線の印象が薄れてしまいます。これを防ぐためには、月刊単位で記事の配信計画を練り、タイムスケジュールのように広告記事と一般記事の構成を練っているものだと考えられます。

この更新計画が枚方つーしんのメディアが独自のブランディングに成功している要因の一つになっていると考えて間違いないでしょう。

まとめ

ローカルメディアで収益化を目指すには長期的に運営を続ける体力や資金が必要不可欠です。

ローンチすればすぐに売り上げが急上昇するものでは決してありませんが、ローカルに特化した地位を得やすく、軌道に乗れば安定的な収入が期待できます。

また、ローカルメディアを運営後、自社の商品やサービスに誘導するといった流れの収益化も考えることができるでしょう。

※下記ボックスにコメントすると、あなたのタイムラインに本記事へのリンクが投稿されます。

※下記ボックスにコメントすると、あなたのタイムラインに本記事へのリンクが投稿されます。

この記事を書いた人

投稿者
中山 健

株式会社セルバ代表取締役。学生時代にアルバイトでWEB製作会社に入りプログラムを覚える。大学卒業後SIerにて金融システムの開発に携わった後、再びWEB業界へ。

WEB系のプログラム言語とサーバー構築、さらにはCOBOLも出来ます!最近ではシステム開発だけでなく、SEOやマネタイズなどのグロースハックや企画を担当する事が多いです。

Twitter
Facebook

セルバではWEBシステム開発からスマートフォンアプリ開発、デザイン、企画/マーケティングまでいかにコストを掛けず、成果を高めるのか研究し実践しています。企業、店舗のWEBシステム/アプリ開発のお手伝いさせていただいておりますので「WEBシステムの開発」「アプリ開発を依頼したい」「既存サイトのアプリ化」「サイト/アプリからの集客を増やしたい」など新規開発やリニューアルにご興味のある方は、ご相談だけでも構いませんのでお気軽にお問い合わせください。

ご相談・お見積
ページトップ