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「フリーミアム」ってなに?ビジネスモデルの解説と失敗しない方法とは?

フリーミアム」という言葉を聞いたことはありますか?特にスマホ業界にとって、なくてはならないこの考え方は、実はウェブサービス全般と非常に相性の良いビジネスモデルです。今回は、きちんと理解しておきたい「フリーミアム」というビジネスモデルについてご説明します。

フリーミアムとは

フリーミアムとは、FreePremiumをドッキングさせた造語で、エントリーはフリーだけれど、すべての機能を利用したり、特別な機能を利用したりするために、有料版を購入する必要があるビジネスモデルのことです。期限付きの体験版は無料で提供するけれど、継続利用するためには製品版を購入する必要があるというビジネスも、フリーミアムに分類されます。

フリーミアムなサービス事例

DropBox

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手軽に利用できるオンラインストレージとして人気のDropBox。オフラインのデータとオンラインのデータを勝手に同期してくれるので、いちいちデータをアップロード・ダウンロードしなくて済むので助かります。基本的に無料で利用できますが、容量をアップできる有料プランが用意されています。

Evernote

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あらゆる情報を一元管理できるEvernote。情報収集や資料の整理などに役立つサービスとして人気です。エントリーモデルの利用は無料。月額450円のPremium会員になると、保存できる容量が4倍になるなどの追加機能が利用できます。

LINE@

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多くの店舗や企業が利用しているLINE@も、フリーミアムモデルを採用しています。ひとまずアカウントを開設するのは無料で、より充実した機能を利用するためには月額で費用がかかります。価格は5000円ほどですが、LINEの公式アカウントを開設するための莫大な費用に比べれば手軽に始められる値段のため、利用する店舗が増えています。

クックパッド

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Webレシピ業界でトップを独走中のクックパッド。有料のプレミアム会員になると、お気に入りに登録できるレシピ数が増えるのに加えて、レシピを人気順に並べ替えることなどができるようになります。

実際、人気のあるレシピを確認するためだけに有料会員になっているユーザーも多いのではないでしょうか。月額280円(2015年2月現在)という価格も、「払ってもいいか」と思わせる絶妙な設定です。

フリーミアムのメリット

エントリーの敷居が低い

サービスの利用開始にあたって費用が発生しないため、ユーザーはお試し感覚で利用を開始することができます。特にWebサービスと親和性の高いフリーミアムは、ダウンロードや会員登録で利用できるサービスが多いのがポイントです。

Webサービスであれば、わざわざ店舗に出向く必要がないため、ふと思い立ったときにそのタイミングで利用を始めてもらえるというメリットがあります。そのために、フリーミアムでエントリーの敷居を下げておくのは有効な戦略だと言えるでしょう。

ユーザー数を獲得しやすい

スマホアプリの宣伝などで、「○○万ダウンロード突破!」や、「○○万ユーザーが使ってる!」などの売り文句をよく目にしますよね。無料のサービスは「とりあえず使ってみようかな」という感じで、あまり抵抗感なくサービスを利用開始できるため、ユーザー数を獲得することが容易です。

有名ニュースサイトやブロガーに取り上げられてバズらせることができれば、一気にユーザーを獲得できる可能性があります。ユーザー数が増えれば広告収入も期待できるため、有料プラン以外の収益源を確保することにもつながります。

フリーミアムのデメリット

ユーザーを定着させることが難しい

エントリーが容易である反面、優れたサービスでないと継続的に利用してもらうことが難しいのがフリーミアムモデルです。ユーザーはスタートでお金を払っていないため、「これは使えないな」と思った瞬間に即利用をやめてしまうのです。アプリであれば削除されてしまうこともあるでしょう。

フリーミアムの場合、ユーザーが継続して利用したいと思うようなサービスを提供できるかどうかが、最初から有料のサービスに比べて非常にシビアになってきます。

課金させるポイントの見極めが難しい

基本的な機能やエントリーを無料で提供するということは、逆に言うと、その機能だけでユーザーが満足してしまう可能性があるということです。

そこで、「かゆいところに手が届きそうで届かない」サービス設計が必要になってきます。機能が少なすぎれば利用してもらえず、十分すぎれば有料プランに誘導できない。ほどよい落としどころと、ユーザーが納得できる値段の見極めが鍵になります。

フリーミアムを上手に利用して集客UP

無料で始められるフリーミアムは、サービスが優れていれば爆発的にユーザーを増やせる可能性があります。まずはサービス設計やデザイン、課金させるポイントなどの戦略を綿密に練ることが重要です。そのうえで、口コミや広告などを上手に利用してユーザーを獲得していけば、有料機能だけでなく、広告収入も見込めるサービスを展開できるのではないでしょうか。

まとめ

    • フリーミアムとは「エントリーは無料で、オプションのプランや機能を有料とするビジネスモデル」のこと
    • ユーザーにサービスを利用開始してもらいやすく、ユーザー数を増やすのに向いている
    • ユーザーのアクティブ率を上げにくい、どの機能から有料とするかの見極めが難しいという一面もある

フリーミアムを取り入れることはサービスモデルの根幹に関わります。
大勢の人に使ってもらうことが前提となり、収益化にも時間が掛かります。
また、リリースしてからの改良も多く必要となってきますが、この「収益化するまでの運営費」を勘定にいれず、スタートするケースが多くみられます。
開発費だけでなく、収益化できるまでの運営費の確保が出来るかどうか?を起ち上げる際に考える必要があります。

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この記事を書いた人

投稿者
中山 健

株式会社セルバ代表取締役。学生時代にアルバイトでWEB製作会社に入りプログラムを覚える。大学卒業後SIerにて金融システムの開発に携わった後、再びWEB業界へ。

WEB系のプログラム言語とサーバー構築、さらにはCOBOLも出来ます!最近ではシステム開発だけでなく、SEOやマネタイズなどのグロースハックや企画を担当する事が多いです。

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