ビジネスチャンス?!成功する『人材派遣の求人サイト構築術』まとめ
※この記事は過去の記事に追記したものです
「自分のペースで働きたい」「専門分野を活かした仕事をしたい」「正社員に近い条件で勤務したい」。
そんな希望を実現させる働き方の1つが、派遣社員です。働き口を探すうえで、派遣求人に特化した求人サイトは欠かせない存在です。
今回は、人材派遣の求人サイトを分析しながら、成功するサイトの構築術について解説していきます。
拡大する派遣人材マーケット
【引用:http://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/4hanki/dt/pdf/2016_1.pdf】
2016年5月に発表された総務省統計局による労働力調査によると、正規の職員・従業員数が3325万人であったのに対して、非正規労働者数は、2007万人でした。なお、非正規労働者数は、ここ数年2000万人前後を推移しています。このうち派遣社員は、132万人でした。前年比で12万人増加をしています。
非正規労働者が増えている主な理由として、男性が「正規の職員・従業員の仕事がないから」、女性は「自分の都合のよい時間に働きたいから」が挙げられます。
とくに派遣社員数の上昇は、目立つものがあります。厚生労働省の「雇用の構造に関する実態調査」では、派遣労働者が就業している主な産業は、「情報通信業」(26.9%)や「金融業、保険業」(19.1%)、「製造業」(18.3%)、「不動産業、物品賃貸業」(17.6%)です。
これらの業界では、採用ニーズが高くなっている現状です。派遣人材採用のトレンドを、ビジネスチャンスと捉えて、派遣求人に特化した求人サイトが数多く立ち上げってきています。
もちろん失敗するサイトもあれば、成功し続けているサイトも存在します。人材派遣マーケットが拡大しているからこそ、成果を上げるサイトを立ち上げたい。そこで人気の高い求人サイトを分析しながら、勝つための人求人サイト構築術を紹介していきます。
目次
■準備①(リサーチ編)
■準備②(目標設定編)
■準備③(コンテンツ編)
■サイト構築(制作編)
■リリース後
■よくある質問・回答
■まとめ
準備①(リサーチ編)
求人サイトは、いきなり構築して、オープンできるものはありません。まず初めに人材派遣の求人サイトについてリサーチをしていきます。どんな求人サイトがあるのか、みていきましょう。
2タイプの求人サイト
人材派遣の求人サイトには、一般的に2種類の求人サイトがあります。1つは、人材派遣会社の求人サイトです。もう1つは、人材派遣会社が扱う求人を掲載する情報サイトです。
ユーザーの視線からでは、2つの違いはわかりにくいのですが、前者は、やりたい仕事や最終的な行き先・目標が決まっている派遣労働者、後者は数多くの情報から求人を検索・比較していきたい派遣労働者に適していると言えます。
それぞれのタイプで、代表的なサイトを紹介していきます。
求人サイト一覧(人材派遣会社サイト)
【スタッフサービス】
【引用:http://www.staffservice.co.jp/】
「スタッフサービス」は、人材業界最大手リクルートグループの人材派遣会社スタッフサービスグループのサイトです。オフィス・ものづくり・IT・メディカル・マニュファクチャリングの5分野の求人に特化したサイトもあります。
【ジョブチェキ!】
【引用:https://www.jobcheckit.com】
人材ビジネスランキングNO1を獲得しているテンプグループの派遣求人サイトが「ジョブチェキ!」です。常時、3万件以上の求人を取り扱っています。
【パソナ】
「パソナ」は、人材派遣業界最大手で外資系の株式会社パソナが運営するサイトです。国内の派遣求人だけではなく、正社員への転職や海外求人も取り扱っています。
【アデコ】
【引用:http://haken.adecco.co.jp/】
有名なスイスに本部を置く人材サービス企業、アデコ株式会社の人材派遣サイト。大企業求人から外資系企業、海外求人まで幅広く紹介されています。
【インテリジェンスの派遣】
【引用:https://haken.inte.co.jp/】
「インテリジェンスの派遣」は、転職サイト「DODA」で、お馴染みの株式会社インテリジェンスの人材派遣サイトです。コーディネーターの対応満足度が高いサービスです。
■求人サイト一覧(人材派遣情報サイト)
【リクナビ派遣】
【引用:http://haken.rikunabi.com/】
「リクナビ派遣」は、求人サイト「リクナビ」ブランドを持つリクルートグループの人材派遣サイトです。求人件数は、3万以上で全国でも最大規模の求人サイトです。
【マイナビ派遣】
株式会社マイナビが運営する派遣求人サイト「マイナビ派遣」。土日でも新着求人が更新されています。また人気が高い企業求人を中心に検索できるサービスもあります。
【はたらこねっと】
「はたらこねっと」は、「バイトル」などの求人サイトを運営するディップ株式会社によって手がけられています。600社以上の派遣会社や求人会社の仕事情報を掲載しています。
【エン派遣】
【引用:https://haken.en-japan.com/】
人材サービスのエンジャパン株式会社の派遣会社ポータルサイト「エン派遣」は、こだわり条件を設定して、アプリを活用しながらスキマ時間に求人検索が可能です。
【派遣@ぱる】
【引用:https://haken.val.ne.jp/h_user/jsp/toppage】
「派遣@ぱる」は、企業のシステム・Web・人材戦略を通して企業サポートを行う株式会社アイルが運営しています。160社の派遣会社・求人企業の求人情報を掲載しています。
競合サイトの戦術を知ろう
次に、これらのサイトが、どのような方法で売上やアクセス数をあげているのか、みていきましょう。ビジネスモデルと競合サイトの分析です。
【人材派遣の求人サイトのビジネスモデル】
代表的な人材派遣の求人サイトを紹介してきましたが、他にも多数の求人サイトが存在します。ほとんどの場合、どのサイトも人材派遣業、ないしはインターネット広告のビジネスモデルを採用しています。
人材派遣業では、一時的に労働力を求めている企業に対して、人材派遣事業者が、自社の契約スタッフを派遣して、労働力を提供することで、クライアントから派遣料金を得るビジネスモデルとなっています。派遣労働者に求人を案内する窓口として、人材派遣サイトが存在します。
また、このような人材派遣サイトの求人情報を集めて掲載し、広告収入を得るビジネスモデルが、派遣求人情報サイトのやり方です。
【引用:http://www.yano.co.jp/press/pdf/1460.pdf】
矢野経済研究所の「人材ビジネス市場に関する調査結果 2015」では、人材派遣業の市場規模は、3兆7701億円で拡大傾向にあると発表されています。
なお、人材派遣業界でトップシェアを誇るのは、デンプホールディング(3624億円)と、パソナグループ(2086億円)です。それぞれ30.5%と17.5%のシェアがあります。この2社だけではなく、人材派遣事業者の売上は全体的に好調です。この流れを受けて、求人情報サイトも同様に、盛況なマーケット状況です。拡大する市場で売上を伸ばすために、しのぎを削っている状況です。
そこでマーケットのシェアを獲得していくために競合となる会社、サイトの特徴を見ていきましょう。
競合サイト分析
競合サイトをリサーチするには、「SimilarWeb」がツールとして便利です。
「SimilarWeb」
【引用:https://www.similarweb.com/】
「SimilarWeb」に、競合サイトのULRを入力すると、検索ランキング・訪問者数・平均滞在時間・平均
PV・平均直帰率がわかります。それだけではなく、流入経路も調べることが可能です。検索エンジン(GoogleやYahoo!など)・直接アクセス(ブックマーク・お気に入り)・流入元(被リンク)・SNS・メールなどです。
実際に「SimilarWeb」を用いて、代表的な求人サイトを調査してみました。
<人材派遣会社サイト>
サイト名訪問者数平均
滞在時間平均PV平均
直帰率流入経路
直接 アクセス |
検索 エンジン |
流入元 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
スタッフサービス | 13万5500 | 2分22秒 | 2.49ページ | 59.64% | 18.88% | 64.82% | 15.05% |
ジョブチェキ | 48万3600 | 7分25秒 | 6.55ページ | 39.82% | 24.12% | 12.73% (メール) |
50.56% |
パソナ | 48万800 | 3分07秒 | 3.06ページ | 60.23% | 24.59% | 53.51% | 19.51% |
アデコ | 17万6100 | 3分42秒 | 3.99ページ | 51.34% | 18.22% | 18.92% | 44.28% |
インテリジェンスの派遣 | 24万5200 | 1分43秒 | 1.94ページ | 77.87% | 34.83% (SNS) |
27.05% | 22.22% |
<人材派遣情報サイト>
サイト名訪問者数平均
滞在時間平均PV平均
直帰率流入経路
直接 アクセス |
検索 エンジン |
流入元 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
リクナビ派遣 | 130万 | 4分05秒 | 4.67ページ | 47.35% | 27.43% | 35.10% | 29.34% |
マイナビ派遣 | 26万3800 | 2分16秒 | 3.02ページ | 61.56% | 16.14% | 44.39% | 15.24% |
はたらこねっと | 92万5000 | 4分55秒 | 4.89ページ | 43.88% | 27.84% | 41.39% | 24.19% |
エン派遣 | 170万 | 4分17秒 | 4.65ページ | 56.40% | 30.34% | 35.83% | 22.31% |
派遣@ぱる | 17万4100 | 2分22秒 | 2.26ページ | 68.10% | 31.96% | 21.00% | 38.38% |
これらの結果は、以下のようにまとめられます。
- 訪問者数は、10万台から、「リクナビ派遣」や「エン派遣」など100万以上のアクセスを集めているサイトまであります。全体的には、人材派遣会社よりも人材派遣情報サイトが訪問者数を集めています。
- 平均滞在時間は、約2~4分前後です。「ジョブチェキ!」のみ7分台です。
- 平均PVは約2~4前後です。「ジョブチェキ!」のみ6PVを超えています。
- 平均直帰率は、多くのサイトが50%以上ですが、「ジョブチェキ!」「リクナビ派遣」「はたらこネット」は、30~40%台です。
- 主なアクセス経路は、検索エンジンです。直接アクセスや流入元からのアクセスも見られます。「インテリジェンスの派遣」のみSNSが多く、Facebookやはてなブックマーク、Twitterからの訪問者がメインとなっています。
これらの特徴からわかることは、高いアクセス数を集めたとしても、PVや滞在時間が短くて、直帰率が高くなるケースもあるということです。サイトの運営によって収益に結び付けるためには、少なくともユーザー登録や、求人エントリーやカウンセリング予約まで進めていく必要があります。そのためにも、次のステップを見ていきましょう。
準備②(目標設定編)
競合サイトのリサーチが終われば、ゴール設定に進みます。とくに、サイトの目的・ターゲット・差別化・目標を決めていく必要があります。
サイトの目的を明確にしよう
人材派遣の求人サイトの目的は、ユーザーが希望する条件と、企業が募集している求人ニーズをマッチングさせることです。なぜなら、求人マッチングをすることで、求人サイトに収益が発生するからです。
ただし、人材派遣情報サイトの場合は、人材派遣会社の求人を掲載しているサイトです。人材派遣会社から広告報酬を得るため、アクセス数・応募数といった成果が重要視されます。
いずれにしても、派遣人材の求人サイトは、派遣情報を提供することで、企業と人材の課題を解決することが求められます。
具体的にターゲットを決めよう
ここで、どのターゲットにむけた集客をするのかが、重要になってきます。
ターゲットとは、
- 年齢
- 性別
- 地域
- 期間(長期・中期・単発)
- 職種(オフィス系・販売系・医療系・クリエイター系・IT系・製造系など)
- 労働条件(正社員・派遣社員・契約社員・単発スポット)
- 希望条件(未経験者歓迎・土日祝休み・週2~3日勤務・交通費別途支給・服装自由など)
などに細分化されます。
【引用:https://inq.dip-net.co.jp/Q/auto/ja/salescontact/form/?scref=h_prd】
例えば、「はたらこネット」は、20~40代の女性を中心とした人材にターゲティングをして、アクセスを集めていることがわかります。
強みをどうするのか考えよう(差別化対策)
ターゲットに対して情報を配信する場合、サイトの差別化をはかる必要があります。ユーザーは、どんな特徴を持つサイトか、他サイトとどう違うかを見極めています。
差別化をはかることができるポイントとして、
- 求人掲載数が、日本で最大級。
- 会員数が、業界でトップクラス。
- 運営会社の認知度が高い、または関連サイトがブランディングされている。
- 特定の求人情報に絞ってサービスを提供している。
- 独自のシステムやサービスを構築している。
- 検索機能だけではなく、サイトの特徴にあった特集記事やコンテンツを配信している
などがあります。
例えば、「工場求人ジョブズ」は、工場・製造業の派遣求人に特化したサイトです。Man to Man株式会社が運営しており、東海エリア中心に求人情報を掲載しています。
サイトの目標と時期を明確にしよう
サイトの方向性が定まってきたら、具体的なゴールを決めていきます。新規で求人サイトを構築する場合は、目指したい数値、既存サイトであれば改善したい目標です。
目標数値にしやすいのは、
- 成約件数
- 新規登録
- エントリー数
- 掲載求人件数
- PV・アクセス数
- 広告インプレッション数・クリック数
- 滞在時間
- 直帰率
など。
ここで重要なのは、「成約件数をあげる」ことを目標にすることではなく、「1年後に、月間成約件数を30件から50件にする」と、具体的な目標を設定します。そのために月間で何件の面接・面談、新規登録、アクセスが必要かを逆算していくことが可能です。
すなわち、ゴールを実現する期日も決めると、ロードマップがみえてきます。どのフェーズで、どんな対策をすればよいか、が定まってきます。
ポータルサイトができあがった後の集客方法を考えておこう
段取りの最後として、求人サイトをオープンした後に、どうやって集客していくのか、考えていきます。
「Similar Web」で調べたように、ポータルサイトへユーザーが流入してくる、おもな経路は、検索エンジンからです。
どのような方法で、アクセスを促すことができるでしょうか。
ネットでの集客方法
<検索エンジン>(共起語検索調査ツール)
検索エンジンで重要なのは、キーワードの選定です。いわゆるSEO対策を行うことで、集客をしていきます。
サクサクlaboの「共起語検索調査ツール」は、キーワードを入力すると、GoogleとYahoo!で、検索結果上位のコンテンツの中から、頻出するキーワードを共起語として表示されるサイトです。
【引用:https://www.sakurasaku-labo.jp/tools/cooccur】
「派遣」というキーワードで調べてみます。調査結果には、「求人」や「人数」「労働」「事業」「事務」といったキーワードがあがってきます。
<検索エンジン>(Google Adwords)
ほかにもキーワードを考える上で、キーワードを考える上で、有力なツールに、「Google Adwords」の「キーワードプランナー」があります。
「Google Adwords」の「キーワードプランナー」
【引用:https://adwords.google.co.jp/keywordplanner】
「キーワードプランナー」では、検索ボリュームや、広告グループ、キーワード候補を調べることが可能です。
例えば、「アデコ」のサイトURLを入力してみると、「千葉 ニュータウン 派遣」や「土日 のみ 派遣」「都筑区 求人」「草津市 求人」「求人 大阪 事務」などが、キーワード候補にあがってきます。
また「はたらこネット」は、「単発の仕事」「wワーク求人」「求人 一宮市」「事務 正社員 東京」「単発 派遣 バイト」「人気 派遣 会社」が検索ボリュームの多いキーワード候補としてあがります。
<検索エンジン>(検索調査)
キーワードを選定する方法を紹介してきましたが、実際に、求人サイトは検索エンジンで位表示されるのかをチェックしてみましょう。想定されるキーワードをあげて、検索してみます。以下、自然検索結果での上位5位のサイトを挙げます。
キーワード検索結果(上位5位)
「派遣 事務 大阪」 | 「エン派遣」「リクナビ派遣」「はたらこネット」「とらばーゆ」「事務派遣ネット」 |
「派遣 外資系 東京」 | 「リクナビ派遣」「インテリジェンスの派遣」「エン派遣」「スタッフサービス」「はたらこネット」 |
このように求人に関連するキーワードであれば、ほとんどの場合、人材派遣会社サイトか、人材派遣情報サイトが上位表示されることがわかります。
準備③(コンテンツ編)
必要な機能・コンテンツを考えよう
一般的な人材派遣求人サイトのコンテンツを事例にします。ターゲットや、サイトの特長によって、内容は変わります。
コンテンツ内容
<必須の機能・コンテンツ> | ■トップページ ■お知らせ一覧/詳細 ■サイト紹介/説明 ■検索機能/詳細 ・こだわり検索条件を選択する ・業界から選択する ・キーワードから探す ■求人公開機能/詳細 ・求人紹介 ・この仕事にエントリーする。 ・写真・動画情報 ・この求人に関連・類似する求人情報 ・人材派遣会社の紹介(人材派遣情報サイトのみ) ■利用規約 ■お問い合わせフォーム ■サイトマップ |
<欲しい機能・コンテンツ (優先度:高)> |
■新着求人 ■新着登録会 ■新着研修 ■特選・おススメの求人 ■人気のキーワードから探す ■大手企業の求人特集 |
<欲しい機能・コンテンツ (優先度:中)> |
■人材派遣の仕組み ■人材派遣のメリット ■派遣Q&A ■調査・アンケート記事 |
<欲しい機能・コンテンツ (優先度:低)> |
■転職Q&A ■履歴書・職務経歴書の書き方 ■掲載求人数/登録会員数/求人サポート実績 ■電話でのお問合せ(電話番号/受付日時) |
優先順位の高いコンテンツは、もっともユーザーに読まれる可能性があり、アクセス数も見込めるページになります。ほかにも、入れたいコンテンツがあるか、整理してみましょう。
サイト構築(制作編)
サイト構築に準備しなければならないもの
サイトを制作していくために、契約や素材を準備しておく必要あります。
<契約関係>
サーバー/ドメイン/SSL
<サイト内の素材関係>
サイト内で利用するテキスト/写真/アイコンなど素材/動画
自社で準備できるものはしておきましょう。ただし、契約や素材に関して、内容や予算にあわせて制作会社に相談した方がよい場合もあります。例えば、サーバーについては、想定される規模や機能に合わせ、弊社(株式会社セルバ)からも提案させて頂いています。
サイト構築の流れ
サイト作成のプロセスについて、以下、弊社のフローをモデルケースとして、参照してください。
1.ご依頼~発注まで
ご依頼内容を基に、お見積書を作成・提出いたします。
お見積りにご納得いただきましたら、ご契約を交わします。
2.設計(要件定義・概要設計・詳細設計)
まずは、要件定義にてご依頼内容の詳細を詰め、お客様がイメージされているものを具体的にしていきます。その後、具体的に決まった内容をシステム・デザイン面の要件としてまとめる概要設計を行い、詳細設計にて概要設計の内容を、開発時の設計書まで落とし込んでいきます。
3.制作(開発・テスト)
設計書に沿って、開発をします。開発後は、要件定義・設計にそって開発できているか、動作不具合がないかを社内で確認いたします。
またお客様でも要件定義の内容を満たしているか、動作不具合がないか、品質に問題がないかをご確認いただきます。お客様によるご確認で新たに発生してきた軽微なご要望を対応いたします。
制作費用
サイトの制作費用について、以下、弊社のフローを、モデルケースとして参照してください。
初期費用:250万円~(デザイン・コーディング: 100万円~ / システム開発: 150万円~)
月額費用:4万円~(お問い合わせ対応 / サービス監視 / 問題発生時の原因調査・復旧対応)
※サーバー・ドメイン・SSL・メルマガ配信ASPに関する費用は除く
制作期間
サイトのコンテンツによっても誤差はありますが、一か月前後が目安です。
リリース後
リリース後の運用は何が必要なのか、考えておこう
<自社(お客様)ですること>
・コンテンツ・新サービスの企画
・コンテンツ・新サービスの原稿作成
<システム運営会社(株式会社セルバ)ですること>
・サービスの死活監視
・不具合発生時の復旧対応・原因調査
・各種お問い合わせ対応 etc.
よくある質問・回答
【Q】デザインは、自由に変更できますか?
【A】変更は可能です。ただし、見積の範囲内でできる内容になります。想定以上の変更をする場合は、別途費用が必要です。
【Q】目標や戦略をどうやって立てればいいかわりません。
【A】KPI(重要業績評価指標)やKGI(重要目標達成指標)などの指標をもとにして、つくっていきます。ゴールを実現するために、PDCAも必要です。弊社に相談して頂いた際、これらの事項を組み立てていくために、綿密に打合せをさせて頂きます。
【Q】サイト構築後に、サポートはしてもらえますか?
【A】弊社では、電話やメール、打合せを通して、サポートをさせて頂きます。とくにシステムの運営に関するサポートを強みとしております。
【Q】人材派遣会社を創設して求人サイトを開設するか、人材派遣求人の情報サイトを構築するか、どちらが良いでしょうか?
【A】どのような求人サイトを構築したいとお考えでしょうか。ポータルサイトのようなイメージであれば、情報サイトが適しています。人材ビジネスをされている場合は、求人サイトを活用して、人材派遣事業に展開する方法も1つです。必要であれば、ベストなサイト制作を弊社からも提案させて頂きます。
【Q】スマートフォンからのアクセスを増やせますか?
【A】スマホの最適化が求められています。学習ポータルサイトでも、スマホ検索が増えています。表示スピードや軽さへの対応が必要です。弊社でも、レスポンシブデザインやモバイルファースト対応をしておりますので、お気軽にご相談ください。
まとめ
目次まとめ
準備①(リサーチ編) | ■下調べをしよう ・代表的なサイトを知る →人材派遣会社:「スタッフサービス」「ジョブチェキ!」「パソナ」「アデコ」「インテリジェンスの派遣」 →人材派遣情報サイト:「リクナビ派遣」「マイナビ派遣」「はたらこネット」「エン派遣」「派遣@パル」 【競合サイトを探す】 ■サイトの目的を明確にしよう ■具体的にターゲットを決めよう ■強みをどうするのか考えよう(差別化対策) ■サイトの目標と時期を明確にしよう |
準備②(目標設定編) | ■ポータルサイトができあがった後の集客方法を考えておこう ・共起語検索調査ツール、「Google Adwords」の「キーワードプランナー」を活用する。 |
準備③(コンテンツ編) | ■必要な機能・コンテンツを考えよう ・必須の機能・コンテンツ(トップページ・新着情報一覧・求人検索機能) ・欲しいコンテンツは、優先順位の高いものからピックアップ。 |
サイト構築(制作編) | ■サイト構築に準備しなければならないもの ・ 契約関係(サーバー・ドメイン・SSL) ・ サイト内の素材関係(サイト内で利用するテキスト・写真・動画) ■サイト構築の流れ(ご依頼・発注→設計→制作) |
リリース後 | ■リリース後の運用は何が必要なのか、考えておこう ・ 自社(お客様)ですること(コンテンツの企画・原稿作成) ・ システム運営会社ですること(サービスの死活監視・不具合発生時の復旧対応・原因調査・各種お問い合わせ対応) |
求人サイト制作をお考えの方へ
セルバでは集客とSEOに力を入れた求人サイト構築のパッケージ「サクット求人」を作成しています。
サイトの企画から参加し、ご希望に合わせた機能でカスタマイズを行います。リリース後もマーケティングを一緒になって考えさせていただきます。
求人サイト制作をお考えの方はぜひページ下の「ご相談・お見積り」からお問い合わせください。
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