なんといってもブランド力!LINEを使ったキャンペーン事例3選
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LINEのビジネス利用は当たり前!?利用社数増加推移とその理由
皆さんLINEというアプリケーションはご存知ですか?そのLINEの機能の1つであるLINE@が今、ビジネスの世界で大注目されています。今回はそんなLINE@の機能や大注目されている理由について徹底解説します。
全世界で520万社がLINE@を利用!LINE@の現在
現在、LINEのユーザー数は日本国内で約6500万人、友だち総数は93憶人(2017年06月15日)、10代~50代の国内利用者数はTwitter、Facebookを抑え第1位を誇る巨大なコミュニケーションプラットホームへ成長しました。また、全年代を合計した国内利用者数も第1位となっています。そもそもLINEは韓国NHN株式会社(現:ネイバー株式会社)傘下の日本法人NHN Japan株式会社(現:LINE株式会社)が開発したスマートフォン向けアプリケーションです。2011年6月23日にサービスを開始し、わずか19か月後の2013年1月18日に利用者数が1憶人を突破。その後も爆発的な勢いでユーザー数を増やし続け現在に至ります。
そんな大人気のアプリケーション「LINE」が2012年12月にリリースしたサービス「LINE@」が今、ビジネスの世界で主に「自社へのアクセス増加」を目的としたツールとして大注目されています。LINE@を利用している企業の数は全世界で520万人を突破。そのほとんどの企業から「店舗やオンラインショップへのアクセス数が爆発的に増加した」、「年間サービス売上が昨年の数倍に」など、驚きの声が届いています。
企業がLINE@を利用する理由とは
上記にもありますが、企業がLINE@をビジネスに利用する理由のなかで「集客・販売促進の担うツールになりえるから」というのが最も重要視されているファクターだといえます。
「サービスで1番重要なのは、お客さんからのアクセス!」そんな考えを持ち、一昔前には「メルマガ」、最近では「Twitter」「Facebook」などを利用しセールやキャンペーンの告知、クーポンの配布などの施策を打っている事業主さんは多いと思います。しかしこれらだけでは利用者の年齢層が偏っていますし、運用にも限界があります。実際、ターゲットを絞ったサービスの認知度は一部でしか成果が報告されていません。このような行き詰まりの中登場したのが「LINE」であり、今現在大注目を浴びているサービスが「LINE@」です。
LINE@の便利な機能とは
企業がLINE@を利用するメリットとして上記のような「利用者の年齢層が幅広い」ということのほかに、事業主目線として「従来の便利な機能と、従来には無かった革新的な機能」を多数備え付けているとという点があります。
ここからはそんな「LINE@」の便利な機能を3つ、紹介します。
便利な機能その1:メッセージ一斉送信
1つ目はメッセージ一斉送信機能です。これは従来のメールにも備わっている機能です。アカウントと友達になっているお客様に一斉にメッセージを送ることができます。また文字だけでなく写真やムービー、アンケート等も送信できるようになったことで、お客様が従来にはないコンテンツを利用できるようになっています。
便利な機能その2:1:1トーク
2つ目は1:1トーク機能です。お客さまやファンからの問い合わせに対して、LINEのトーク同様直接コミュニケーションできるのでスマートフォンとPCから、いつでもどこでもお問い合わせに対応することが出来ます。企業がマイノリティーの意見を聞く機会が少なくなっている昨今にぴったりのソリューションとなっています。
便利な機能その3 :タイムライン機能
タイムライン機能はお客様やファンのタイムライン上に情報を投稿することができます。LINEのタイムラインはTwitterその他のSNSとは違い「いいねボタン」1つではなく、6種類の表情がある「顔文字」を使うことで投稿されたコンテンツを評価できます。またコメント機能も備わっているので顔文字と合わせて2段階の評価ができるほか、お客様同士で疑問を共有し、企業もそれを反映し事業を発展させることも可能です。ユーザー側と企業側が双方向に交流を交わすことでブランドやサービスに親近感を覚えてもらう効果があります。
LINEを利用した起業の成功例3選!
小売店:創業121年の老舗文房具店のLINE@利用術
【参照:http://www.daimarufujii.co.jp/central/】
1つ目の事例は札幌市にある老舗文房具店「大丸藤井セントラル」です。大丸株式会社の子会社であるこの会社は近年の文房具離れの影響を受け、利用者は年配の方が多い状況でした。新しい世代の客層を開拓するためにLINE@を利用した際のポイントをまとめると以下の通りです。
LINE@のポイントまとめ
- 若いお客様に来てもらいたいということでLINE@を活用
- 若い人に合ったメッセージを心がけることで開封率20%を達成
- 開設後、1週間から10日ほどで設定から初回配信ができた
- オリジナルPOP、ポスター、店内モニター、チラシ等、様々な方法でLINE@開設を告知
- 予めメッセージを作成し、複数人でチェックすることで配信ミスを防止
- 求人情報を掲載することで実際に応募があった
美容系:全国に20店舗を展開するネイルサロン店のLINE@活用術
【参照:https://page.line.me/nailtat】
2つ目の事例はネイリストやネイルサロン、専門学校などにネイル関連商品を提供しネイル専門店を展開する「TAT」です。この会社は自社スタンプが欲しいという理由から「LINE@スタンプ作成キャンペーン」に応募し(LINE@キャンペーンは終了しました)、抽選は外れたものの登録者(友だち)の数が1万人を突破し今では欠かせないツールになっています。ポイントをまとめると以下の通りです。
LINE@のポイントまとめ
- 販促ツールをとして求めていたわけではなかったが、利用後利用者が1万人を突破。
- 店舗にあるQRコードやホームページ、各種SNSを利用し友達(登録者)が爆発的に増加。
- 「TAT」とLINEの利用者の年齢層がマッチしていたことも友達増加の理由。
- 2,000人弱の友だちにクーポンを配信して600人が開封、200人以上の方がクーポンを使用。
美容系:まつ毛エクステ専門サロンのLINE@利用術
【参照:https://www.diamond-lash.jp/】
3つ目の事例は都内(渋谷・新宿・表参道)に3店舗を構える3店舗を構える、まつ毛エクステ専門サロンの「Diamond Lash」です。この会社はLINE@から各店舗のリアルタイムな空枠状況を配信しています。日々の空席情報をLINE@で配信することにより、空き枠がうまるだけでなく、お客さま側にも割引きで施術してもらるというメリットがあります。売り上げの面でも効果を感じやすくなっています。
LINE@のポイントまとめ
- 当日の空席情報をLINEでお知らせすることにより、実際に空席がうまっている
- 抽選型クーポンは、「当たった」というお客様の心理に働きかけ効果が高い
- 会計時に声かけを行い、まずは友だちを獲得
- LINE@のオススメ機能をメルマガで紹介し拡散させている
- 簡単に運用ができるよう、本部で作成したメッセージを現場で使用している
- メッセージは一目で見られる文量を心がけ、通知(配信件数)も少なくなるよう気をつけている