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ソーシャルメディア
2018年1月18日

AirbnbやUberなど大手サービスの初期ユーザー獲得事例5選

これから起業する、あるいは事業をさらに飛躍させたい、いずれの場合も重要な視点のひとつに“集客”が挙げられますね。今回は、現在世界的に有名な「Airbnb」や「Uber」といった大手サービスがどのように初期のユーザーを獲得したか、その方法についてまとめました。

大手サービスの初期ユーザー獲得事例5選

それでは早速、日本でも有名な大手サービス5社について最初の集客をどのように行ったのかを見てみましょう。アイデイアに富んだ斬新な方法からオーソドックスな集客術まで様々なので、参考にしてもらえるのではないでしょうか。

Airbnb

引用:https://www.airbnb.jp/

「Airbnb」は、主に個人ユーザーによる部屋の貸し借り(民泊)を仲介するマッチングサービスです。日本では2018年6月に住宅宿泊事業法が施行され、貸主の届出・登録制度が創設されることから注目が高まっています。

本社:アメリカ/サンフランシスコ
設立:2008年8月
ユーザー数:6千万人(2016年2月)

集客方法:「Airbnb」が初期のユーザーを獲得するためにとった方法は、すでにある類似の大手サービスを利用するというものです。そのサービスに利用者数が多いければ多いほど、独自に実施するよりも簡単かつ効率的に集客が行えるのが特徴です。具体的に見てみましょう。

  • アメリカ最大のクラシファイドサイト(※)Craigslistにて、部屋の貸し借りを行う掲示板からユーザーのメールアドレスを収集。この作業は専用プログロムを開発することで自動化した。
    ※クラシファイドサイトとは、エリアや目的によって細分化された広告を掲載するサイトのことで、主に個人ユーザーが情報を投稿する仕組みになっている。
  • 「Airbnb」に物件情報を掲載すると同じ情報がCraigslistにも投稿される仕組みを作り、物件の稼働率向上に貢献。
  • 同様の目的で、プロのカメラマンを派遣して物件の写真をよりキレイに撮影。

Dropbox

 

引用:https://www.dropbox.com/ja/

「Dropbox」はオンライン上にあるサーバーにデータを保存できるサービスです。個人ではスマホの普及で写真や動画を保存する機会が増えたこと、法人では大容量のデータのバックアップの必要性から、ユーザー数が増加し続けています。

本社:アメリカ/サンフランシスコ
設立:2008年3月
ユーザー数:5億人(2016年3月)

集客方法:「Dropbox」は自社のサービスを十分に知ってもらいうために動画を用いました。この方法は、より具体的でライブ感のあるメディアを用いることで、ユーザーの需要を喚起する効果があると考えられます。また、集客にSNSでのキャンペーンという口コミ(ユーザー同士のつながり)を利用したのも特徴です。

  • ユーザーに興味を持ってもらうため、サービス内容を詳細に紹介する動画を作成。
  • 完成した約4分間の動画をソーシャルニュースサイト・Diggで公開。このとき親近感が得られるよう、コンテンツにDiggの内輪ネタをたくさん仕込んだ。これによって、5千人のユーザーを1夜で7万人に増やすことに成功。
  • FacebookやTwitterなどのSNSで「Dropbox」の情報をシェアしてくれたユーザーに対して、 128MBのオンラインストレージ容量を無料でプレゼントするキャンペーンを実施。30日間で280万人のユーザーを獲得した。

 

Pinterest

 

引用:https://www.pinterest.jp/

「Pinterest」は、ユーザーが自分のアカウント内にあるボードにWeb上の画像をピン留めしておけるサービスです。画像をブックマークのように扱えることから、ファッションやメイクなどに関心のある女性からとくに人気があります。

本社:アメリカ/サンフランシスコ
設立:2010年3月
ユーザー数:2億人(2017年9月 月間アクティブユーザーとして)

集客方法:「Pinterest」の初期ユーザー獲得方法は、構造的にユーザーがサービスの利用を切望する仕組みを作るというものです。これによってアカウントを取得したユーザーの満足度をアップさせることに成功しています。

  • 公式サイト、もしくは友達から招待メールをもらう以外にアカウントを作成できないルールを設定。
  • 利用開始のハードルが高いことで希少価値が高まり、アカウントを取得できたユーザーはその情報を自身のSNSで公開することが多くなった。
  • 約2年半この方法を継続することで十分に知名度とサービス加入への欲求を高め、その後制限を外すことで一気にユーザーを獲得した。

 

Uber

 

引用:https://www.uber.com/ja-JP/

「Uber」は、他人同士がタクシーなどを相乗りする、ライドシェアリングサービスの最大手です。近年欧米で人気が高まっており、2014年8月からは東京でもサービスを開始しています(ただし道路運送法により一部のサービスは未実施)。

本社:アメリカ/サンフランシスコ
設立:2009年3月
ユーザー数:800万人(2015年7月 デイリーアクティブユーザー数として)

集客方法:「Uber」が最初に行った集客方法は、提供するサービスを絞り込み、そのサービスにおける顧客満足度を最大限に高めることです。この戦略は、結果としてユーザーから信頼を得た場合、自社の後続するサービスにも波及効果が期待できるというメリットがあります。

  • サービス開始当初は黒塗りのリムジン(UberBLACK)だけを配車。ドライバーもプロのみで高級感を演出した。
  • ユーザーが高い満足度を得ることで好評を博し、その評判はSNSなどを通じて広まった。
  • ある程度ユーザーが増えた段階で、自家用車を使った旅客(Uber X)や、相乗り(Uber Pool)といった、低価格なサービスの提供を開始。
  • ターゲットに想定したユーザーが多く集まることが予想されるSXSW(※)などにて、無料送迎を実施。
    ※SXSW(South by Southwest)は、毎年3月にアメリカのオースティンで開催される音楽や映像の大規模イベント。

YouTube

 

引用:https://www.youtube.com/?gl=JP

「YouTube」は無料動画共有サービスの代表的な存在です。最近では年収1億円を超えるYouTuber(自ら制作したコンテンツを継続的に投稿する個人や団体)が出現するなど、収益に結びつくユーザー参加型のサービスとして再注目されています。

本社:アメリカ/サンブルーノ
設立:2005年2月
ユーザー数:15億人(2017年6月 月間ログインユーザー数として)

集客方法:「YouTube」は、既存のサービスにおいて、利用者から要望があるにもかかわらずそれが満たされていない状況に着目して、初期ユーザーの獲得に成功しています。これはすでに同種のサービスが存在する場合にとても有効な方法です。

  • MySpace(※)にて、音楽やそれに関連した動画を共有したいと考えているユーザーが多いが、その機能が提供されていないことに着眼。
    ※MySpaceは共通の話題を持つ会員同士が交流することを目的としたSNS。2005年時点の会員数は約2500万人であり、同系統のサービスの中で最大と考えられていた。
  • 当時競合する動画サイトはユーザーを自分たちのサービスに囲い込むこと戦略をとっていたが、「YouTube」は前述のニーズを満たすために積極的に他サイトと連携する方針を採用した。

まとめ

今回紹介した5つのサービスは、それぞれ独自の方法で初期のユーザー獲得に成功しています。集客方法は他にもありますし、これから自分たちで新しい手法を開発するのも悪くないでしょう。提供するサービスの利便性とユーザー獲得の技術を両輪として、事業を成功に導いてください。

※記載した情報は執筆時点のものです。最新情報は公式サイトなどでご確認ください。
※各サービスごとにユーザー数の集計方法が異なります。

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この記事を書いた人

投稿者
中山 健

株式会社セルバ代表取締役。学生時代にアルバイトでWEB製作会社に入りプログラムを覚える。大学卒業後SIerにて金融システムの開発に携わった後、再びWEB業界へ。

WEB系のプログラム言語とサーバー構築、さらにはCOBOLも出来ます!最近ではシステム開発だけでなく、SEOやマネタイズなどのグロースハックや企画を担当する事が多いです。

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