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2018年2月14日

一番お得に宿泊できる!?今話題のPruvoとは

もし、旅行のために予約していたホテルが大幅に安く泊まれることを知った時、あなたならどうしますか?

恐らくは、もともと予定していたホテルの宿泊予約をいったんキャンセルして、値下げされた料金プランで再度予約を取り直すのではないでしょうか。本来支払うはずだったお金で、目的地の食事をグレードアップするのもいいでしょうし、職場や世話になった友人・知人へのお土産や自分へのご褒美に高価な品を購入するのもいいかもしれませんね。

現在、ホテル側が宿泊料金を値下げしたタイミングで事前に予約を完了している利用者に通知してくれる夢のようなサービスが話題になっています。その名前は「Pruvo」。ホテルへお得に泊まれる新しい予約サービスの利用者が世界で爆発的に増加しています。

Pruvoとは

【参考:https://www.pruvo.net/】

Pruvoとはイスラエルで2016年5月に開始されたホテルの最安値を提示し、お得に宿泊予約が取れるサービスです。料金がシーズンによって変動するホテル業界に狙いをつけ、ユーザーに「ホテルの料金を抑えることができる」という点が本サービスでは評価されています。あまりにもユーザーへ直接的に恩恵をもたらすサービスであるため、これまでのホテル業界の常識を覆すかも知れません。本記事では、今話題になっている宿泊予約をサポートするサービス「Pruvo」を紹介します。

ホテルの比較ができるサイト

ホテルの料金比較ができるサイトの歴史は古く、各国から様々なサービスがリリースされています。従来のホテルの宿泊料金の比較ができるサービスといえば、
・trivago
・Booking.com
・Travelocity
などがあげられるでしょう。
これらはユーザーが検索した時点のホテル最安値を提示してくれて予約ができるサービスです。日本では、テレビCMを使ったプロモーションを積極的に展開しているtrivagoが有名ですね。一方で、Pruvoは口コミを中心にサービスが広まっています。実際にサービスを利用し、通常料金よりお得に泊まれたユーザーがSNSなどで成功体験を語り、その投稿によって新しい顧客を獲得していく良い流れがPruvoにできつつあります。

イスラエルからサービスを開始したPruvoは利用ユーザーの動向を分析した結果、南米へ進出し成功を収め、現在順次エリアを拡大しています。日本だと山形県や長野県の白馬、神奈川県の熱海や新潟県が対象エリアに含まれています。どれも温泉やスキーといった訪日外国人が喜ぶ観光地として周知されています。

Pruvoの特徴

 

他の先述したサービスとは大きく違い、Pruvoは「予約をとった後」に着目したサービスです。Pruvoは予約したホテルの値段が後日下がった場合、事前に設定をしておけば、ユーザーに通知される点が大きな特徴です。WEBサイトを閲覧する際に利用するブラウザにGoogle Chromeを使っていれば独自の拡張プログラムを追加しておくとブラウザに通知が届きます。そのサービスを支えるのは多数の旅行サイトを一度に調査し、予約したホテルの金額を監視する独自のアルゴリズムです。このアルゴリズムは他の宿泊サイト比較サイトにはないユニークな機能となっています。

Pruvoの利用方法

WEBブラウザにChrome以外を使っているユーザーはホテルを予約した際に届くか確認メールをPruvoに転送しておくと、値段が下がった際にメールで通知が届く仕組みになっています。ブラウザやメール経由でホテルの値段が下がった通知を受け取ったユーザーは、自身で予約済みの宿泊予約を一旦キャンセルして、新たに予約を取り直せばお得な料金で宿泊予約が取ることができます。Pruvoはホテル側の価格が下がったことを知るための独特なアルゴリズムをが搭載されているので、宿泊料金を比較する主要サイトより安価な結果を保証します。アルゴリズムをベースに価格の変動結果を自動で表示するため、低コストでユーザーの「より安くホテルの予約をとりたい」ニーズを見事に応え、ユーザーが爆発的に増えているのです。

Pruvoの開発秘話

世の中の新興企業がつくるサービスのほとんどは問題から生まれているといって過言はないでしょう。現CEOのItai Marciparは家族旅行のためにホテルを予約していましたが、数週間後に部屋のアップグレードを行うために予約済みのサイトへ訪問した時に同じホテルの料金が35%安くなっていることに驚きました。彼はホテルの予約をするために複数の予約サイトや旅行サイトを調べるなど、多大な時間と労力を消費したにも関わらず少し時間が経つと価格下落していたのです。価格低下に気づいた時点で予約を再び取り直すと、大きなお金を節約することに気づきました。この経験から、Pruvoの誕生につながりました。

Pruvoを利用する際の留意点

Pruvoを利用する際、注意しておきたいポイントが下記の2点あります。

・キャンセル料金が不要な予約サイトorホテルである
・値段の下落通知が届いた後、自分で手続きをする必要がある

上記条件をどちらも満たしていないとPruvoのサービスを活用できません。

キャンセル料金が不要

Pruvoを利用して安くホテルに泊まろうとした場合、一度予約したホテルをキャンセルする必要があります。予約サイトやホテルの中にはキャンセル規定として、指定した期間より後にキャンセルするとペナルティとして手数料が必要になることがあります。Pruvoは一度予約したホテルの価格を追跡する性質上、キャンセルに対してペナルティが発生する施設ではサービスの恩恵を十分に受けられません。

通知が届いた後、自分で手続きする必要がある

Pruvoを利用するメリットは自分で多数の予約サイトを監視する必要がなく、自動で値段の変動を監視してくれて、値段が下がった時に自動で通知が届く点です。しかし、Pruvoのサービスはあくまでもユーザーに通知するまでがサービスになります。そのため、値段が下がった後は自分で前回分の予約のキャンセルと新しい価格になったプランを再度予約する必要があります。ユーザーが仕事やプライベートで慌ただしくしている時に通知が届く場合もあるので、その一手間を惜しいと感じてしまうユーザーにはPruvoのサービスはマッチしないでしょう。

ホテル側で考えられる対策

このようにPruvoはユーザーにとってはメリットしかないサービスですが、ホテル側の反応はどうなのでしょうか。ホテル側としては安く泊まられてしまうのでデメリットばかりではないかと考えられがちですが、実際はそうでもないようです。ホテル側が一番の利益損失となるのはホテルに空き部屋が生じてしまうことです。空室を埋めるために、宿泊日が近づいても予約が取れない部屋の料金を下げて宿泊客を確保しようと試みます。後日、低価格の他のホテルを見つけられてキャンセルされてしまうよりも、たとえ値段が下がったとしても自分たちのホテルにつなぎとめられる方が結果的に機会損失を防げるからです。
また、安値での宿泊予約の取り直しを防ぐためにホテル側が対策を講じることもできるでしょう。具体的には予約後のキャンセル規定のハードルを上げておくことです。Pruvoのサービスを利用するための条件として、ホテルの宿泊予約の規定に無料で予約キャンセルできる期間が存在する必要があるからです。

Pruvoの今後の展望

「同じサービスを、より安く提供されたい」と考えるのはユーザーが当たり前に抱く感情です。Pruvoの現CEOは飛行機業界にLCCが導入されたように、ホテル業界以外にも予約後の価格低下が生じる業界へ参入したいと考えているようです。創始者の思惑通り、ホテル業界だけにとどまらず、このような潜在ニーズは間違いなく存在するでしょう。

例えば、レンタカー料金や航空機や列車、イベントのチケットといった「いかに空席をなくすか」が重視されるサービスにも商機が潜んでいる可能性があります。他にも、顧客を後日同業他社に奪われてしまう位なら、多少値下げしても自社のサービスに確保しておきたいと考えるジャンルと相性の良いビジネスモデルであることは明白です。

この価格変動の監視サービスと購入のやり直しが可能なサービスが組み合わせることができれば、他業界にも応用が利くサービスとなりうるでしょう。

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この記事を書いた人

投稿者
井上 博登

1980年・大阪生まれ、大阪育ち。立命館大学を卒業後、新卒でヤフー(株)に入社。
1年後に中山(代表取締役)と共に(株)セルバを起業。

見た目は営業、実態は「利益を出すこと」に徹底的にこだわるグロースハッカー。
費用を掛けず、いかにサイトの成果を上げられるのか、日々研究&実践している。

プライベートの趣味は旅行・バスケ・映画鑑賞。 二児のパパ。

セルバではWEBシステム開発からスマートフォンアプリ開発、デザイン、企画/マーケティングまでいかにコストを掛けず、成果を高めるのか研究し実践しています。企業、店舗のWEBシステム/アプリ開発のお手伝いさせていただいておりますので「WEBシステムの開発」「アプリ開発を依頼したい」「既存サイトのアプリ化」「サイト/アプリからの集客を増やしたい」など新規開発やリニューアルにご興味のある方は、ご相談だけでも構いませんのでお気軽にお問い合わせください。

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