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2018年3月27日

外注前に知っておきたいWeb制作費用の算出方法と見積もりのコツ

Webサイトの制作を外注しようとしたときに、「費用について具体的な情報が少ない」「予想より制作費が高い」などと感じた方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、Webサイトの制作費用の算出方法と見積もりのコツを合わせて紹介します。
※Web制作には、たとえばECサイトにおける売買システムのようなWebシステム開発も含まれますが、今回はオーソドックスなWebページの制作に的を絞ってまとめました。

Webサイトの制作費用と工程

はじめに、Webサイトの制作にはどのような費用が必要か、工程ごとにその目安を確認しておきましょう。とは言え、サイト制作・運用・保守にかかる費用には相場がほぼありません。これは、Webサイトのほとんどが発注者の要望に沿ったオーダーメイドであることや、制作技術が日々進歩していることによります。Web制作会社の選定は見積もりや信頼感を元に行うとして、ここでは発注前の参考程度に留めておいてください。

1.企画費 

Webサイトの目的やコンセプト、どんなコンテンツが必要かなどを明確にするための費用です。ディレクション費を設けてそこに入れ込む場合もあります。

2.仕様書の作成費 

Webサイトの構築・運営・保守について、どのようなプログラムやシステムを使うかをまとめた書類です。簡易なWebサイトでは企画費に含まれることもあります。

3.デザイン費 

原則的に各ページごとに計算され一式として計上されます。また、トップページとその他のページで費用が異なります(後述)。
フォトショップやイラストレータで作成することが多いです。

4.コーディング費 

コーディングとは、フォトショップやイラストレータでデザインされたものブラウザを通じて閲覧できるようにHTML化する作業のことです。

4.システム構築費

一般的なWebサイトにおいては、問い合わせフォームやブログといったプログラムでの制作が必要な箇所の費用です。

5.動作確認費

スマホに対応できているか、フォームから送られた情報がきちんとサーバーに記録されるかなど、Webサイトの機能が問題なく動いているかを確認するために必要です。

6.運用費 

上述した更新部分を実際に運用するための費用です。

7.保守費

作成したWebサイトに問題がないか、定期的に点検するための費用です。また追加で開発する為のデータや仕様の引き継ぎ、開発環境を残す為の費用です。

Webサイト制作費の算出方法

続いて、Web制作会社がどこをポイントにしてWebサイトの制作費用を算出しているかを見てみましょう。

ページ単価で算出

比較的規模の小さいWebサイトの見積もりを依頼した場合に提出されるのが、ページ単価で算出された見積書です。ほとんどの場合、Webサイトのデザインとコーディングのみを行う仕様になっています。

工程数で算出

ECサイトなど、複雑なシステム制作が必要とされるWebサイトでは工程ごとに費用を算出します。「Webサイトの制作費用と工程」に記載した内容がこれに該当します。同じ作業でも品目の名称が各社で異なるので、不明確な部分は必ず確認しましょう。

パッケージとして算出

すでにWebサイト自体がパッケージ化されていて、コンテンツをそこに組み入れるだけで完成する場合の算出方法です。見積もりは非常に明朗ですが、サイトとしては自由度が少なくなる傾向があります。

成果報酬として算出

Web制作会社の中には初期費用を無料もしくは非常に安価に設定して、サイト立ち上げ後の売上から成果報酬を受け取ることで制作費用とするところもあります。成果報酬金額の妥当性を判断するのが難しいので、Webサイトの運用について綿密な計画が必要です。

リスクヘッジ

前項までの算出方法は、同じ仕様のWebサイトであれば誰が発注しても見積もりが同額になるのが普通ですが、この項目だけは発注者によって異なります。これから制作するサイトについて発注者から具体的な内容が提示されないと、作り直しなどのリスクヘッジとして、その費用が見積書のどこかに紛れ込むことになります。分かりづらい部分ですが、入念なコミュニケーションを取ることで解消できる費用でもあります。

見積もりを依頼する前の準備

Webサイトの見積もりを依頼する前に準備しておきたいことを3つピックアップしました。これらの準備をしておくと、サイト作成後の運用が格段に楽になります。

運用や保守の予算を考慮する

Webサイトが役立つのは作成した後、実際に稼働してからです。そのため見積もり依頼前に、運用や保守の予算についても考えておく必要があります。Webサイト作成後1年間くらいまでを視野に入れると良いでしょう。

サイトをどのように運用するか

「予算を抑えたい」「自社で簡単に運用できるようにしたい」などの希望がある場合は、WordPressなどのCMSを利用することも考えられます。ただし、その扱い方を覚えるために人的・時間的なリソースを割きすぎると、本業への影響からコストが割高になるので注意が必要です。

Webサイトで実現したいことを列挙する

Webサイトを制作する側として発注者の方から提示してもらえるとありがたいのは、サイトを作る目的、要望や必要な機能の一覧、参考サイトなどです。これらを具体的に伝えることで、見積りと実際の費用との差を小さくすることができます。

※こちらの記事も参考になります。
依頼するその前に!WEBシステム開発のための要件定義・確認事項

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Webサイト制作費用・見積もりのコツ

Webサイトの見積もりを取る際に役立つコツをまとめました。ここをおえておけば発注までスムーズに進行できるでしょう。

必ず見積もりを取り内容を精査する

当たり前と思われるかもしれませんが、知り合いからの紹介であったり、すでにWeb制作会社に依頼した経験があったりすると、つい見積もりを疎かにしてしまいがちです。前述の通り相場はほぼありませんから、必ず見積もりを取って内容を精査してください。比較検討する意味で、複数の制作会社から見積もりを取ることも大切です。

トップページの単価が高い理由

見積書を見るとトップページとその他のページとで単価が異なる場合があります。これはトップページはWebサイトの「顔」と考えられる部分であるため、他のページよりも詳細に作り込まれることによります。もちろん、他のページと同じように作成することは可能ですが、それではWebサイト全体が味気ないものになってしまいかねません。内容が納得できるものであれば、無理に費用を抑えないほうが良いでしょう。

人日 ・人月とは

「人日(にんにち)」とは、Web制作において工数(作業量)を表す単位で、その作業を「○人で行った場合に○日必要」という意味です。たとえば、5人日と書かれていた場合、5人でその作業を実施すれば1日で完了することを表します。1人で作業して5日かかる場合も同様に表記されます。また、「人月(にんげつ)」とは、作業期間を月単位とした場合の表記です。

人日・人月(人/日・人/月と表記されることもあり)が高額だと質の高いWebサイトが出来上がりそうな印象がありますが、直接には関係ありません。Web制作会社のスキルは成果物を見て判断しましょう。

見積もりからWeb制作会社を選ぶときのポイント

見積もりで最初に目が行くところ言えばやはり合計金額ではないでしょうか。確かに費用は必ずチェックしなければならない項目のひとつですが、それだけでWeb制作会社を選ぶのは失敗のもとです。

「希望の条件を満たす仕様になっているか」「余分な工程はないか」などを合わせてよく確認しないと、低価格という以外にメリットがなく、最悪の場合はWebサイト自体を最初から作り直すという事態にもなりかねません。見積もりからWeb制作会社を選ぶ際には次のようなポイントがあります。

見積もりの分かりやすさ

小規模なサイトであれば見積もりもそれほど複雑にはなりません。用途が良く分からない項目があるWeb制作会社は避けましょう。

人件費に注目

人日・人月を見ると1人1日あたりの人件費が分かります。1日数千円など極端に安い場合は外注に丸投げということも考えられるので、社内のスタッフが業務を実施するかどうか確認することをおすすめします。

レスポンスの良さ

レスポンスの良さは信頼関係醸成にとても大切です。見積もりを依頼してから何日も待たせる制作会社への発注は控えるべきです。

まとめ

Webサイトの制作を外注する際に作業内容や費用の算出方法を知っておくと、限られた予算・時間を有効に使うことができます。見積書の見方を覚えて、ぜひ納得感のあるWeb制作会社を選んでください。

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この記事を書いた人

投稿者
中山 健

株式会社セルバ代表取締役。学生時代にアルバイトでWEB製作会社に入りプログラムを覚える。大学卒業後SIerにて金融システムの開発に携わった後、再びWEB業界へ。

WEB系のプログラム言語とサーバー構築、さらにはCOBOLも出来ます!最近ではシステム開発だけでなく、SEOやマネタイズなどのグロースハックや企画を担当する事が多いです。

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