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2018年5月11日

Webサイトの保守契約って絶対に必要?そもそも保守とは何か

このブログでは何度か「Webサイトは構築後に運用することが大切」と書いてきました。実際には運用と同時に保守も重要なのですが、保守契約の必要性について今ひとつピンと来ないという方も多いのではないでしょうか。今回は「Webサイトの保守契約とは何か」について分かりやすく解説します。

そもそもWebサイトの保守とは?

Webサイト(Webシステム)における保守とは、サイトを構築する際にWeb制作会社から提出された「制作仕様書」や「要件定義書」に基いて、これらに記載されているデザインや機能を常時維持するための業務を指します。保守・運用とセットで表現される場合が多いことからも分かる通り、保守業務は運用と合わせて契約されるケースがほとんどです。

Webサイトの運用は契約によって範囲や内容が大きく異なります。今回は「保守」にフォーカスしていますので詳細は別の機会にまとめますが、運用には主に以下のような業務が含まれます。一見簡単そうな業務でも量や頻度を考慮すると煩雑になることも多く、そういった意味でも、保守・運用の両方をWeb制作会社に依頼するメリットがあると言えます。

・アクセス解析や競合調査などのSEO対策
・テキスト、画像、動画といったコンテンツの更新や修正
・商品の追加や削除
・バナー広告などの設置
・メールマガジンの発行
・メールや電話などでの問い合わせへの対応

Webサイトの保守契約は絶対に必要か?

Webサイトを構築するには時間と予算、さらに相応の労力・技術力を必要とするため、制作し終えた時点で目的が達成されたように思ってしまいがちです。しかしながら実際には、以下に挙げるWebサイト本来の目的を達成するために、継続的に安定した保守・運用が必要となります。

・資料請求や問い合わせを増やす
・商品やサービスの販促
・自社製品の認知やブランディング
・経費の削減

とくに保守については、不測の事態によって引き起こされるトラブルへの対処や、ユーザーの個人情報といった企業の信用にかかわるデータのバックアップなどが業務に含まれるため、専門的な知識と経験を有するWeb制作会社に一任するのが得策と言えます。

小規模なWebサイトで更新作業が頻繁にない場合は社内に専任者を置くことで対処可能なこともありますが、異動や退職時における業務の引き継ぎに問題が生じるケースも少なからず存在します。こういった観点から、Webサイトの保守契約は絶対に必要と言って良いでしょう。

なお、Webサイトの保守契約における注意点としては主に以下のことが挙げられます。必要事項はすべて保守契約書に記載して保管するようにしてください。

・Webサイト制作時の著作権が自社に譲渡されることを記載する。
・システムやプログラムの改修が必要になった場合の対処方法を決めておく。
・契約期間が終了した時点でのWebサイトの引き継ぎについて決めておく。

基本的なWebサイトの保守

それでは今回の本題であるWebサイトの保守について、その具体例を見てみましょう。初めに比較的簡単な保守業務について確認したいと思います。

ドメイン・サーバ・SSLサーバー証明書の更新

ドメインとは、Webサイトの住所の役割を担う文字列です。当ブログのURLで言えば、selva-i.co.jpの部分がこれに該当します。ドメインには有効期限があるため定期的な更新が必要になります。

サーバとは、インターネットを介して提供される、情報・サービスを機能させるためのシステム(プログラム)を集積したコンピュータを指します。Webサイトの閲覧やECサイトでのショッピングなどもすべてサーバがなければ成立しません。レンタルサーバの場合は契約期間ごとに更新します。

SSLサーバー証明書はSSL暗号通信時に使う電子証明書です。SSL(Secure Sockets Layer)とは、インターネットでのやり取りを暗号化する技術で、パスワードやクレジットカード情報などを盗難から防ぐために用いられます。こちらも有効期限があるため更新が必要です。

CMSのバージョンアップ

WordPressやMovableTypeといったCMSは定期的にバージョアップされるのが通例です。多くの場合セキュリティ上の脆弱性などが修正されるため、利便性に加えて安全性の観点からも、これらを使ってWebサイトを制作している場合は速やかにバージョアップすることが求められます。

ブラウザや新しい端末への対応

Webサイトを閲覧するためにはブラウザが必要です。アップデートの際にレンダリング(Webページを表示させる形式)方法や標準のフォントが変更になると、現状のままでは不具合が出る場合があります。ブラウザは各種あるのでそれそれで確認作業を行います。

CVRアップのためには、PC・スマホ・タブレットといった端末ごとにWebサイトを最適化してユーザービリティを上げることが重要です。そのため、新しい端末がリリースされたときにテストを実施するのも保守業務に含まれます。

SNSの仕様変更への対応

TwitterやFacebookといったSNSはときおり仕様を変更するケースがあります。不定期に実施されるため、とくにWebサイトとSNSを連携させている場合は迅速に対応しなければなりません。Web制作会社に保守を依頼するメリットは、こういった状況に対しての情報収集の正確さやスピードにあるとも言えます。

株式会社セルバが実施する保守業務

それでは次に専門的な保守項目について見てみましょう。以下は弊社「株式会社セルバ」が実施する保守業務となります。画像と合わせてご確認ください。
※いずれも運用開始後に現状に合わせた調整を行う可能性があります。

株式会社セルバが実施する保守業務一覧

負荷監視

負荷監視は、たとえば一度に大量のデータを処理するなどサーバに極端な負荷がかかっていないかを監視し、問題が発生した場合に迅速に対応するための保守業務です。弊社ではPndora FMSを用いて負荷監視を行っています。監視頻度は5分間隔が基本です(項目により変動あり)。
Pndora FMS https://pandorafms.org/ja/

死活監視

死活監視は、Webサイト(サーバー)やシステムが仕様書どおりに動作しているかを確認するための保守業務です。フロントサイトや管理画面のログインフォームを対象に実施します。複雑な構造を持つWebサイトが多くなる中、フォームへの入力情報が的確に処理されているかを一定時間(通常は3分間隔)ごとにチェックすることはとても重要です。

定期データバックアップ

Webサイトに掲載されているコンテンツや、商品の購入、会員登録、資料請求といったユーザーが入力した情報など、サーバには日々データが蓄積されて行きます。これらのデータを災害や何らかのシステム上のトラブルから守ることは、企業の資産・信用を守る観点から必須と言える業務です。弊社では、データベースについて1日1回のフルバックアップと1世代(1ケ月)分の世代管理を実施します。

開発環境の保持

とくにWebシステムにおいて、改善や抜本的な変更、不測の事態への対処などを迅速に行うためには、そのシステムを開発した環境を保持しておくことが肝要です。弊社では社内にて開発環境を保持する仕組みを採用しています。

仕様の引き継ぎ

案件の仕様を社内で引き継ぐことで、弊社および発注元の担当者が変更になった場合でもスムーズにWebサイトの運用を継続をすることが可能になります。また同時に問題解決の施策も遅滞なく行えます。

まとめ

今回は、Webサイトの保守契約の必要性とその内容を解説しました。比較的容易にイメージできるトラブル時の対応の他にも、保守業務が重要な役割を担っていることがお分かりいただけたのではないでしょうか。Webシステム開発やWebサイト制作を依頼する際には保守契約の内容を十分に確認して、スムーズにWebサイト構築の目標を達成できるようにすることをおすすめします。

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この記事を書いた人

投稿者
中山 健

株式会社セルバ代表取締役。学生時代にアルバイトでWEB製作会社に入りプログラムを覚える。大学卒業後SIerにて金融システムの開発に携わった後、再びWEB業界へ。

WEB系のプログラム言語とサーバー構築、さらにはCOBOLも出来ます!最近ではシステム開発だけでなく、SEOやマネタイズなどのグロースハックや企画を担当する事が多いです。

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