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アメリカや中国で大注目のHRテックとは?!日本の次のトレンドか

近年、ITの活用が積極的でない業界やサービス領域にテクノロジーを活用させる動きが注目されています。

不動産テックやHRテックなど、あまり普段パソコンを利用しない業界・企業であっても、社内の勤務体制の構築や社員のモチベーションの向上などテクノロジーの導入によって業務改善できる項目は数多く存在するでしょう。

HRテックはイベントやカンファレンスも開催されたりしている注目のITの活用事例です。本記事ではHRテックの活用場面を説明したあとに、海外、特にアメリカと中国で注目されているHRテックサービスを紹介します。

 

HRテックの活用場面とは

HRテックはそれまで担当者の采配に大きく依存していた人事部門に大きな改革をもたらしています。

人事の主な仕事といえば、大きく分けて外部から自社へ人材の獲得する”採用活動”と、社員の教育や査定といった”社内マネジメント活動”の2種類があげられます。
人事業務は担当するスタッフの手腕に大きく左右されることが多く、業務の効率化やIT化は難しいと考えられていました。

しかしながら、現在では外部の人材を獲得するためにデジタル選考と呼ばれるAIを活用したHRテックが、社内人材のマネジメントのためにデータの収集や分析といったHRテックが活用されています。

採用・人事・労務にAIを。HRテックのトレンド。

HRテックへAIを活用することはトレンドとして注目されています。例えば、応募者の履歴書から自動で書類選考を行うAIや、AIによる面接といったサービスが国内のHR業界で話題に上がることもあります。

海外ではAIによる面接などはまだ時期尚早であると一般的には周知されていませんが、応募者の進捗管理や社内スタッフの人事業務をAIが自動で振り分けて業務効率を図っているサービスも存在しています。

AIを活用することで、これまで人の手でないと作業できないと考えられていた細やかな人事業務もAIに任せることができ、空いた労力をクリエイティブな業務へ投じることができるメリットがあるのです。

アメリカで注目されているHRテックのトレンドとは

アメリカで注目されている流行のHRテックは大きく3つに分けることができます。採用活動では”人材ソーシングの普及”で、社内マネジメント活動では”タレントマネジメントの普及・発展”と”Personalized Learningの登場”です。

日本ではアメリカのようにSNSやWEB上に個人の仕事の経歴書やスキル等をPRする文化はありません。

しかしながら、アメリカでは自らの履歴書をサイトに掲載し、そこから企業のスカウトを受けることは珍しくありません。HRテックサービスもそのような各地域の文化事情に考慮したサービスが数多く展開されています。

アメリカで注目されているHRテック

以下に、現在アメリカで注目されているHRテックサービスを紹介します。

Zenefits|アメリカのHRテック その1

【引用:https://www.zenefits.com/】

Zenefitsは給与計算・健康保険の管理といった人事業務を効率化してくれるオンラインツールを提供する企業です。

2013年に設立され、サンフランシスコに本社を構えるあるZenefitsはアメリカの投資会社から5億ドルの大型調達に成功し、資金調達金額では他のHRテックサービスの群を抜いています。

顧客となるクライアントの数は1万社を超え、アメリカでとても人気の高いサービスです。サービスの基本利用料は無料で、オプション機能の販売と、サービス利用企業の従業員が加入する保険の代理販売でマネタイズしています。

>Zenefitsが人気である2つの理由

Zenefitsが人気である理由は、大きく2つあります。

一つ目は、中小・ベンチャー企業が新たに人事スタッフを雇用することなく、オンラインで簡単に健康保険の比較・購入ができる点です。

そしてもう1つは基本料金を必要とせずにスタッフの給与や福利厚生、勤怠といった管理業務から新規雇用のための採用手続きなどが本サービスのみで利用できる点です。

jobvite|アメリカのHRテック その2

【引用:https://www.jobvite.com/】

jobviteはカリフォルニアに本社を構えるソーシャルリクルーティングに注力した採用管理システムを提供する企業です。

システム上に企業の求人案件を投稿すると、自動的にFacebook、Twitter、Linkedinなどに投稿される仕組みを利用しています。

また、SNS経由でユーザーは各案件に応募することができ、企業側はSNS上のユーザープロファイルを見て、採用候補者を見つけ出す機能もあります。これまでに累計で5,545万ドルを調達しています。

Qualtrics|アメリカのHRテック その3

【引用:https://www.qualtrics.com/jp/】

Qualtricsはこれまでに2億2,200万ドルを調達するクラウド型の分析サービスを提供する会社です。

6,000社以上の導入実績のあるサービスで、従業員満足度や研修アンケートのほか、社員同士で評価を行う360度フィードバックなどの機能を使ってスタッフの動向を調査・分析することができます。

Qualtricsの他の機能として、人事関連以外にも市場調査や顧客体験・満足などの調査分析ツールを提供していて、幅広いシステムとして利用可能なことが特徴です。総合的に社員教育や人事に必要な各種機能をクラウドベースで使うことができる使い勝手のよいサービスが人気の理由です。

中国で注目されているHRテック

中国のHRテックサービスの市場規模は世界第5位、シェア率3%となっていて、これからのHRテックの発展が注目されている国でもあります。

世界でもっとも人口の多い国である中国でのビジネスは各国の大企業はおろか、ベンチャー企業も注目しています。本記事ではLiepinとWan Shidaoの2つのサービスについて紹介したいと思います。

Liepin|中国のHRテック その1

【引用:https://www.liepin.com/】

2006年に創業したLiepinはハイエンド人材に特化したオンライン求人プラットフォームを2011年から運営しています。2016年6月時点で3000万人以上の登録者があり、北京や上海をはじめ、中国で20を超える都市でヘッドハンティングサービスを展開しています。

資金調達額は約1億7000万ドルで、事前に集められた応募者の履歴書を使い、優秀なヘッドハンターが直接スカウトするのが特徴です。

ヘットハンティングの対象としている業界はITだけでなく、不動産や製造業、銀行などの金融機関や医療分野といった幅広い人材を取り使って、日本でも知名度の高いHuewayやHaierなどの企業も利用しています。

Wan Shidao|中国のHRテック その2

【引用:http://www.wisest.com/】

2000年に設立された万仕道(Wan Shidao)はハイエンドの人材紹介やヘッドハンティングを行う中国の企業で北京・上海に本社を置いています。これまでの資金調達額は7000万ドルです。

業界初となる才能検索リアルタイム追跡サービスを提供し、ヘッドハンティング業務の進捗を管理するだけでなく、候補者の状況をクラウド上でリアルタイムに追うことができます。万仕道の公式サイトによると、富士通や出光石油などの日本企業も本サービスを活用していることがわかります。

また、ヘッドハンティングホットラインと呼ばれる電話を北京・上海・広州・深セン・南京といった各エリアに用意しています。これらのサービスを活用し、契約してから平均で7営業日以内に候補者の推薦が開始されます。これは、業界平均の30%以上の時間を節約することができるのが特徴です。

まとめ アメリカと中国のHRテックを通して

いかがでしたか?本記事では注目のHRテックサービスのうち、世界でトップシェアを誇るアメリカと現在急成長中の中国で展開されるHRテックサービスを紹介しました。

国によって文化や採用時に重視されるポイントはそれぞれ異なりますが、いずれの国でも労働力の確保と既存業務の効率化は重要視されているようです。

日本ではこれから数年後に深刻な労働力不足に陥るリスクを抱えているため、他国のHRテックを活用したサービスをヒントに新たな採用手法が浸透していくでしょう。

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この記事を書いた人

投稿者
中山 健

株式会社セルバ代表取締役。学生時代にアルバイトでWEB製作会社に入りプログラムを覚える。大学卒業後SIerにて金融システムの開発に携わった後、再びWEB業界へ。

WEB系のプログラム言語とサーバー構築、さらにはCOBOLも出来ます!最近ではシステム開発だけでなく、SEOやマネタイズなどのグロースハックや企画を担当する事が多いです。

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