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【社員インタビュー】男性育休取得でプライベートも充実!成長中プロダクト「そだちえ」を動かす若手エンジニアの裏側

2024年2月にセルバに入社したエンジニアの馬場さん。
今回は、エンジニアでの経験やセルバでの働き方、社内初の“男性の育休取得”について詳しく取材しました。

馬場さんのプロフィール

新卒では製造業に従事し、頼まれてやってみたホームページ制作で開発の楽しさを発見。その後未経験で入社した最初の会社では開発案件に関われず、転職することでエンジニア経験を積んだ。
更なるキャリア形成のためにセルバへ入社し、現在約2年。
年末にお子さんが生まれるということで、現在プライベートではパパママ教室に通い、心の準備中。

目次

馬場さんの過去の働き方について聞いてみた!

馬場さんの今までのキャリアについて聞いてみました。

お母さんの“ピアノ教室のHPづくり”でエンジニアに転身

―セルバの入社前はどんな会社で働いていらっしゃったんですか? 

今と同じくWEBサービスの受託開発や自社開発をする会社でした。 
私が参画してた案件では、スポーツ用品店のポイント統合アプリの新規開発を行ってましたね。

―そちらでは何年ぐらい働かれてたんですか? 

2年半ぐらいですかね。

―なるほど。新卒からずっとエンジニアされてたんですか? 

いや、実は新卒の時は全然エンジニアは関係のない機械部品の製造業とかやってましたね。

―そうなんですね!なんでエンジニアになったんですか? 

母がピアノの教室をしてるんですけど、そこのホームページを一回作ってみようってことになって、自分で分からないながらも調べながら作ってみたんですよ。
その流れで開発とかにも興味を持って、エンジニアに転職してみようかなと思ったのがきっかけですね。 

―お母さんがきっかけって、なんか素敵ですね!

SESではコールセンター配属…“こんなはずじゃなかった”経験

―エンジニアは何社経験されてるんですか?

セルバの前に2社経験しましたね。
1社目は派遣されて働くところ(所謂SES)だったんですけど、全然開発案件に入れなくてずっとコールセンター業務みたいな事をしてたので、そこでのエンジニア経験はほとんどないですね。

―それは残念でしたね…そのあとは転職されたんですよね。

そのあと、前職は受託開発のところで、少しずつコードを書くことに慣れてきて、仕事を着実にこなしてたんですよ。
ただ、そこではコードを書く業務が中心になっていて、自分の成長の方向性とギャップを感じたんですよね。
そこで転職を考えてセルバに出会ったって感じです。

―向上心がすごいですね!もっとやれる範囲を広げたいって感じだったんですか?

そうですね。 特に要件定義とか設計とか、そういう上流工程の経験がほとんどなかったので、エンジニアとしてちょっと幅を広げたいなっていう気持ちが強くなってた時期でしたね。

成長意欲と向上心で出会ったのがセルバ

―セルバに入ろうと思ったのはなぜですか?

そうですね。若手のうちから上流工程で活躍できるところとか、主体的に挑戦できる環境があるところに魅力を感じて、セルバを選びました。 

―着実に堅実に成長をしたいっていうお気持ちなんですね。

そうですね。ステップアップの意味もかねて。
入社してみると、体制が他の開発会社とは違うのを感じましたね。
結構今までコードを書くことがメインだったんですが、上流工程からいきなりできるみたいなところは、経験がなくてもポテンシャルとかで見てくれるのを感じるので、他の会社にはない部分だなと思います。

―入ってすぐに、上流工程に関われたんですか? 

半年ぐらいで徐々に設計などに関わることができましたね。
今までは結構言われたことを淡々とやっていくっていうところから、セルバに入ってからできる幅が広がってきた感じでした。 

―その最初のきっかけがお母さんのピアノ教室ってすごいですよね。ちょっとしたきっかけが、やりたいことを見つけるきっかけになったりするんですね。

そうですね。思いもよらないところで。

セルバの働き方について聞いてみた!

セルバに入社してから約2年の馬場さんに、セルバでの働き方や制度などについて詳しく聞いてみました。

成長中の写真販売サービス「そだちえ」で自身も成長

―今はどんな案件に携わってらっしゃるんですか?

今は、子どもの写真の販売や購入ができる「そだちえ」というサービスの保守や開発を行う案件に携わってますね。
主にサーバー側の開発を担当してて、今まで経験はなかったんですけど、AWSとかインフラ側の構築や運用っていうのも任せていただくことがありましたね。 

―やったことないことを任せてもらってやるって、結構大変なイメージがあるんですけど、やりがいの方が強かったですか? 

やりがいの方が強かったですね。
自分ではやったことがないところの分野ではあったんですけど、サービス規模とか負荷みたいなところも意識するようになったので、いい機会になりました。 

―このプロジェクトに関わることになった最初のお気持ちは覚えてらっしゃいますか? 

これまでの会社では、新規開発の案件に携わることばっかりだったので、現在進行形で成長中のサービスに関わるっていうのが、「そだちえ」で初めての経験だったんです。
なので、すでに多くの利用者がいるプロダクトに携われるのは、最初から結構ワクワクしたのは覚えています。

―最初に作るのと、できているものに途中から入っていくのとは全然違いますもんね。
では、今まで「そだちえ」に携わる中で苦戦した部分はありましたか?
 

設計とか対応方針みたいなところも自分で考える場面がほとんどなんですけど、その分非効率に進めてしまったり、誤った方向に進んでしまうみたいなことはありましたね。
特に、本質に立ち返るみたいなところを考えるのが結構苦手で課題だと感じてたんですけど、各課題でその機能は本当に必要なのかとか、お客様からお問い合わせあったら、そもそもその報告されている不具合っていうのは本当に不具合なのかみたいな本質的なところから立ち返る習慣を作るようにしたら、解決までの道筋が見えやすくなって、対応の効率も向上したなと実感しています。 

―それって何においてもめちゃくちゃ大事な考え方ですね。そういう風に考えられるようになったきっかけとかってあるんですか? 

実はずっと課題だと感じてた部分で、「本質に立ち返る」みたいなメモを残すようにして確認できるようにしましたね。
今まで、問題に立ち向かうってなった時に“一周して実は目の前の簡単な問題だった”みたいなところが多々あったので、改善しないとと思いました。

―それをご自身で気付かれて改善されているのは、やっぱりすごいですね。

馬場さんの仕事風景。段ボールを液晶の下に置いているのが、滲み出る真面目さを物語っていますよね

要件定義や後輩サポートなど、“頼られる存在”になるまで

―今は「そだちえ」で、どんなタスクや領域を担当されてるんですか? 

今は、開発ツールとかインフラの管理に加えて、要件定義とか仕様の提案にも関わる機会は増えてきましたね。

―おお、そうなんですね!ちなみにチームメンバーのタスクをサポートすることも多いと聞きましたよ。

そうですね。 作業の進め方だったり、基本的な技術の相談みたいなところは受ける場面がありますね。
特にエンジニアになりたてとかだと、そもそも「何がわからないかわからない」みたいな状態が一番不安だと思うんですけど、自分も同じような経験をしてきたので、徐々に理解できてくるってことを伝えつつ、安心してもらうように心がけてたりはします。 

―なるほど。部下の世話とかは好きな方なんですか?

今までそういう経験はあんまりなかったんで、あんまり得意な方ではないと思ってるんですけど、同じ立場に立てるようには結構意識してますね。

―それは心強いですね!
これまで「そだちえ」に関わる中で、やりがいを感じた場面はありましたか?
 

今使っている言語のフレームワークのバージョンアップ対応をしたときに、やりがいを感じましたね。
広範囲でコードの修正が必要になったり、ミスがあるとサービスに影響が出てしまうような可能性もある作業だったんですけど、特に大きなトラブルもなく完遂できたってことが、自分の自信にもつながりました。 

―そうなんですね!その中ではチームとしてどういう立場だったんですか?

一応メイン担当みたいな形で進めていって、部分的に仕事を割り振って他の方にお願いするっていうところを担当してました。

―それはいいご経験でしたね!
チーム間のコミュニケーションってかなり大事だったと思うのですが、意識されてたことはありますか?
 

コミュニケーション面でいうと、日報とかでも感謝の言葉を伝えたり、コミュニケーションを取りやすい状況では直接言葉で伝えるようには意識してましたね。 

―たしかにそういう細やかなところって大事ですよね。無意識な人ほど、そういうのって抜けがちになると思います。

あとは、助け合いの大切さみたいなところは、今のチームに入ってから特に意識するようになりましたね。
日々チームメンバーからのフォローがあって業務遂行できてるなっていうのは感じるので、周りが大変そうな時は、小さいことでも気にかけるようにっていうのは意識して行動してます。

―例えばどういうことがありますか? 

例えば、期限日が迫ってるタスクは、他の人のも確認したりしてます。
期限日が迫ってると焦ると思うんですけど、そういう時に声かけして、わからないところあれば一緒に考えて進める、みたいなところは心掛けてますね。

―気配りが素敵ですね!

自分に余裕がない時もあるんで、できない時もあるんですけど、そうやって見てくれる人がいるってだけで、なんかちょっと安心するじゃないですか。
エンジニア初期の頃は、誰かが寄り添って進めるというよりも自分一人で進めてくださいって感じで苦労してたので、気にかけようかなと思うようになりました。 

社内初の男性育休2か月取得!「家族時間」を大切にできる環境

―話は変わりますが、セルバで働いている中で、あってよかったなと思う制度などはありますか? 

オレンジジュースが好きなので、無料でドリンク飲み放題なのはめっちゃ助かりますね(笑)
あとは、セルバ独特の制度ではないですけど、1月から 2ヶ月間、育休を取得するんですよね。

―お子さん生まれるんですね!おめでとうございます!

ありがとうございます。
男性が育休取得しやすい雰囲気があるのもいいなと感じていて、上長も結構前向きに受け入れてくれたんですよね。

―でも実は男性の育休取得って、セルバでは初なんですよね?

そうみたいですね。でも、許可出るまでかなりスムーズでしたね。「言っとくよ」みたいな感じで。
だから、社員のプライベートをちゃんと大事にする会社だなってすごく思います。

―そうですよね!子育て、楽しみですね!

パパママ教室で子育て準備中の新米パパ。真面目なのが伝わってきます

エンジニアとして働くときに意識したいこと

技術とビジネスの両面を牽引できる存在に

―今後、「そだちえ」のチーム内ではどんな役割に挑戦してみたいですか? 

今後はそのサービスの中核になるような新規機能の開発に挑戦してみたいなと思っています。
特に、競合との差別化につながるような、サービス価値を高めていくような機能の開発とかもやってみたいなと思いますね。

―お客様の利益を追求して、ということですね!

そうですね。そこをしっかり自分リードしてやっていくみたいな。
大きな機能の開発とかをどんどんやっていきたいって感じですね。

―素敵ですね!では、エンジニアとして目指したい将来像はありますか? 

技術面と、ビジネス面の両面から、そのサービスを俯瞰して見れるようなエンジニアを目指しています。
利益や提供する価値まで見据えて判断して、プロダクト自体の成長を牽引できるような存在になっていきたいなと思ってます。
余分なコストが発生してないか等を意識して、インフラ管理したり利益を追求できるエンジニアになっていきたいですね。 

プライベートと仕事の両方が充実する働き方へ

―今後お子さんも生まれるので、お仕事とプライベートの充実みたいなところはどんな風に意識されていますか?

そうですね、子どものお風呂入れるのとかやってほしいって言われているので、勤務時間も調整しながらできたらなっていうのは思っています。

―セルバは、時間もある程度動かしながら働くことができますもんね!お子さんもできるとなると、休日もめちゃくちゃ楽しみになりますね。

楽しみですね。家族と過ごす時間が増えそうです。

成長中のプロジェクトに関わっていくエンジニアへ

―チーム開発の中で、ご自身の性格や思考の傾向が役に立ったことってありますか? 

コツコツ地道に積み上げていくようなタイプなので、複雑な概念とかも一つずつ整理しながら進めるってことを心がけてますね。
例えば、ソースコードの更新時の運用フローみたいなのがあるんですけど、それについての改善案を思いついて提案したという経験もあります。
点の知識を線に結びつけるところに時間がかかるっていうのは自分自身で思っているんですが、積み上げることで徐々につながっていくので、そこは屈せず続けていきたいなと思っています。 

―なるほど。点を線にするのってめちゃくちゃ大変ですよね。そんな簡単にうまくいくことじゃないだろうなってすごく思うんですけど。
それをこれから成長中のプロジェクトに関わっていくような後輩エンジニアとかにも伝えていけそうですよね。

そうですね。最初は思うように理解できずに不安に感じることも多々あると思うんですけど、人と比べずに、自分のペースで自身の課題に向き合いながらコツコツ続けていれば、自然といつか点と点が繋がって線になる瞬間っていうのが来るので、焦らなくて大丈夫だよと伝えたいですね。

―そうですよね。心が折れそうになるけど、やっぱりコツコツの先にしか線はないですもんね。

花形みたいなところをどうしても求めやすいとは思うんですけど、そこにたどり着くには、やっぱり目の前のことをコツコツやって、技術を磨いて、できることを増やしてやっていくことが必要ですよね。 

―そうですね!馬場さん、素敵なお話ありがとうございました!