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「僕らがやりたいのは電気工事でも不動産仲介でもなく、僕たちなりのまちづくり」——そう語るのは、札幌テック株式会社の三浦将吾さんです。電気工事店から始まった同社は今、兄・将吾さんと弟・健太郎さんの2人が中心となり、建設と不動産を掛け合わせたワンストップの事業へと進化しています。東京と静岡で別々のキャリアを歩んでいた兄弟が、なぜ地元・札幌に戻り家業を継ぐことになったのか。事業の中身から求める人材、そして人生を変えたターニングポイントまで、じっくり伺いました。

三浦 将吾さん
札幌テック株式会社 取締役。新卒で㈱NEXYZ.GROUPに入社し、静岡での事業立ち上げメンバーを経て東京本社勤務。省エネコンサルティングや開発領域を経験したのち、2023年に札幌へUターンし入社。

三浦 健太郎さん
札幌テック株式会社 取締役。新卒で野村不動産ソリューションズ(株)に入社し、東京で売買仲介を約4年経験。将吾さんより一足先に札幌へUターンし入社。

ーまず、札幌テックがどんな会社か教えてください。
将吾さん:札幌テック株式会社は平成19年に設立した会社で、住宅や店舗の新規の電気引き込みや回線工事を行う、いわゆる街の電気屋さんとして父が立ち上げた会社でした。
そこに、僕の建設・省エネコンサルの知見と、弟の健太郎がやっている不動産宅建業を掛け合わせて、1つの法人として大きくしていこうということで僕らが参画したという流れです。
今では建設部門として、設備工事から新店舗出展の際の設計〜全工事の請負、既存店舗のリノベーションまで手がけています。もう1つの不動産部門では売買仲介やテナント仲介を行いつつ、今後は買取や自社保有にも力をつけていきたいと考えています。
不動産のお客様を建設部門の工事につなぎ、逆に工事のお客様が新店舗を出す際には不動産部門で物件を探す。お客様の「建物にまつわること」をできる限りワンストップで対応するのが目標で、それが今、現実としてできてきている段階です。
社内では「うちは施工会社じゃない」と口酸っぱく言っています。お客様の課題解決をするソリューションアーキテクトであり、その手段として電気工事や設備工事、不動産宅建業があるという考え方です。あくまで課題解決や、みんなの役に立つことが目的で、工事や仲介はその手段。そういう意味で「施工業」ではなく「ソリューションアーキテクト事業」という言い方をしています。
ーそのほかに、御社ならではの強みはありますか?
ホームページなどでは大々的に言っていないのですが、「エンパワージェント事業」というものもやっています。介護の世界でよく使われる「共同」「一緒に支え合う」という意味の言葉なのですが、お客様の課題解決に寄り添う中で、いわゆる事業コンサルのようなPM業を受けることがあるんです。
ただ、普通のコンサルはアドバイスして終わりですが、僕らは実際に動きます。プロモーションを一緒に考えてマーケティングをかけたり、資産の処分であれば売却や解体まで一緒に動いたり。秘密保持契約を結んで内部の情報までいただいた上で、本当に仲間として入り込みます。
自分たちだけで施工が完了しないことも多いので、大工さんや外構屋さん、設計事務所といった協力先ともこのエンパワージェント契約を結び、協力先がより力を発揮できるお客様を僕らが獲得してくる。
行政書士や司法書士、税理士といった専門家とも資本提携はしていないけれどきちんと連携していて、お客様に安心感もセットでお届けする。ブローカー的な動きをしないという点でも、通常の建設業や不動産業とは少し違うところかなと思っています。
札幌テック株式会社の主な事業領域
電気工事・設備工事から新店舗出展時の設計・施工、リノベーションまでを手がける建設部門と、売買仲介・テナント仲介を行う不動産部門を展開。両部門を掛け合わせたワンストップ対応と、事業コンサル的に伴走する「エンパワージェント事業」が特徴です。

ー現在のポジションに至るまでのキャリアを教えてください。
健太郎さん:北海道の大学を卒業して、新卒1年目で東京の野村不動産ソリューションズ(株)に就職し、主に売買不動産の取引を行う仲介の仕事を約4年経験しました。正直、ずっと東京で働くつもりでいましたし、いずれ起業できたらというのが最初のイメージでした。
将吾さん:僕も同じ北海道の大学を卒業して、新卒で㈱NEXYZ.GROUPという会社に入りました。北海道に3ヶ月ほどいた後、静岡の立ち上げメンバーとして抜擢という形で異動になり、事務所も空っぽの状態でダンボールの上でご飯を食べるくらいの、本当に立ち上げの立ち上げから携わって約5〜6年。その後、本社のある東京に約1年いました。
ー一緒に会社をやろうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?
健太郎さん:実は僕から声をかけたのがきっかけなんです。ある時、静岡の御殿場のゴルフ場に、兄夫婦と僕と今の妻の4人で行っていて、その帰りのお風呂で「一緒に事業やらない?」とふと誘ったんです。会社が大きいがゆえにやりづらいと感じていたことや、当時の業務内では収まらない不動産取引に紐づく可能性を感じていて、それが僕にとってすごく気持ち悪かったんですよね。僕は性格的にすぐ行動しちゃう人間なので、話をしてから約1年後には僕が先に札幌に帰ってきて、その1年後に兄が帰ってくるという形で、今から約4年半前のことになります。
将吾さん:僕からすると、健太郎は地元札幌に戻る気はなく、東京に行った人間だと思っていたんです。しかも野村不動産に入って、ようやくキャリアを積んできたタイミングでの提案だったので、正直びっくりしました。
ただ話しているうちに本気だと分かって。もともと僕らは2人で新しく会社を立ち上げて、いずれ札幌テックの株を取得しようと思っていたんですが、父の建設電気工事と、健太郎の不動産宅建業、僕の省エネコンサル・開発の知見に連動性があると気づいて、札幌テックという1つの法人でやっていった方がおもしろいんじゃないかという話になりました。
ーお父様にはどのように伝えたのですか?
将吾さん:その年の年末、実家で正月に父とお酒を飲んでいる時に話しました。僕ら兄弟は3人とも野球をやっていてプロ野球選手を目指していたのですが、親に野球をやらせてもらった感謝の気持ちが元々あり、
家族を養うために父が作ってくれた札幌テックをわざわざ自身でたたむ必要はないんじゃないか。僕らがビジネスマンとして踏み出した以上、僕らが起業し「たたむなら俺らがたたむ」と伝えました。
当時父はまさかそんなそんな風に思っているとは思っておらず、すごく喜んでくれたのを今でも覚えています。
ーお二人の日常的な1日のスケジュールを教えてください。
健太郎さん:大体8時半に出社して、30分ほどメール対応。9時から不動産の対応で、テナントや売買を契約された方に付随する工事の担当もします。現場の立ち合いから始まって30分〜1時間現場にいて、10時か10時半から打ち合わせや内見でお昼まで。
お昼を挟んで1時か1時半からもう一度現場の立ち合いや現地調査、夕方にもう1件打ち合わせがあって4時過ぎに事務所に戻り、5時半か6時頃まで事務作業をしています。お昼ご飯の後の15〜20分は昼寝していますね、これが一番ぶれないところかもしれません。
将吾さん:僕は健太郎との違いで言うと経理などのバックオフィス系の仕事が大半です。9時頃出社して、午前中は基本的にデスクワーク。経理や総務、月末なら月末業務など。11時半くらいから早めのお昼を取って、12時過ぎから午後1、2件の相談や打ち合わせに出て、大体3時くらいには戻ってきます。
夕方は現場から帰ってきた従業員とコミュニケーションを取りたいので、案件の吸い上げや進捗管理も兼ねてヒアリングして、基本的には誰かしらと飲みに行きます。従業員と同じ釜の飯を食いたいタイプなので、飲みに行けそうなメンバーがいたら誘いますし、それが叶わなければ家で飲むという感じですね。
その場合は、僕の壁当て相手は妻になり渋々相手になってもらっています(笑)
ー社員が意見を言いやすい雰囲気づくりのために、意識していることはありますか?
健太郎さん:僕は2つ意識していることがあって、1つはお昼ご飯を一緒に食べること。もう1つは、現場への移動などで職人さんも含めて同じ車に乗って会話することです。物理的にバラバラで行かなきゃいけない時以外は、あえて一緒に乗るようにしています。
将吾さん:うちの特徴として、会議室での「会議」をほぼしないんです。会議室という構えた環境で話すと、お互い身構えてしまうと思っていて。実は一番意見交換が盛り上がるのは、出張に向かう車の中や移動中なんですよ。事務所に着いてから「さっき話してたやつ、ちょっと調べてみるべ」となることが多いので、あえてそういう構えた機会を作らないというのを意識しています。
あとはティーチングせずコーチングすること、自分の存在は「羅針盤」だと自分に言い聞かせていること。そして断片的な話をしないことです。例えば従業員が急に機嫌が悪かったり仕事が雑になったりしても、それはその人の人間性ではなく、前後に何か理由があるはずなんです。そこを汲み取れていない時に余計なことを言っても腑に落ちないだろうし、できるだけ早合点せず間を置いたり安易なアプローチをしないようにしています。そうすることが信頼関係につながると思っていて、信頼関係なくしてコミュニケーションは絶対にないと思うんですよね。
ー仕事以外での社内交流やイベントはありますか?
将吾さん:今、社内で一番一緒に飲みに行っている仲間は、実は全くお酒が飲めない子なんです。なのでお酒を飲むことが重要ではなく、同じ釜の飯を食う・一緒にいることを大切にしています。福利厚生としては、整体やマッサージ、本の購入など、自分の生活を豊かにしたりコンディションを上げたりする部分は、できる範囲でサポートしています。
代表的なイベントで言うと、社員と取引先の方たちとで野球チームを作って毎週野球をやっています。キャッチボールをすると大体その人の性格が分かるんですよ、球筋が曲がっている人は性格もちょっと曲がってたりして(笑)。仕事以外のコミュニティの時にこそ人柄が出ると思っているので、ホスピタリティを持って周りを盛り上げられるかとか、そういうところも見ています。
夏はバーベキューもしますし、年に数回ほど僕らが行く会食に先方の許可を取って従業員を連れて行くこともあります。経営者がどんな考え方をしているか、どんなやり取りをしているかを少しでもイメージしてもらいたいですし、美味しいご飯も食べられる。従業員は経営者の側面をあまり見ていないことが多いので、その裏側を少しでもクリアにして、人生の刺激になってもらえたらと思っています。
「NOを言わない」「期待値を超える」という2人の価値観
健太郎さんが大切にしているのは「会いに行くこと」と「相手の期待値を常に超えること」。電話やメールより、顔を合わせることで話が発展すると考えているそうです。
将吾さんが大切にしているのは「NOを言わない」こと。「うちの業種じゃない」「やったことがない」と決めつけず、やれる方法を考えるという姿勢で望んでいます。この姿勢は従業員にも共有されていて、現場で相談を受けた時に即断らず社内で展開してみる習慣が根づいているといいます。これが僕らが施工業ではなく、課題解決業だという所以であり、またその積み重ねで社会のニーズや自分たちの可能性を見つけていくきっかけにもなっていると思います。

ー入社した従業員に、どのように成長していってほしいですか?
将吾さん:僕は明確に1つ、自分の夢に嘘をつかないでほしいと思っています。これは自分自身にも言い聞かせていることです。プロ野球選手を目指していた学生時代、周りにたくさん笑われました。実際プロにはなれなかったですが、それでも自分の夢に嘘をつきたくないと頑張った結果、得られたものもあれば成し遂げられなかったこともあります。
社会人になるといろんな理由で夢に蓋をしてしまうこともあると思いますが、人生は一度きりの壮大なる暇つぶしなので、自分の夢や目標に蓋をしないでほしいですし、それを叶えられる環境を僕らは提供していきたいと思っています。そういった大人たちの背中を子供たちに見せていければ、子供たちも“大人になること”に夢を抱くようになると思います。
健太郎さん:僕は従業員に、僕たちよりも給料を稼いでほしいと思っています。裕福な生活を送ってほしいですし、自分の家族や友人に「うちの会社最高だぞ」と自信を持って言ってもらえるような環境にもしていきたいです。夢を持ってほしいし、目標も持ってほしいなと思いますね。でもだからこそ、その分自覚と責任をもって自らの足できちんと歩き、自己実現をするチャレンジ精神を体現し続けてほしい。
ー求める人材はどのような人ですか?
将吾さん:明確に2つあります。1つは嘘をつかない人。自分の欲や気持ちに素直で、綺麗な言葉やそれらしい発想で頭でっかちにならなくていいと思っています。もう1つは行間を読める人です。仕事には「ここから先は総務部の仕事」というような境界線がありますが、その境目を汲み取って仕事をパスできる人じゃないと、人間関係もうまく作れないと思っています。
例えば建設工事で、自分の担当範囲が終わったからそれで終わりではなく、次の人がやる作業に対して一言添えたり、手伝えることがないか気を配れる人。稼ぎたいという貪欲さでも、社会のためになりたいという思想でも、どちらでもいいのですが、有言実行できるかどうかがすごく大事だと思っています。
札幌テックが求める人材像
① 嘘をつかない人
自分の欲や気持ちに素直で、有言実行できる人
② 業界・仕事の境目を読め、利他的である人
自分の担当範囲を超えて、次の人の作業に気を配れる人。他が為に頑張れない人には何もついてこないと思うし、つまらないと思う。
③ 夢や目標に蓋をしない人
自分の心に嘘をつかず、目標を持ち行動し続けられる人。願望ばかりの人はたくさんいて、大切なのは覚悟をもって行動し続けられるかどうか。
④ チャレンジングな人
現状維持は退化です。できるかできないかではなく、やりたいかやりたくないか。やるべきかどうかが重要です。

ー今後のビジョンや展望を教えてください。
将吾さん:正直、最後にここまで来たらゴールというのは明確に決めていないんです。自分たちがどこまでやれるのか、それ自体がワクワクして楽しみで仕方ないので。いずれは自分たちのビルや土地を持って、分かりやすい区画で自分たちなりの地域・コミュニティを作りたいと思っています。街づくりって物理的な拠点がないとなかなか分かりづらいと思うので。例えるなら、ジャパネットHDさんはリスペクトしており、目標モデルです。事業とは社会の機会にチャレンジすることだと思っています。今はまだ微力ですが、いつか必ず僕らの出番が来る、その時の為に力をつけて準備したいと思っています。
健太郎さん:僕は本当に不動産を通じてまちづくりがしたいですね。実は昔から新聞に入っている間取り図やチラシをよく見ていたと親戚にも言われていて、根本的に不動産がめちゃくちゃ好きなんだと思います。自社で保有するものもあれば、僕らが買って綺麗にしたものをお客様に買っていただくものもあり、建設も交えて解体して作り直して利用してもらう。そういういろんな形で、不動産を通じてまちづくりをしていきたいというのが今後のビジョンです。
ーInstagramでの発信も積極的にされていますが、どんな意図があるのでしょうか?
将吾さん:インスタグラムは集客のためではなく、あくまで自分たちを知ってくれている方への「日報」のような感覚でやっています。健太郎も僕も物理的になかなか会えない人が全国にいるので、そういう人たちに元気な姿を届けたい、初めてうちを調べてくれた人には嘘偽りなく生きている様子を知ってもらいたい、という思いで始めました。
ただ今後、唯一つなげたいと思っているのが採用です。実際、建築会社さんなどからの業務依頼はInstagram経由が多いという実感があって、自分たちと付き合ってくれている人、これから付き合いたいと思ってくれている人により自分たちをリアルに知ってもらうために発信しているつもりです。縁を繋ぎ、輪を広げ、みんなで笑いあえるって人生の豊かさじゃないですかね?(笑)
ーお二人の人生を変えるきっかけになった出来事があれば教えてください。
将吾さん:「人生は壮大な暇つぶし」という言葉が好きで、大切にしています。僕には3つの出来事があって、1つ目が大学4年生の時に父が心筋梗塞で倒れ、病院で一時心肺停止になったこと。実家で不安そうな顔をしている弟たちに「大丈夫」としか言えず、自分に力がないと何も守れないと痛感し、人はいつ死ぬか分からないと感じた出来事でした。
2つ目が娘の誕生です。この子を守るためならなんでもできると思うくらい愛しい存在に出会って、1人ひとりとの出会いを大切にする気持ちが芽生えました。
3つ目が、娘が生まれた年に、母の兄である叔父が若くして病気で亡くなったことです。「これから」と言っていた叔父の悔しそうな姿を見て、人生には限りがあること、頑張りたくても頑張れない人がいる中でまだ生かされている自分は頑張らなければいけない責任があると強く実感させられました。
健太郎さん:僕は兄弟の存在ですね。実は高校野球で兄と弟は甲子園に出場していて、僕だけ出場できなかったんです。それで野球にコンプレックスを持ってしまい、一時期は野球が嫌いになるくらいでした。
大学1年生の時、兄が4年生で一緒に硬式野球部に入ったのですが、5ヶ月ほどで辞めて、「兄弟の中で一番稼いでやる」という思いにシフトチェンジしたのが、僕にとって人生のターニングポイントでした。当時は独立なんて全く考えていなかったですが、それがなければずるずる野球への未練を引きずっていたかもしれません。結局、僕の人生を作ってくれたのは兄弟の存在だったと思います。

ーお二人の間で、明確な役割分担はありますか?
将吾さん:僕と健太郎は明確に役割分担しているんです。僕はアクセル役、健太郎はブレーキ役。俺は踏むことに集中するから、これは違うんじゃないかという時はお前が止めてくれよ、という関係です。それに伴って、社内でのコミュニケーションで言うと健太郎は「聞き上手」役で、僕は「喋り上手」役。
いろんな会話をしながらモチベーションが上がればいいな、目線が上がればいいなと思いながら僕は喋る側で、健太郎はふと社員たちが「ちょっと相談したいな」という時に選ばれる存在なんです。健太郎と話した上で「最後に兄貴にも聞いてみるべ」となることも多くて、僕もその力にすごく助けられていますし、自分のキャラにないものを持っているから助かるなと思っています。
「雄弁は銀、沈黙は金」という言葉がありますが、僕は「有言実行はプラチナ」だと思っていて。ヒーローって不言実行じゃなく、有言実行なんですよね。「今から助けに行く」と予告して助けるからヒーローなんです。ヒーローの条件って予告ホームランじゃないですか?(笑)この役割分担は決めたものというより、性格が真逆で全然違うタイプだからこそできた関係だと思っています。例えば僕と馬が合わない相手は健太郎に任せるとうまくいきますし、その逆もよくあります。
ー健太郎さんが「聞き上手」を意識するようになったきっかけはあるのでしょうか?
健太郎さん:前職時代、聞き上手になることをめちゃめちゃ意識していたんです。話していて気持ちいい人、話したくなる人になりたいなと思っていて。きっかけは、お笑い芸人のキングコングのお二人のやり取りで、西野さんが「聞き上手だよね」と言われているのを見て、すごく分かる、自分もそうなりたいと思ったことでした。
それで当時、書店に行って聞き上手になるための本を買って読んでいたのを覚えています。ビジネスのビの字も分かっていなかった頃から、質問することや相手を引き出すことをずっと意識して続けてきたことでした。
たった一つの僕らの約束
今でこそ共同経営者という立場になり、役割分担・支え合いの関係になっていますが、「仲が悪くなって兄弟の関係が崩れるくらいなら、次の日に会社を辞め兄弟に戻ろう」と約束しているほど、共同経営者である前に兄弟であることを大切にしているそうです。物語るエピソードとして、将吾さんの結婚時、母親が奥様にお願いした条件は「兄弟のことだけは大事にしてね」というものだったそうです。そのくらい兄弟の存在を第一に考えてきたといいます。

ー最後に、キャリアや働き方に悩む読者へメッセージをお願いします。
健太郎さん:三浦兄弟にマジで注目していてください!!この言葉に全ての想いを込めます。
将吾さん:転職や独立を考えている方に伝えたいのは、「自分の心に嘘をついていないか」「今、満足しているか、燃えているか」ということです。転職を考えているのも、本当はこうしたいという気持ちの表れかもしれませんし、逆に今の環境を続けることの言い訳を考えていないか。自分の中で納得できているか、燃えて生きているかを、ぜひ自分自身に問いかけてみてほしいなと思います。
さぁ!夢を叶えよう!
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