【インタビュー】なぜエンジニアが定着しているのか? ── ミライウェブ株式会社 工藤社長が語る「1人ひとりと向き合う」経営

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ミライウェブ株式会社は「技術で顧客の成功を支援し、社会の発展に貢献する」という理念のもと、大企業向けの基幹システム開発から中小企業・個人事業主向けのIT支援まで常時1,000件の案件を抱えながら、幅広いITソリューションを提供するIT企業です。2019年に創業し、直近数年間は毎年1.5〜2倍のペースで成長しています。2025年には「令和6年度東京ライフ・ワーク・バランス認定企業」にも選定。5年間退職者ゼロという驚異的な定着率でも注目を集めています。

今回はミライウェブ株式会社の代表取締役社長・工藤 魁(くどう かい)さんに、創業からの歩みや独自の組織づくり、そしてAI時代に必要なスキルについてインタビューしました!

目次

プロフィール紹介

工藤 魁さん
ミライウェブ株式会社 代表取締役社長。1991年岩手県盛岡市生まれ。大学で経営学を学んだ後、非IT職を経てエンジニアに転身。大手企業の基幹システム開発などを経験し、2019年にミライウェブ株式会社を創業。経営者でありながら現役エンジニアとして現場にも立ち続ける。MBA(経営学修士)取得。

大企業から個人事業主まで ── ミライウェブ株式会社の事業とは

基本的にはITのソリューション事業を行っている会社です。大きく分けると大企業様向けの基幹システム開発・運用支援と、中小企業・個人事業主様向けのIT導入支援の2軸でサービスを提供しています。

大企業様向けでは、例えば金融機関の勘定系システムや契約管理システム、精算関連システムなど、「止まってはいけない」基幹システムの開発・運用のご支援を中心に行なっています。それ以外にも、データベース構築やデータ分析基盤の構築、サーバーの構築運用、オンプレミスからクラウドへの移行支援、RPAによる業務自動化など本当に幅広い領域をカバーしています。

一方で、中小企業様や個人事業主様向けには、ホームページ制作やSEO対策、SNSマーケティング、SaaSの導入支援などを中心に行っています。予算が限られたお客様やITが苦手なお客様に対して「まずはホームページを作りましょう」「SaaSを導入してみましょう」といった形で、身近なところからソリューションを提供しているのが特徴です。

正社員としては約10名で、業務委託の方たちを含めると、ざっくり20名くらいの規模です。ただ、最近はお仕事のご依頼も幅広く増えてきており、毎月1〜3名ほど新しくメンバーが増えているような状況です。

まだ大きな会社ではありませんが、少しずつ仲間が増えてきていて、今年は全体として倍くらいの規模になるようなイメージで成長してきています。

ミライウェブ株式会社の事業概要

ミライウェブ株式会社は、アプリケーション開発・システム開発・ITインフラ構築・Webマーケティング・ITコンサルティングなど多岐にわたるITソリューションを提供。金融・製造・流通・公共など幅広い業界の課題を、技術を手段として解決するパートナー型の支援スタイルが特徴です。自社プロダクトとしてAppleヘルスケア×GPTの健康データ活用アプリ「CopyVitals」も開発しています。

5年間退職者ゼロの秘訣 ── 「1人ひとりと向き合う」組織づくり

1番は、1人ひとりをちゃんと見ているということだと思います。大きな会社になればなるほど、社長や上司との距離感って遠くなりますよね。自分の思っていることや不満が上に伝わりづらくなる。弊社の場合は、フラットに社員と話すことを大事にしているんです。

具体的な施策としては、月1回全員で集まる会をオンラインで開催しています。今の仕事やプロジェクトの状況を聞いたり、悩みや不満、「こういう福利厚生があったらいいのでは」といった声を拾い上げることを5年以上続けています。

もちろん、予算の都合でできないこともあります。でも、ちゃんと話を聞いて検討して、今はちょっと難しいから待ってほしいとか、会社がもう少し大きくなったら考えさせてほしいとか、そういうやりとりを誠実にやっていくことが大きいのかなと思います。

大企業様向けのお仕事では、セキュリティの観点からお客様の情報資産を社外に持ち出すことが難しいケースが多く、一部例外を除き、基本的にはお客様のオフィスへ直行直帰する形をとっています。

弊社のメンバーはプロジェクトごとに異なる現場で勤務しており、全員が対面で集まる機会は忘年会くらいです。普段は月1回のオンラインミーティングを中心にコミュニケーションをとっているほか、毎週末に全員がチャットで「週報」を投稿し合う仕組みを設けています。

現場でトラブルが発生したり、お客様との間で問題が生じた際は、私がすぐに動くようにしています。社員からアラートが上がった際には、必ず私が交渉の矢面に立つ。いざというときに動かない社長では意味がありませんから、そこだけは絶対に外さないようにしています。

ITの仕事って、難易度の幅がレベル1からレベル100くらいまであるんです。多くの会社は、難易度の高い仕事の方がお客様にチャージする金額が高いので、若手やまだスキルが十分でないエンジニアにも、そういった難易度の高い案件を任せてしまいがちなところがあります。

弊社の場合は、未経験から採用した方でもできるレベルの仕事をしっかり取ってきて、まずはそこで力をつけてもらう。長期的にレベルが上がれば、難易度の高い仕事もできるようになり、それに応じて収益も上がってくるという考え方です。だから若手の離職が起きにくいのだと思います。

社長週報で情報を発信し続ける理由

最初は日報でしたが今は頻度を変えて「社長週報」という形で、週1回まとめて社員に共有しています。社員も週報を書いているので、お互いの頻度を合わせた形ですね。

意図としては、社長が何をしているか、社員には分からない。これを払拭する目的が大きいです。普通の会社員だと、いきなり社長の決定が降りてきて「これをやれ」と言われる。それって嫌じゃないですか。毎週社長が発信していれば、会社の動きがなんとなく見えてきます。特にうちはみんな現場が違うし、社長と対面で会うのは年に1回程度。そういう組織だからこそ、社長がしっかり情報発信を定期的にする必要があると考えています。

コロナも売上ゼロも乗り越えて ── 創業からの歩みと挫折

正直、常に大変で、常に危機感があるのが本音です。ただ、だからと言ってずっと悲観的というわけではないんです。

2019年5月に創業して、最初の3ヶ月は売上ゼロからのスタートでした。多分他の人から見たら大変な時期だと思うかもしれないのですが、「営業すればなんとかなるだろう」と考えて乗り越えました。その後にコロナが来て営業もできなくなりましたが、ITが広がった時期でもあったので「ピンチはチャンス」とポジティブに対応できました。

そして私はサラリーマン時代がトータル3年しか経験がなく、マネジメント経験がまったくなかったんです。2社とも1年半くらいで辞めていて、平社員と社長しかやったことがない。だから社員が入ってきたとき、最初は本当にどうすればいいか分からなくて。実際、初期には退職者も出ました。でもそこから試行錯誤して、2021年から今日まで退職者ゼロを実現しています。

「令和6年度東京ライフ・ワーク・バランス認定企業」に選定

ミライウェブ株式会社は、東京都が実施する「令和6年度東京ライフ・ワーク・バランス認定企業」に選定されています。残業月10時間程度、年間休日125日、1時間単位の有給取得制度など、エンジニアが安心して長く働ける環境づくりが高く評価されました。さらに2025年10月には「東京サステナブルワーク企業」にも認定されています。

AI時代に求められるのは「信頼」── 変化の中で大切なこと

AIは確かにすごいですよね。ChatGPTに代表される生成AIが登場して、今は本当に大きく時代が変わってきていると感じます。「ITの仕事は全部AIでできてしまうのでは」と思う方もいるかもしれません。

ただ、2026年3月の今日時点でも、弊社にはITのお仕事の依頼が続いています。理由はいくつかありますが、1つはお客様がAIを十分に使いこなせていないことです。AIを使って何かを作ったとしても、それが本当に正しいのかを判断するのは簡単ではありません。

そしてもう1つは、やはり信頼だと思っています。
「ミライウェブさんに任せれば大丈夫だろう」と思っていただける信頼があるからこそ、ご依頼をいただける。

AIやツールはこれからもどんどん進化していくと思いますが、最終的には「誰に任せるか」という信頼が一番大切になるのではないかと感じています。

はい。商売の基本は、お客様に「ありがとう」と言っていただける価値を提供して、その対価としてお金をいただくことだと思っています。

扱う商材が何であっても、その価値をきちんと届けられていれば仕事は生まれてくる。そこさえ外さなければ、これからもやるべき仕事はなくならないのではないかと考えています。

AI時代に大切なこと ── ミライウェブ株式会社 工藤社長が現場で感じていること

① AIを使いこなす力より「信頼」を築く力
ツールは変わっても、人と人の信頼関係が仕事の基盤であることは変わらない

② 目の前の仕事に全力で取り組むこと
事業計画を立てても何が起こるか分からない時代。今に集中し、目の前のお客様を喜ばせることが結果につながる

③ 「人」がなくなることはない
AIで全部できそうに見えても、実際にはお客様はAIを使いこなせず、信頼できるパートナーを求めている

目の前に集中し、毎年成長を続ける ── ミライウェブの未来

創業から7年で売上は過去最高を更新し続けていて、毎年1.5〜2倍のペースで成長しています。ただ、数値的な定量目標は特に置いていないんです。売上何億を目指すとか、離職率0%を目指すとか、そういう宣言はしていません。結果としてそうなっているだけなんです。

じゃあ何をしているのかと言うと、目の前のことに集中しているということです。結局何が起こるか分からないのだから、今に集中して、目の前の仕事に全力で取り組んで、目の前のお客様を喜ばせる。それをやっていけば、多分すごいことが起きるんじゃないかという発想で会社を運営しています。

求職者へのメッセージ

現在は仙台でのエンジニア採用を特に強化しています。例えば東京でエンジニアとして働いていて、地元の仙台に戻りたいという方には、ぜひチャレンジしていただきたいですね。

。弊社では未経験から3年かけてじっくり育成する体制を整えていますし、メンター制度や社員専用のeラーニング「ミライウェブ大学」、100種類以上の資格手当など、スキルアップを全力でサポートする環境があります。

残業は月10時間程度、年間休日125日、1時間単位の有給取得もOK。仕事もプライベートも充実させて、仲間と一緒に成長を楽しみたいという方は、ぜひ一度お話を聞きに来てください!

ミライウェブ株式会社のインタビュー記事
工藤社長の経営哲学やエンジニアに優しい職場環境について、さらに詳しく知りたい方はこちらもぜひご覧ください。

3年連続離職ゼロ!ミライウェブ株式会社が実現するエンジニアに優しい働き方(ミライのお仕事)
【ミライウェブ株式会社】工藤社長インタビュー(THE Leader)

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この記事を書いた人

キャリアクラフトは大阪・東京を拠点に20年、人材事業やシステム開発を行ってきたセルバが運営する「新しい働き方を創るメディア」です。
従来の新卒や転職だけでなく、フリーランスやパラレルキャリアなどの新しい働き方や、リモートワークや時短勤務などの新しく浸透しつつある制度について発信しています。
自身のキャリアに迷っている人のお役に立てればと考えています。

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