あなたのキャリアについて、インタビューさせていただけませんか?
自社の宣伝をしたい方大歓迎!ぜひキャリアクラフトにインタビューさせてください。
取材からインタビュー記事の公開に至るまで、費用は一切かかりません。
自分ではありふれた経歴だと思っていても、過去のあなたと同じ境遇にある方のキャリアの道しるべになるかもしれません。
異業種に転職された方、フリーターから正社員になられた方、ブランクから復帰された方、未経験からフルリモートの仕事に就かれた方など、様々なキャリアの方をお待ちしています!

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「不安に感じている時って、多分、不安が漠然としているからだと思うんです」——そう語るのは、22期目を迎えるSEOコンサルティング会社・サクラサクマーケティング株式会社の取締役社長である、ねぎお社長(根岸雅之さん)です。オフィスを持たないフルリモート経営、社員を一切管理しない性善説の組織運営、そして自らノートとYouTubeで発信を続けるねぎお社長に、会社の強みやAI時代の働き方、求める人材像を伺いました。

ねぎお社長(根岸 雅之さん)
サクラサクマーケティング株式会社 取締役社長。この道20年、同社は今期で22期目を迎えるSEOコンサルティング会社。フルリモート・フルフレックスという働き方を敷きながら、自らnoteとYouTubeで日々の考えを発信し続けている。

ーまず、サクラサクマーケティングがどんな会社か、どんなサービスを提供しているか教えてください。
いわゆるSEOコンサルティング会社という位置付けでやらせていただいております。具体的にはクライアント様とコンサルティング契約をさせていただいて、検索経由の集客・売上を上げるお手伝いをしています。SEOのコンサルティングや記事制作、ウェブサイト改善の提案をさせていただくのが母体です。
昨今はAIを使う人が増えてきているので、AI対策、いわゆるLLMOやGEOといった領域もコンサルティングしています。SEOがベースになっているので、SEOとLLMO対策をあわせて提供するのがビジネスの軸です。
サクラサクマーケティング株式会社の主な事業領域
SEOコンサルティング、記事・コンテンツ制作、ウェブサイト改善提案を軸に、近年はLLMO・GEOといったAI対策も提供。クラウドソーシングサービス「サクラサクワークス」を活用し、提案だけでなく実行までを一気通貫でサポートしています。

ー他社との違いやアピールポイントを教えてください。
強みとしては、大きくわけて3つあります。1つ目は、僕らは20年間同じビジネスをやってきているので、歴史があって知識があることです。2つ目は、実は「サクラサクワークス」というクラウドソーシングサービスを裏側に持っていて、提案するだけでなく、コンテンツ制作やデザインなど実行まで一気通貫でできることです。
3つ目は、いわゆる「人」の部分です。SEOの知識やコンサルティング自体はどこの会社がやってもそこまで変わらない。だからこそ、お客様視点に立ち痒いところに手が届くように、どれだけ一緒に伴走できるかが重要だと考えています。そのために4つのクレドを設けていて、クレドにマッチした社員を採用し、育成する。具体的には、お客さんとのコミュニケーションでストレスを感じさせない、約束を絶対に守る、といったことに重きを置いています。
サクラサクマーケティングの土台にある「VISION・MISSION・ISM」
同社は、企業理念(VISION)を「進化し続けるプロフェッショナルの集合体」、存在意義(MISSION)を「WEBマーケティングの力でサクラを咲かせる」と定義しています。そしてこの理念を支える行動規範として、ビジネスパーソンである前に、人として、全てのステークホルダーに対し日常からビジネスまであらゆるシーンで全メンバーが遵守すべき「ISM(クレド)4ヶ条」を掲げています。
| クレド | 行動規範の内容 |
|---|---|
| 先義後利 | 相手の利を優先することで、強く長い信頼関係を構築せよ |
| 自考自走 | 現場が主役、当事者意識を持ち自ら考え、自ら行動せよ |
| 凡事徹底 | 当たり前のことを徹底的に当たり前にやり信頼を獲得せよ |
| 誠心誠意 | 本気の想いで相手に向き合い想像を超える感動を届けよ |
ーAIを使ったコンテンツ制作で工夫されていることはありますか?
AIを使って生産性を上げること自体はどこの会社もできますし、やるべきだと思っています。ただ僕らは、AIを使うことで今まで人間がやっていた部分をAIができるようになる分、人間はもっと「質」を上げるところにアプローチするようにしています。
特に僕らはGoogleのアルゴリズムに詳しいのですが、Googleが求めているのは、AIで簡単に作れるようなコンテンツではなく、一次情報やその会社にしか出せない内容です。人間にしかできない部分はどこかを考えながらコンテンツを作る取り組みをしています。
ーこのお仕事のやりがいを教えてください。
1番はやはり、クライアントの売上が上がったり、困っていることが解決できたときに、シンプルに感謝されることです。数字としても順位が上がった、売上が上がった、アクセスが上がったと目に見えるのも、やりがいの一つです。
もう1つは、僕らはビジョンとして「時代がどんどん変化していく中で、どんどん進化していこう」というメッセージを掲げていて、今期で22期目です。この会社にいることで自分自身もどんどんアップデートしなければならないので、そこで成長や進化を感じられることも、やりがいになっています。

ー社内はどのような部署構成になっていますか?
大きく3つのチームに分かれています。
| チーム名 | 役割 |
|---|---|
| コンサルティングチーム | クライアント様とのコミュニケーション・コンサルティングを担当 |
| プロダクトチーム | お客様のサイト内で作るべきコンテンツや制作物を、ライターさんなどとディレクションしながら制作 |
| メディアチーム | 自社メディアの運営を担当 |
ー働き方について教えてください。
ここはめちゃくちゃ特徴があるところで、うちはフルリモートで、完全にオフィスがないんです。コロナのタイミングで他の会社と同じようにリモートワークにしたのですが、それまでは恵比寿に綺麗なオフィスを構えていました。ただ、我々のような中小企業が採用をする上では、どうしてもライバル会社が強くてなかなかうまくいかなかったんですね。
フルリモートワークに切り替えたことで、地方の女性やお子さんがいる方など、Webの仕事をしたくてもできなかった方を採用できるようになりました。僕らとしては知識はなくても、クレドや考え方にマッチする方を採用して育成すると、非常に真面目で丁寧で素直に取り組んでくれるので、お客様の評判もよく、そこが強みの一つになっています。
フルリモートになったときに1番悩むのが、マネジメントや管理の仕方だと思います。僕自身、新卒の頃から厳しい会社でマイクロマネジメントをされてきた経験があるのですが、どうやって管理すればいいんだろうと考えたときに、疑い出したらキリがない。であれば、みんな真面目にやっているという前提で、一切管理をしないと意思決定しました。勤怠をチェックするツールなども入れていません。
あわせてフルフレックス制も取り入れています。1日8時間働いてくれれば、深夜を除いていつ働いてもいいし、いつ休んでもいい。子どもを幼稚園に送ってから働いて、お昼は奥さんとランチして、また働く、ということも全然できます。1人1人が業務委託のような形で働いているような会社だと思います。

ーコミュニケーションはどのように取られているのでしょうか?
月1回、全社ミーティングという形で全員が必ずZoomで集まり、僕から会社の方針を伝える場を設けています。マネージャーとメンバーは必ず週1回1on1をしていますし、年2回は東京でリアルのイベントを開催。来られるメンバーだけですがキックオフや忘年会もやっています。
リモートワークだと「社長が何を考えているか分からない」「会社がどう考えているか分からない」というのが1番の懸念になると思っていて、僕自身noteとYouTubeを運営しています。noteは週1回更新して、AIに関することなど今考えていることを発信していますし、メインのYouTubeチャンネルは6年間続けていてチャンネル登録者は約1万人。今年からは社内広報誌のような位置づけで「サクラサクチャンネル」を新しく始めていて、社員インタビューや会社の歴史、僕が今考えていることを動画で発信し、うちの文化が伝わるようにしています。
一度も会ったことのないメンバーもいる、全国分散型の組織
現在、社員・アルバイト合わせて約40名のうち、半分ほどが関東圏、残り半分は北海道・東北・福岡・北陸など地方在住だといいます。ねぎお社長自身、一度も会ったことがないメンバーがいるほど。研修面では、YouTubeを見てレポートを書いてもらう仕組みを研修の一環として活用。また、未経験で入社した主婦の方が今ではマネージャーとして活躍しており、自身が入社時に困ったことをそのまま研修プログラム化してくれているそうで、そうした細かい運営は女性メンバーに任せている部分も多いといいます。
ーユニークな福利厚生や制度はありますか?
2つあります。1つは副業を推奨していること。リモートワークになると1日2時間ほど通勤時間が浮くはずなので、その時間を使ってスキルアップ、やりがい、新たな気づきを得るために副業をやってくださいと伝えています。自社ビジネスとぶつかるようなことは禁止していますが、それ以外は自由です。
もう1つはそこに紐づくのですが、会社が支給しているパソコンやツールを、副業やプライベートで使ってもいいと伝えていることです。セキュリティ面の配慮はしつつも、会社のアカウントやツールをプライベートで使うことに罪悪感を感じて使いづらくなるくらいなら、むしろ堂々と使ってもらったほうが生産性も上がるだろうと考えています。
イベントや文化は各チームに任せている部分も多く、コミュニケーションが重要な営業・コンサルチームは月1回リアルでミーティングをして懇親会をしたり、個人で完結する業務が多いプロダクトチームは無理に集まらせず、リーダーの色を出してもらうようにしています。
ーどんな人材を求めていますか?
4つのクレドにマッチすること、会社のビジョンや理念に共感してくれることが大前提です。その上で、性善説で管理をしているということは、その人間を信じられないとうまく運営できないと思っています。だからこそ、嘘をつかない、真面目である、会社に対して背中を向けるような態度を取らない、というマインドを持った方を採用したいと考えています。
採用の1次面接は必ず僕自身が担当していて、スキル以上に、頑張れるか、真面目か、泥臭いこともできるかといったところに重きを置いて採用しています。
ーAIの登場によって、仕事はどのように変わってきましたか?
僕もこの世界に20年いますが、コンサルタントの仕事だと思っていた部分の半分くらいは、もうAIができてしまいます(このテーマについてはnoteでも詳しく書いています)。特にデータを分析する、まとめて資料にするといった部分は、どんどん任せたほうがいいと思っています。
一方で、何のデータを読ませるのか、何をAIにやらせるのか、という問いを立てるところと、出てきたアウトプットに対して「これは本当か」「これでいいのか」と責任を持つところ。この2つはやはり人間の仕事だと思っています。
実は今日のミーティングの前にも、メンバーがある分析結果を報告してくれたのですが、あらゆるデータをAIに入れて出てきたものをそのまま提案してきても、それでは物足りない。まず自分でサイトを見て思ったことを言語化し、そこにデータを加えてAIに渡すことで、はじめて自分ならではの見解が出てくると思うんです。AIをどう使うかに、もっと知恵を働かせる必要があると感じています。
AI時代に求められるスキル ── サクラサクマーケティングが現場で感じていること
① 何をAIにやらせるかを考える「問い」を立てる力
データを分析させる前に、何を明らかにしたいのかを自分の頭で考える
② AIのアウトプットに責任を持つ力
出てきた結果を鵜呑みにせず、本当に正しいかを自分で判断する
③ 一次情報・自分にしか出せない視点を持つ力
AIで簡単に作れるものではなく、自分だからこそ語れる内容を大切にする
④ 性善説の組織で信頼に応える誠実さ
管理されなくても真面目に取り組める、嘘をつかないマインド
ー今後のビジョンや展望を教えてください。
企業理念でも明確に掲げているのですが、僕らは上場や規模拡大を目標にしているわけではありません。「1日でも長く社会に必要とされ続けよう。そのために進化し続けよう」というのが僕らのビジョンです。何年後にどうなりたいという目標はもちろんありますが、それ以上に、これだけ時代の変化が激しい中でどう変化し、進化していくか。お客さんに「サクラサクがいるから売上が上がっている」と思ってもらえる価値を出し続けなければならないので、目の前の変化に追従しながら、何を価値提供できるかを考え続ける。これを22年間続けてきましたし、これからも続けていきたいと思っています。
もともとウェブマーケティング・SEOを軸にしてきましたが、SEOに片足を置きながら、コンテンツ制作やAI、自社メディア運営といった周辺領域を固めるようにしています。一方で、Web以外のことには手を出さないとも決めています。Webの世界ではプロフェッショナルでも、他業界には素人ですから、そこに下手に手を出して立ち行かなくなった会社をたくさん見てきました。社名にも「マーケティング」を入れているように、この軸はぶらさずにやっていきたいと思っています。
ー最後に、この記事を読んでいる方へメッセージをお願いします。
AI時代というところで、先行きが見えない不安を抱えている方は多いと思います。僕自身もそうです。ただ、不安に感じている時って、多分、不安が漠然としているからだと思うんです。今どういう状況で、何をすればいいのかを言葉にする、言語化することで、「ここをやっておけば大丈夫そうだ」「ここはまだやらなくていい」と、不安は少しずつ解消できるんじゃないかと思っています。
誰しも先行きが見えない不安を抱える中で、それが唯一の対処法だと思っています。僕自身もチャレンジを続けている一人なので、読んでくださっている方も、ぜひ頑張っていただければ嬉しいです。
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