あなたのキャリアについて、インタビューさせていただけませんか?
自社の宣伝をしたい方大歓迎!ぜひキャリアクラフトにインタビューさせてください。
取材からインタビュー記事の公開に至るまで、費用は一切かかりません。
自分ではありふれた経歴だと思っていても、過去のあなたと同じ境遇にある方のキャリアの道しるべになるかもしれません。
異業種に転職された方、フリーターから正社員になられた方、ブランクから復帰された方、未経験からフルリモートの仕事に就かれた方など、様々なキャリアの方をお待ちしています!

あなたのキャリアについて、インタビューさせていただけませんか?
自社の宣伝をしたい方大歓迎!ぜひキャリアクラフトにインタビューさせてください。
取材からインタビュー記事の公開に至るまで、費用は一切かかりません。
自分ではありふれた経歴だと思っていても、過去のあなたと同じ境遇にある方のキャリアの道しるべになるかもしれません。
異業種に転職された方、フリーターから正社員になられた方、ブランクから復帰された方、未経験からフルリモートの仕事に就かれた方など、様々なキャリアの方をお待ちしています!
株式会社木彫前田工房は「木彫りの可能性は無限なり」を社訓に掲げ、だんじり彫刻を原点に、社寺建築・ホテル内装・木製家具・贈答品まで幅広い木彫制作をワンストップで手がける、日本でも希少な木彫専門の法人です。1999年に弟子入りし10年の修行を経て、2008年に個人工房として独立。2021年に株式会社化し、大阪市北区天神橋に拠点を移して以来、だんじり彫刻の枠を超えた新たな事業展開を加速させています。令和4年度には大阪ものづくり優良企業賞を受賞。現在はオリジナルブランド「RIJINDA(リジンダ)」による木製雑貨・インテリア事業も育て、海外市場への挑戦も視野に入れています。

今回は株式会社木彫前田工房の代表取締役・前田暁彦さんに、だんじり彫刻師という稀有なキャリアの歩み、仕事の魅力と今後の展望、そしてAI時代に求める人物像についてお話を伺いました!


前田 暁彦さん
株式会社木彫前田工房 代表取締役。1976年大阪・堺市生まれ。幼少期からだんじり祭りに親しみ、彫刻師を志す。大学卒業後の1999年に師匠・岸田恭司氏に弟子入りし、10年の修行を経て2008年に「木彫前田工房」を独立開業。2021年に法人化し現職。だんじり・やぐら彫刻をはじめ、社寺・ホテル・一般向けまで多岐にわたる木彫制作を手がける。


ーまず、株式会社木彫前田工房がどんな会社か教えてください。
もともとは大阪・岸和田のだんじり祭りに使われる地車(だんじり)の彫刻を手がけることを主軸にした工房でした。神社やお寺の建築彫刻なども担いながら、個人事業主時代から数えると20年以上のキャリアになります。
6年ほど前に岸和田から大阪市内の現工房へ移転したタイミングで法人化し、だんじり彫刻にとどまらず、ホテルの内装・一般家庭向けの置物・木製雑貨まで、木彫に関わるものであれば幅広く制作・販売する体制へとシフトしました。「RIJINDA(リジンダ)」というオリジナルブランドも立ち上げ、ECサイトや別のホームページでも展開しています。「リジンダ」を逆から読むと「だんじり」になるんですよ。
ーそもそも木彫師を目指したきっかけは?
3歳の頃からだんじりを引いていたほどの祭り好きで、「このだんじりは誰が作っているんだろう」という感動が原点です。だんじり彫刻師になる人は、ほぼ100%がだんじりを心から好きな人間なんです。芸大を出た人はほとんどいなくて、だんじりへの愛があって弟子入りするというのが、この世界に入る一番のパターンですね。
ー競合他社との違いはどんな点でしょうか?
木彫りで法人化している会社は、日本でも本当に少ないと思います。それ自体がまず珍しい。そのうえで、うちの最大の強みは「家具に彫刻を入れる」ことができる点です。今年から家具事業にも本格参入するんですが、彫刻を組み込んだ家具はおそらくうちだけ。気づいている彫刻師がいない領域なので、すぐ真似をされるかもしれませんが、木彫りができる職人が圧倒的に少ないいま、先行者利益はしっかりあると思っています。
株式会社木彫前田工房の主な事業領域


だんじり・やぐら・太鼓台・神輿などの彫刻制作、社寺建築彫刻、ホテル・一般家庭向けインテリア彫刻、オーダーメイド置物・贈答品、表札・看板、木製雑貨(オリジナルブランド「RIJINDA」)、木製家具への彫刻加工など。3Dプリンター技術も活用しながら、木彫に関わるものであれば幅広くワンストップで対応します。大阪ものづくり優良企業賞(令和4年度)受賞。


ー木彫の仕事ならではのやりがいを教えてください。
根っこにあるのは、ものづくりが好きだという気持ちです。ただ、私たちのジャンルは職人でありながら、どこかアーティストでもある。100%アーティストだと商売にならないけれど、純粋な職人とも違う——その曖昧なラインを走っているのが木彫師なんです。
納品してお客様が心から喜んでくださる、その繰り返しが、何年続けても一番のやりがいです。指名でご依頼をいただくことも多く、そういう意味ではアーティストとしての側面もあると思っています。
ー制作はどのような体制で進めるのですか?
設計事務所に近いイメージです。大きい案件では複数のスタッフや下請けさんと協力しながら制作しますが、監修と品質チェックは必ず私が行います。私の名前で仕事を取り、みんなで仕上げていく——チーム戦として機能しています。スタッフにはそれぞれの得意な部分を伸ばしてほしいと思っていて、全工程を一人でマスターすることより、チームとして最高の作品を出すことを大切にしています。
ー採用で特に重視しているのはどんな点ですか?
いまうちが一番求めているのはコミュニケーション力、一言で言えばコミ力です。技術より営業力、営業力よりコミ力だと確信しています。技術の良し悪しは100人いれば100通りの見方がありますが、自分の作品を自分の言葉で伝えられて、相手のニーズを引き出せる人間が、結局一番仕事を取ってこられる。私自身がそれを実感してきました。
木彫師というと黙々と作業するイメージがあると思いますが、私は全くそのタイプじゃないんです。もともと営業なんてしたくなくてこの世界に飛び込んだのに(笑)、環境が人を育てるというか、独立してからは仕事を自分で取りにいくしかなかった。その経験が今の自分の一番の強みになっています。
ー具体的にどんな方に来てほしいですか?
今一番欲しいのは総務・バックオフィス系の人材です。職人のなり手はありがたいことに毎年一定数来てくれますが、総務や何でも動ける人がなかなか来ない。「総務からイベント対応まで何でもやる」という気概のある人が来てくれると本当に助かります。人が少ない分、幅広く動ける人の方がうちでは活躍できます。
木彫未経験でも大丈夫?
「技術はこちらで教えられるし、チームで補い合える環境です」と前田さん。かつての修行時代と違い、今は全工程を一人でマスターしなくてもよくなっています。大事なのは、情報をキャッチする好奇心と、何でも断らないフットワークの軽さ。木彫や職人の世界に興味がある方なら、経験・業界未経験でも十分チャンスがあります。


ーAI時代に必要なスキルについて、現場の感覚を教えてください。
正直、AIはどんどん進化してくれていいと思っています。AIが広がれば広がるほど、私たちのような手仕事・アナログな技術がフィーチャーされる。世の中は必ず逆張りで動くので、片方が進めばもう片方も注目される。職人が減り続けているいま、需要だけが残っていく構図が見えています。あと2年もすれば、うちにとって大きな変わり目が来るんじゃないかと感じています。
ただ、AIや3Dプリンターを敵視するつもりはまったくありません。すでに取り込んでいますし、これからも共存していく。大量生産のニーズはそちらで対応しつつ、うちにしかできない彫刻の仕事に集中する——そういうすみ分けができれば最強だと思っています。
ーこれから就職・転職を考える人へのメッセージもあれば。
これからの時代は、ブルーカラー系の仕事に就く方が圧倒的に有利だと思います。ただ、職人になってもコミ力がないと変な職人止まりになってしまう。AIも使いこなせて、コミュニケーション力もある職人になれたら、怖いものなしです。情報をちゃんとキャッチして、行動力を持って動ける人間なら、何でも仕事はあると思います。
AI時代に求められるスキル ── 株式会社木彫前田工房が現場で感じていること
① コミュニケーション力(対人)
技術より仕事を取ってくる営業力。顧客と1対1で向き合い、ニーズを引き出す力が最優先
② AIとの共存力
AIや3Dプリンターを敵視せず使いこなす。アナログ技術と新技術の組み合わせが差別化になる
③ 情報キャッチ力と行動力
職人でも市場の動きに敏感であること。断らずに動き続けることで信頼と仕事が生まれる
④ チームで動く柔軟性
全工程を一人でこなす時代は終わり。得意を活かし合うチーム戦が、良い作品を生む


ー今後の展望を教えてください。
家具×彫刻で、海外市場を取りに行くことが最大の目標です。国内は人口減少が進み、マーケットが縮んでいくのが見えている。それなら同じ労力をかけるなら、今のうちに海外へ打って出たい。日本人にとっては「身近すぎる」伝統工芸も、海外の方には純粋なアートとして映る。金額より「気に入ったかどうか」で買ってくれる層が世界にはいて、そこへ届けたいと考えています。
断らずに仕事を受け続けてきた結果、今ではホテルや建築関係など、木彫とは全く畑違いの案件も入ってくるようになりました。プラスチックにするか、陶器にするか、という選択肢の中に「木彫りという新しい選択肢」を提案する——そういう動き方ができれば、仕事は自然と広がっていきます。
ー最後に、木彫前田工房に興味を持っている方へメッセージをお願いします。
AIが出てきて、IT スキルを身につけなければという焦りを感じている方も多いと思います。でも、世の中は必ず逆張りで動く。手仕事・ものづくりの価値は、テクノロジーが進むほど高まっていきます。「手に職をつける」という言葉の意味を、改めて見直してほしいですね。
うちは現在、総務・バックオフィス系と営業・コミュニケーション力のある方を積極的に探しています。木彫の経験はなくてもまったく問題ありません。情報を自分でキャッチして、動いて、つながりを作れる人と一緒に、木彫りの可能性を世界に広げていきたいと思っています。少しでも気になった方は、ぜひ気軽に覗いてみてください!
\株式会社木彫前田工房に興味を持った方はこちらもチェック!/


あなたのキャリアについて、インタビューさせていただけませんか?
自社の宣伝をしたい方大歓迎!ぜひキャリアクラフトにインタビューさせてください。
取材からインタビュー記事の公開に至るまで、費用は一切かかりません。
自分ではありふれた経歴だと思っていても、過去のあなたと同じ境遇にある方のキャリアの道しるべになるかもしれません。
異業種に転職された方、フリーターから正社員になられた方、ブランクから復帰された方、未経験からフルリモートの仕事に就かれた方など、様々なキャリアの方をお待ちしています!
















コメント