おすすめのIT関係のメディアを紹介

ITに関する情報を集めたいと思ったとき、「どのメディアを見ればいいのか分からない」と迷ったことはありませんか?
実は「ITメディア」と一言でいっても、その役割や性質はさまざま。
業界ニュースを知るためのもの、エンジニアが技術を学ぶためのもの、さらには開発会社やサービス提供者を探すための実用的なメディアまで、多種多様な形で存在しています。
この記事では、そうしたITメディアを「読む系」と「使う系」に分けて整理しながら、それぞれの特徴と役割を明らかにしていきます。
ITメディアを“読んで終わる”のではなく、“実務に活かす”視点で選びたい方に向けた内容となっています。
ITメディアとは何か?まずは全体像を整理しよう
「ITメディア」と聞いて、あなたは何を思い浮かべますか?
- IT業界の最新ニュースを届けるメディア?
- 技術トレンドを深掘りする専門ブログ?
- ノウハウを共有するエンジニア向けの情報サイト?
いずれも正解ですが、どれも「ITメディア」という大きな枠の中の一部にすぎません。
実際には、読み物としての役割を果たすメディアだけでなく、「転職を助ける」「開発会社を探す」「スキルを身につける」など、ユーザーの行動を支援するタイプのメディアも数多く存在します。
本記事では、そうしたITメディアの広がりを整理するために、あえて2つの分類軸を設けます。それが——
「読む系」と「使う系」
という視点です。
この2つの違いを理解することで、自分に必要なITメディアはどれか?を的確に見極めることができるようになります。
読む系のITメディア|情報・学び・知見を得るための場所
まずは「読む系」のITメディアからご紹介します。
読む系とは、その名の通り“読むこと”を目的としたメディアです。読者に対して情報を提供し、知識や視野を広げるための場として設計されています。
たとえば次のようなジャンルが該当します:
● 業界ニュース系
- ITmedia
- CNET Japan
- TechCrunch Japan
これらは主にテック業界の最新動向、企業の買収・資金調達、注目プロダクトの発表などを報道するニュース型のメディアです。
● 技術情報・ノウハウ系
- Qiita
- Zenn
- DevelopersIO
- CodeZine
エンジニアが実践的なナレッジを共有しあう場であり、開発現場のノウハウや技術選定のヒントを得ることができます。
● 読む系メディアの特徴
- 受動的な情報収集に向いている
- 読み応えがあり、知的満足度が高い
- ただし「読んで終わる」傾向があり、次のアクションに結びつきにくい面も
使う系のITメディアとは?|行動を促す「実務向け」メディアの特徴
一方、「使う系」のITメディアは、読んで終わるのではなく——
“行動を起こす”ことを前提に設計されたメディア
です。
たとえば次のようなジャンルがあります:
- 転職支援型メディア(Forkwell、Findyなど)
- スキル習得型メディア(Schoo、ドットインストールなど)
- 外注・開発会社探しに使えるポータル型メディア
これらは、知識の取得にとどまらず、「誰かとつながる」「サービスを活用する」といった実務的な行動を後押しすることが主な目的となっています。
● 実務で「使える」ITメディアは、現場目線で価値が高い
私たちも、企業のIT活用を支援する立場として、日々さまざまな企業と向き合っています。
具体的には、
- DXソリューション事業:Webシステムの開発・運用、パッケージやASPの提供
- 経営支援事業:補助金活用支援や広告運用、マーケティングツールの導入支援
- 人材事業:求人ポータル運営や、求職者の送客支援、人材会社向けツール提供
といった事業を展開しています。
このような実務支援の現場でよく耳にするのが、
「何をどうすればいいか以前に、誰に相談すればいいかが分からない」
という声です。
情報はあふれていても、適切なサービス提供者に出会えなければ、次の一歩が踏み出せない。
私たちもその現場に身を置くからこそ、「行動に直結するメディア」の重要性を実感しています。
開発会社探しに強い「ポータル型ITメディア」の魅力
「ITのことは誰かに頼みたい」「外注したい」
そう考えたとき、最初にぶつかるのが**“どこに頼めばいいかわからない”**という壁です。
検索すれば数多くの開発会社がヒットしますが、信頼性・得意領域・予算感などを比べようにも情報はバラバラ。
そのようなときに役立つのが、複数の開発会社を比較・相談できる“ポータル型ITメディア”です。
ポータル型ITメディアとは?
- 業種・開発領域ごとに会社を分類して掲載
- 過去実績、対応エリア、得意ジャンルなどが明確
- 一括で問い合わせや見積依頼ができるサービスも多い
これは単なる読み物ではなく、「開発会社を見つけ、連絡を取り、依頼する」というアクションに直結する“使う系メディア”の代表格です。
次章では、私たちが実務支援の現場でもおすすめしている、信頼性と利便性を兼ね備えた2つのポータル型ITメディアをご紹介します。
開発会社が探せるおすすめポータルメディア
発注ナビ
「発注ナビ」は、東証プライム上場のITmediaグループ企業が運営する、日本最大級のシステム開発会社ポータルメディアです。全国6,000社以上の開発会社から、あなたの要望に合った企業を最短1日で4〜5社紹介してくれます。業種別・技術別・エリア別の絞り込み検索が可能で、豊富な実績データや詳細な会社情報を閲覧しながら判断できるのが魅力です。ITに精通したコンシェルジュが無料で相談・選定・見積もりまで支援してくれるため、初めての発注でも安心。Web開発・業務システム・アプリなど、多様な開発目的に対応しています。
また自社メディアで制作会社について厳選して紹介しており、前提知識を深めながら計画を練るのに最適です。


- 全国6,000社以上から最短1営業日で4~5社を紹介
- 業種・技術・地域で絞り込め、実績や事例情報が豊富
- ITコンシェルジュが無料で発注サポート
運営会社 | 発注ナビ株式会社(アイティメディア株式会社のグループ企業) |
設立 | 2011年9月 |
事業内容 | システム開発会社マッチング / コンシェルジュによる相談・見積もり支援 / Web開発・業務システム・アプリ対応 |
本社所在地 | 東京都千代田区紀尾井町3-12 紀尾井町ビル(受付13階) |
ターゲット読者 | システム開発初心者 / 発注未経験者 / 中小~大企業のIT担当者 |
比較ビズ


「比較ビズ」は、一括見積もり&比較機能を備えたBtoBポータル型ITメディアです。Web制作や社内ポータル導入など、必要な開発内容を投稿すると、複数の企業から無料で提案が届き、相場感・サービス内容・得意分野を比較して選ぶことができます。実績豊富な会社が多数登録されており、掲載企業の口コミや評価も閲覧可能。相談から見積もり提出までは契約義務なしで、まずは気軽に相談できる安心設計です。広告運用やマーケティング支援にも展開しているため、人材やDX領域の発注ニーズにも対応しています。
メディアでは多くのカテゴリで質の高い記事を展開しており、自社に合った形で具体的な計画を形作ることができるでしょう。
- 投稿1回で複数企業から一括見積もり・提案が届く
- 相場感・企業比較を手軽に確認できる口コミと評価付き
- 契約義務なし、気軽に相談できるBtoBタイプの安心ポータル
運営会社 | 株式会社ワンズマインド |
設立 | 2003年1月 |
事業内容 | BtoB事業者向け見積もり / 発注者向けマッチング / 社内ポータル・Web制作・広告等多領域対応 |
本社所在地 | 東京都新宿区西新宿2丁目3-1 新宿モノリスビル13階 |
ターゲット読者 | 中小企業・法人担当 / 初めての外注を検討している企業・個人・DX・人材領域の発注者 |
まとめ|読むだけでなく“使う”ことでITメディアの価値は何倍にもなる
ITメディアは、「読む」ことで情報を得る場であると同時に、「使う」ことで行動を起こせるツールでもあります。
特に、Web制作やシステム開発など、専門性の高い分野で外注先を探す際には、読むだけの知識では限界があります。
今回ご紹介したような「ポータル型ITメディア」は、実際に使うことでこそ価値を発揮します。
数ある開発会社の中から、自社に合ったパートナーを見つけるための“入口”として、ぜひ活用してみてください。
情報を読むだけで終わらせず、使ってこそ真価が発揮される——
そんなITメディアの選び方が、これからの時代のスタンダードになるかもしれません。