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人材サービス
更新日:2023年11月20日
投稿日:2018年6月14日
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採用コストを大幅カット!求人広告媒体の3つのビジネスモデルと選び方

こんにちは!大阪と東京で20年、システム開発やWEB制作を行っているセルバです。

採用担当の皆さんは、求人サイトに3つのビジネスモデルがあるのはご存知ですか?一見同じように見える転職サイト・求人サイトでも収益の発生するポイントが違えば採用コストも変わってきます

今回は、どのビジネスモデルの求人サイトを使えば採用コストを抑えられるかを解説します。

あなたは知らないうちに無駄な採用コストをかけているかも

求人サイトは日々進化し多様化しています。多くの良質な求人サイトがある一方、その使い方を間違ってしまうと不要なコストを支払う危険性があります。

どの求人サイトに募集情報を載せるのがベストかを判断するには、ある程度の知識が必要です。

求人サイトのビジネスモデルは3つ

一見同じように見える求人サイトですが利益を上げる方法は異なります。

大きく分けて以下の3つの方法があります。

掲載課金型

求人情報を掲載する代わりに利益を得るビジネスモデルです。
大量に募集する場合に採用したい求人サイトのパターンです。最もポピュラーな求人サイトのビジネスモデルです。

採用課金型

採用が決定してはじめて報酬が発生するビジネスモデルです。
掲載すること自体は無料で行えるので企業としては払い損となるリスクを回避できます。少人数の採用に使用したい求人サイトです。

応募課金型

応募があることによりはじめて報酬が発生するビジネスモデルです。
掲載は無料で行えますが応募により報酬が決まるので実際に採用していない人間の応募に対して支払いが発生する可能性があります。こちらも少人数の採用に使用したい求人サイトです。

これら3つのビジネスモデルのメリット・デメリットを詳しく解説します。

大量募集に最適|掲載課金型

掲載課金型とは、文字通り企業の求人情報を掲載する対価として利益を得るビジネスモデルです。代表的なものに、「スタンバイ」「求人ボックス」があります。

メリット

メリットは大量に求人募集をかける際にとても効率が良いことです。
掲載するためにお金が必要となりますが、逆に言えばそこから先はお金はかかりません。

他のビジネスモデルでは応募数や採用数に応じてお金が発生するので、大量募集案件でそれを行なってしまうと非常にコストがかかってしまいます。

そのため、大量募集を行うのであれば掲載のみにお金をかける掲載課金型が望ましいです。 

デメリット

デメリットは、応募がこない場合には掲載料の払い損になることです。

求人サイトへ掲載料を払った後どれだけの応募が集まるかは載せてみない事にはわかりません。

具体例)バイトル

掲載課金型のビジネスモデルを展開している代表的求人サイトはディップ株式会社の運営するバイトルです。バイトルの強みは以下の3点です。

1|最短当日から掲載可能

急なアルバイト募集でも当日に掲載ができます。また、求人掲載中の原稿修正は何度でも可能なので、リアルタイムで職種や募集店舗の変更の反映ができます。

2|仕事風景を動画で紹介

原稿内に動画を無料で掲載できます(バイトルが取材から作成まで代行することも可能)。

仕事内容や職場の雰囲気をリアルに伝えることができるので、求職者とのミスマッチを防ぎ、採用後の定着率を改善します。

3|取引実績15万社のノウハウで採用をサポート

バイトルでは営業担当が、採用方法の提案や原稿作成をトータルサポートします。採用活動をしたことのない企業でも安心して採用活動ができます。

低リスクな採用活動|採用課金型

採用課金型は採用が決定することで求人サイトが企業から利益を得るビジネスモデルです。

採用課金型の大きな特徴は、無料で求人情報を掲載できることです。採用して初めて利用料が発生するので、掲載企業は払い損となるリスクなく募集をかけることができます。

採用人数が多いと多くのコストが発生してしまうので、採用課金型は少人数を採用する場合に適しています。

メリット

メリットは、掲載すること自体は無料なのでとりあえず募集をしておき、思うように採用できなかったとしてもコストがかからないことです。

(採用面接のキャンセル、いわゆるドタキャンや突然、連絡ができなくなったとしても費用は発生しません。)

デメリット

採用課金型はそのメリットから多くの企業が求人を掲載するので、求人情報が埋もれてしまう可能性があります

上手に掲載情報を載せなければ大量の掲載の中に埋もれてしまいますし、ユーザーが発見できても良い内容でなければ離れてしまうので非常に高いハードルでしょう。

具体例)マイベストジョブ

採用課金型の求人サイトに「マイベストジョブ」があります。アルバイト・パートの採用に特化した求人サイトです。

マイベストジョブの強みは次の3つです。

1|採用コストが業界最安値クラス

採用が決まっても、採用コストは1人あたりパート・アルバイトは50,000円[税別]、正社員・契約社員は100,000円[税別]と、業界最安値の価格で提供しています。

2|原稿作成の代行サービス(オプション)

マイベストジョブでは、忙しくて原稿作成の時間が取れない企業向けに、30,000円で掲載開始までを全て代行する「代行まとめてパック」を提供しています。

3|他の求人サイトに自動連携

マイベストジョブに求人情報を掲載すると、「Indeed」や「スタンバイ」などの求人検索エンジンに同時表示されます。求職者と多くの接点を持てるので応募効果が高まります。

低コスト|応募課金型

応募課金型は応募が寄せられた場合に報酬が発生します。

問い合わせのみで応募とみなす求人サイト、面接まで終える事で応募とみなす求人サイトの両方があります。

問い合わせを応募とみなす場合は専用のページで応募を管理すれば問題ないですが、面接まで終える事で応募とみなす場合、管理が難しく不透明な状況となります。

メリット

応募課金型のメリットは、掲載してから早いうちに採用が決定した場合、他の2種類より圧倒的に低コストで採用が済むことです。

少人数の採用に適していること、募集スキルが求められること、成果報酬型であることは先に挙げた採用課金型と同じですが、応募が少ない内に採用が決まる分には応募課金型の方が安く済むでしょう。

また、スカウト機能を搭載している求人サイトもあります。
これにより求職者と直接連絡を取る事ができるので効率の良い求人ができます。

デメリット

応募課金型のデメリットは応募に対して採用が少ないと費用がかかることです。

採用ではなく応募自体に報酬を支払う必要があるので応募が多くても採用に値する人材に出会えない場合や採用をキャンセルされた場合などに余計な費用がかかります。

また、およそ採用される意思がないであろう応募に対しても報酬が発生する危険があります。
いたずらでの応募や最悪の場合、報酬を求めた求人サイトの社員側からの応募が該当します。
このような事がないよう現状では課金の除外申請を行う事ができる環境が整っています。

具体例)マイナビバイト

マイナビバイトは若者向けのバイトアプリです。掲載期間で料金がかかる掲載課金型と応募ごとに料金が発生する応募課金型の両方のサービスを提供しています。

これ以外に、成果判定を「採用」「応募」のどちらに設定するか企業が決められるサイトもあります。

マイナビバイトの特徴は以下の3つです。

1|LINEへの無料掲載

マイナビバイトに登録することで、登録者数9400万人のLINEへ無料で求人を掲載できます。国内に多くのユーザーを持つLINEに掲載されることで、幅広い層の求職者へアプローチすることができます。

2|SNS広告機能で求人情報を拡散

掲載している求人情報をマイナビ運用担当者がSNS広告を利用して求職者に拡散します。これにより若年層へのアプローチを強化することができます。

3|求人原稿の修正が何度でも無料

全国各地の拠点で専任の営業担当が企業ごとに最適なプランを提案しており、応募数に直結する求人原稿は掲載期間中も無料で何度も修正が可能です。

求人サイトに掲載するメリット

求人サイトに掲載するメリットは多岐にわたります。

多くの求職者の目に触れる

多くの求職者の目に触れることができ、効率的な求人募集が可能です。現在はネットを通して求人を探す人が圧倒的に多いため、求人サイトに求人情報を載せるのは効果的です。

欲しい人材を獲得できる

求人サイトによって、抱えている登録者(求職者)の属性が異なる場合があります。例えば、学生や特定の専門職をターゲットにした求人サイトを選ぶことで、求める人材に効果的にアピールすることができます。

比較的低コスト

求人サイトは費用対効果が高いとされており、掲載料や応募料に見合った効果を期待できます。採用までの時間や労力を削減しながら、費用を最大限に活かすことができます。

求人サイトに掲載するデメリット

求人サイトの抱えるデメリットは次のようになります。

掲載までに工数がかかる

掲載するまでに求人情報の作成や登録などの工数がかかることがあります。すぐに採用をしたい企業は掲載がスピーディーな求人サイトを選びましょう。

応募の質にばらつきがある

求人サイトによっては、応募の質にばらつきがある場合があります。適切なスキルや経験を持っている候補者を見つけるためには、適切なターゲットの求人サイトを選ぶ必要があります。

採用できないと払い損が発生することも

掲載課金型の求人サイトの場合、採用の有無に関わらず料金がかかってしまい払い損が発生する可能性があります。

低リスクで採用活動を行いたい企業は成果報酬型(採用課金・応募課金)の求人サイトを選びましょう。

まとめ

今回は、求人広告媒体の3つのビジネスモデルを紹介しました。それぞれメリット・デメリットがあり、企業によってどの種類が最適なのかは変わります。自社の採用計画に合わせて求人サイトを選ぶことが重要です。

この記事を書いた人

投稿者
井上 博登

1980年・大阪生まれ、大阪育ち。立命館大学を卒業後、新卒でヤフー(株)に入社。
1年後に中山(代表取締役)と共に(株)セルバを起業。

見た目は営業、実態は「利益を出すこと」に徹底的にこだわるグロースハッカー。
費用を掛けず、いかにサイトの成果を上げられるのか、日々研究&実践している。

プライベートの趣味は旅行・バスケ・映画鑑賞。 二児のパパ。

セルバではWEBシステム開発からスマートフォンアプリ開発、デザイン、企画/マーケティングまでいかにコストを掛けず、成果を高めるのか研究し実践しています。企業、店舗のWEBシステム/アプリ開発のお手伝いさせていただいておりますので「WEBシステムの開発」「アプリ開発を依頼したい」「既存サイトのアプリ化」「サイト/アプリからの集客を増やしたい」など新規開発やリニューアルにご興味のある方は、ご相談だけでも構いませんのでお気軽にお問い合わせください。

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