育児中だから活躍できる──子ども向け専門会社・株式会社ピコトンの職場の魅力

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株式会社ピコトンは「『ほめる』をつくる」をパーパスに掲げ、子ども向けワークショップ・キッズイベントの企画開発から運営まで一貫して手がける、子ども向けコンテンツ専門会社です。2007年設立。東京・中野区に本社を構え、創業以来一貫して「子どもの想像力」をテーマにコンテンツを作り続けてきました。全国5,400会場以上・累計100万人が体験した工作イベントをはじめ、上場企業グループ300社を含む2,500社以上と取引実績を持ちます。内閣総理大臣賞・キッズデザイン賞・デジタル絵本アワードなど受賞歴多数。防災・SDGs・金融教育など社会課題と子どもコンテンツを掛け合わせた新領域にも積極的に挑戦する、創業20年目の専門企業です。

今回は株式会社ピコトン代表取締役・内木広宣さんに、弊社の事業内容・強み・職場環境・求める人材像、そして今後のビジョンについてインタビューしました!

目次

プロフィール紹介

内木 広宣さん
株式会社ピコトン 代表取締役。1981年生まれ。東京工芸大学芸術学部デザイン学科卒業。大学在学中に「オバケーション」プロジェクトに携わり、子どもの想像力の価値を社会に広める志を持って2007年に株式会社ピコトンを創業。内閣総理大臣賞・キッズデザイン賞・デジタル絵本アワードなど受賞歴多数。累計100万人が参加した子ども向けイベントを企画・全国展開し、防災・SDGs・金融教育など社会課題テーマへの展開も牽引。子連れ出社を推奨し、育児休暇も3ヶ月取得した実践的なパパ経営者でもある。

子どもの想像力を、社会の力に変える ── 株式会社ピコトンの事業とは

内木さん:弊社は子ども向けのイベントやアプリ、工作キットといった子ども向けコンテンツを専門に作っている会社です。2007年の設立以来、ずっと子ども向けに特化してきました。

社名の「ピコトン」は、ナノよりも小さい単位「ピコ」と、重さを表す「トン」を組み合わせた造語です。「体は小さくても、想像力はとてつもなく大きい」という子どもたちの可能性を表しています。創業当時から、子どもたちのクリエイティブな力を世の中にどう発信し、どう広げていくかをテーマに事業を作ってきました。

当時、子ども向けイベントといえばヒーローショーやお菓子の掴み取り、ガラポン抽選といったものが一般的で、工作ワークショップを事業として手がける会社はほとんどありませんでした。弊社はそのジャンル自体を切り開いてきた会社です。

事業・コンテンツ内容
工作イベント・ワークショップショッピングセンター・カーディーラー・住宅展示場・ミュージアム等へ年約900会場に提供。累計100万人が参加
工作キット販売100%自社企画のオリジナル工作キット。1シーズン数万個を製造。全国5,400会場以上に採用
オーダーコンテンツ開発企業の会社見学プログラム・ミュージアム常設ワークショップなどを企画制作。上場企業グループ300社を含む2,500社以上と取引
知育デジタルコンテンツキッズデザイン賞受賞「ストリートビューミュージアム」・デジタル絵本アワード受賞「シャッフルぬりえ」など。累計120万DLを記録したアプリ制作実績あり
防災・SDGsイベント「巨大防災スゴロク」「SDGsクイズラリー」など、社会課題テーマのコンテンツを開発・提供

会社概要

項目内容
設立2007年
本社東京都中野区中央5-38-13 B101
代表代表取締役 内木 広宣
パーパス「ほめる」をつくる
主な受賞歴内閣総理大臣賞、キッズデザイン賞、デジタル絵本アワード等多数
取引実績上場企業グループ300社を含む2,500社以上

「コンテンツ開発」と「運営設計」を両立できる ── ピコトンの強み

内木さん:クライアントによく言われるのが、「コンテンツの中身を作れる会社と、イベント運営が得意な会社は、それぞれ存在するけれど、両方できて、しかも運営しやすいイベントをゼロから考えられる会社はない」ということです。

弊社の強みは、0からコンテンツを作れて、0からイベントの運営設計まで作れること。子どもがどう動くか、どこで問題が起きるか、どの説明の仕方だと興味を持つか——運営まで想定してコンテンツを設計できる会社は他にないと自負しています。「ピコトンにお願いしてよかった」とよく言っていただけるのは、そこだと思っています。

内木さんによると、人気コンテンツ「シャッフルぬりえ」はiPadが登場した直後にアプリとしても展開し、Appleのトップページ掲載や銀座ストアでのイベント開催など大きな反響を呼んだとのこと。創業当初から「子どものクリエイティブ」というテーマのコンテンツが圧倒的に少なかった時代に、業界の道を切り開いてきた実績が弊社の礎になっています。

自分たちで作って、届けて、改善できる ── この仕事のやりがい

内木さん:自分たちが作ったものを、自分たちで届けて、直接フィードバックを受け取れる環境であることが一番のやりがいだと感じています。外から仕入れたものを売る仕事と違って、良い声も悪い声も「自分たちが作ったんだから、自分たちが直す」という話になる。そのサイクルが、仕事への責任感とモチベーションの両方を生んでいます。

「ここがちょっとおかしいと思うんですが」という意見は、アルバイトスタッフから年齢や立場に関わらず誰からでも出してもらっています。それが本当に必要だと判断したら、3日後には修正されているような状態にしています。子ども向けコンテンツという、社会にとって意味のあるものを届けているという実感が、チーム全体のモチベーションの根っこにある部分です。

週3出社・テレワーク併用・子連れ出社歓迎 ── ピコトンの働き方

内木さん:職種によって異なりますが、最近の採用では週3日程度の出社を基本とし、残りはテレワークというハイブリッドな働き方を採用。イベントの準備・搬出など現場を伴う業務は出社が必要ですが、デザイン・記事制作・SEO対応などはほぼ在宅でも対応できます。

また、弊社はお客様対応を担当しているスタッフは全員が現在子育てをしながら業務に取り組んでおり、突然の子どもの体調不良による急な調整もチーム内で柔軟に対応しています。

「子どもがいるから申し訳なく働く」という空気にはしたくない、というのが弊社のスタンスです。

子どもがいることが、強みになる職場

項目内容
勤務スタイル週3日程度の出社+テレワーク(職種により異なる)
子連れ出社推奨・歓迎。代表自身も育児休暇を3ヶ月取得
急な休み対応子どもの体調不良などによる急な調整はチーム内でフォロー
社内雰囲気ママスタッフが多数活躍。子育てへの理解が深い環境

毎週の全体ミーティング・サイコロ会 ── チームをつなぐ社内文化

内木さん:コロナ禍でフルリモートを経験して、長期的にはチームのつながりが薄れていくことを実感しました。直接やり取りする相手への配慮は残っても、同じ会社の少し遠いメンバーへの意識が薄くなっていく——そのことに気づいてから、毎週金曜日に「オールスタッフミーティング」をZoomで開催しています。

出社しているメンバーはオフィスで参加し、在宅のメンバーはZoomで繋ぐ形で、30分〜1時間ほど各チームの報告や情報共有を行っています。

もう一つ、弊社ならではの文化として「サイコロ会」があります。売上が好調な半期の終わりに開催するもので、みんなでサイコロを振って、出た目に応じた予算で制限時間内に買い物を楽しむ企画です。

「モフモフしたものを1つ買うこと」といったお題がついたりして、子ども連れで参加してショッピングを楽しんだ後、みんなでご飯を食べながら戦利品を見せ合うというスタイルです。10年以上続いている弊社の人気イベントです。

社内イベント・交流内容
毎週オールスタッフミーティング毎週金曜日にZoomで開催。出社・在宅混在で各チームの報告・共有を実施(30分〜1時間)
サイコロ会好業績の半期終了時に開催。サイコロの出目に応じた予算で自由にお買い物。子ども連れ参加歓迎。10年以上の継続文化

「オバケーション」から起業へ ── 内木さんが子ども向けにこだわる理由

内木さん:大学のデザイン学科在学中に「オバケーション」という活動をしていました。子どもたちと一緒に商店街を歩きながら、お化けに見えるものを写真に撮って、子どもたちがキャラクターを描いてお店で使っていただく事で、地域活性化を創出していくというプロジェクトです。

デザイン学科の学生である私たちがどれだけ頑張っても思いつかないようなアイデアやキャラクターが、子どもたちからはどんどん出てくる。その経験が原点です。「子どもの力って本当にすごい、でも大人になるとなぜかなくなっていく。それはおかしいんじゃないか」——その違和感がピコトンを立ち上げるきっかけになりました。

このオバケーションは後に内閣総理大臣賞を受賞しています。子どもの想像力の価値を社会で認めてもらえたことが、弊社の活動の背中を押し続けています。

AIは子どもの創造力を奪うか、広げるか ── 時代と向き合う視点

内木さん:子どもが絵を描くことをやめてしまう現象は、AIが登場する前からありました。小学校の中学年くらいになると、漫画の模写がうまい子が「絵が上手い」と評価されるようになって、「私は下手だから」とやめてしまう——AIがあろうとなかろうと、昔から起きてきたことです。

AIの影響についてはプラスとマイナスの両面があると考えています。頭の中にアイデアはあるのに技術が追いつかなかった子が、AIを使うことで自分のイメージを形にできるようになる可能性がある。

一方で、絵の具を混ぜて色がどう変わるかという感覚的な学びが抜け落ちていく懸念もある。子どもにとって最終的にどちらに傾くかは、まだ見極めが必要な段階です。

防災・金融教育・社会課題へ ── ピコトンが描く次の10年

内木さん:コンテンツを作る上で、「親子のメリット」と「企業のメリット」の両方を満たすことが、弊社にとっては必須条件だと考えています。

親子向けコンテンツを作る以上、企業PRや収益性を優先して「実は子どもにとってメリットがない」という事は、してはいけないと思っています。

その考えから、昨年から力を入れているのが親子向けの防災イベントです。「巨大防災スゴロク」など、子どもたちが楽しみながら防災を学べるコンテンツを開発しました。

担当デザイナーも代表の私も、防災士の資格を取得した上でコンテンツを設計しています。防災は真面目にやると怖くてつまらなくなりがちです。だからこそ「楽しく参加できて、しかも防災に興味を持てる」という体験設計が弊社の強みを活かせる領域だと考えています。

今後さらに取り組みたいのが金融教育です。日本では子どもへの金融教育が圧倒的に不足していると感じていて、「小学生に何をどう伝えるか」を設計するのはまさに弊社が得意とするところです。こうした社会に必要なテーマを、子どもたちが夢中になれるコンテンツとして届けていくことを続けていきます。

注力領域取り組み内容
防災「巨大防災スゴロク」など体験型コンテンツを開発・提供。担当者が防災士資格を取得した上で設計
金融教育日本で不足している子ども向け金融教育コンテンツの開発を計画中
SDGs・社会課題衣類アップサイクルや消費者庁ブース向けエシカルワークショップなど企業・行政との共創を拡大

求める人材像 ── 自分で考えて動ける人、失敗を前向きに捉えられる人

内木さん:まず必須なのは、自分で判断して動ける人です。小さな会社なので、先週言っていたことが今週変わることも普通にある。そういった状況でも「なぜこうなったんだろう」と自分で考えて、おかしいと思ったら「違うんじゃないですか」と言える人でないと難しいです。

失敗に対しても、弊社はむしろ「早く失敗してほしい」というスタンスです。失敗はミスではなく、良くなるための発見です。何かを変えて失敗したとしても、それは良い失敗。怖くて動かないままでいると、悪い状態が続いてしまう。自分で問題点を見つけて、どうすれば良くなるかを考えて、実際に動ける人を求めています。

もう一つ大事にしているのが、人のせいにしないことです。何か問題が起きたとき、「あの人がこうしたから」ではなく「仕組みのどこに問題があったか」と考えられる人。個人を責めても何も動かないし、仕組みを直せば次は同じことが起きない。そういう思考で動ける人と一緒に働きたいです。

求める人物像詳細
自分で判断して動ける人状況が変化する中でも、自ら考えて行動できること。「ルールだから」で止まらない主体性
失敗を前向きに捉えられる人失敗を責められる文化ではなく、早く試して早く改善するサイクルを回せる人
人のせいにしない人問題の原因を個人でなく仕組みに求め、改善につなげられる思考を持つ人
子ども向けコンテンツへの関心がある人子どもの可能性や教育に関心があること。育児に取り組む人はその経験や感覚が仕事に直結する強みになる

求職者へのメッセージ

内木さん:弊社では、私や役員を含め、小学生以下の子どもたちの育児をしながら仕事に取り組んでいるスタッフが6割以上を占めています。

子どもの気持ちがよくわかる、子どもの視点を持っている——それが仕事の上での明確な強みになっています。

「子どもがいるから迷惑をかけてしまう」と感じながら働く必要は、弊社では一切ありません。子どもを育てているということは、社会にとってものすごく価値のあることで、弊社にとっても同じです。

社会ともつながっていたい、育児をしながらスキルを磨きたいという方には、特に向いている環境だと思います。

子どもと一緒に働けるよう、弊社では子連れ出社も大歓迎です。ぜひ一度、採用ページもご覧ください。

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この記事を書いた人

キャリアクラフトは大阪・東京を拠点に20年、人材事業やシステム開発を行ってきたセルバが運営する「新しい働き方を創るメディア」です。
従来の新卒や転職だけでなく、フリーランスやパラレルキャリアなどの新しい働き方や、リモートワークや時短勤務などの新しく浸透しつつある制度について発信しています。
自身のキャリアに迷っている人のお役に立てればと考えています。

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