あなたのキャリアについて、インタビューさせていただけませんか?
自社の宣伝をしたい方大歓迎!ぜひキャリアクラフトにインタビューさせてください。
取材からインタビュー記事の公開に至るまで、費用は一切かかりません。
自分ではありふれた経歴だと思っていても、過去のあなたと同じ境遇にある方のキャリアの道しるべになるかもしれません。
異業種に転職された方、フリーターから正社員になられた方、ブランクから復帰された方、未経験からフルリモートの仕事に就かれた方など、様々なキャリアの方をお待ちしています!

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「300万、400万という納品時の金額で僕らを比べないでほしい。5年後、問い合わせを10件から30件にできる。その価値で見てほしいんです」——そう語るのは、Web制作からマーケティング、DX支援までをワンストップで手がける株式会社GIGの代表・岩上貴洋さんです。23歳で仲間と会社を立ち上げ、10年で100人規模まで育てた後、2017年に「納品」ではなく「活用」に価値を置く新会社としてGIGを設立。AIによってクリエイティブの民主化が進む今だからこそ見えてきた、クリエイターの価値の再定義と、これからのキャリアの築き方について伺いました。

岩上 貴洋さん
株式会社GIG代表。23歳のとき、仲間とともにデザイン・開発を手がける制作会社株式会社LIGを創業し、10年で社員約100人、フィリピン・シンガポールにオフシュア拠点を持つ規模にまで成長させる。その後、事業の方向性の違いから仲間のもとを離れる決断をし、2017年に「Web・ITに集中する」新会社として株式会社GIGを設立。「いいものをつくり、価値をとどける」をミッションに掲げ、自社開発のノーコードCMS「LeadGrid」を軸としたWeb制作・マーケティング支援を展開している。

ーまず、GIGがどんな会社か教えてください。
「いいものをつくり、価値をとどける」というミッションのもと、Webサイト制作を起点に、デジタル上でいい状態をつくることに強みを持つ会社です。ただ、私たちは制作会社でありながら、作ったあとに「どれだけちゃんと価値を届けられるか」に強くこだわっています。Webサイトを活用する目的は、大きく「集客」と「採用」の2つに分かれると考えていて、その両方に対してどうアプローチするかまで、自社で一気通貫して提供したいという思いでやっています。
ー具体的にどんな事業を展開されているのでしょうか?
現在は100人ほどの規模で、承認フローが深く決裁者様が複数いるようなBtoB企業様を中心にお付き合いをいただいています。コンセプト設計からクリエイティブ制作、マーケティングによる集客、そして集客したあとに発生しがちな「人が足りない」という課題に対する内製化支援・採用育成支援まで、ワンストップで伴走するのが特徴です。
もう一点特徴的なのは、自社で「LeadGrid」というノーコードCMSを持っている点です。この基盤の上でコーポレートサイトや採用サイト、サービスサイト、メディアサイトなど、あらゆる種類のサイトを構築できます。そして構築後には、改善やSEO、AI時代を見据えたコンテンツ対策、解析、SNS運用まで、BPO的に一緒に伴走していくサービスを展開しています。
ー他社との違いやアピールポイントはどんな点ですか?
日本には約1万社のWeb制作会社があると言われていて、多くの会社が「納品」自体に価値を置いています。実は私たち自身も、以前はそうでした。でも私たちは、納品したあとの「活用」にこそ本質的な価値があると考えています。
だからこそ、LeadGridという自社サービスで月額の利用料をいただきながら、SNS運用やコンテンツ制作、広告運用、人材のご紹介など「Webをどう活用するか」に伴走し続ける。この「作ること」ではなく「活用すること」に軸足を置いている点が、コンセプトとして大きく異なるところだと思っています。
株式会社GIGの主な事業領域
コーポレートサイト・採用サイト・サービスサイト・メディアサイトの制作、自社開発ノーコードCMS「LeadGrid」の提供、Webマーケティング・コンテンツマーケティング支援、フリーランスとプロジェクトをつなぐスキルシェアサービス「Workship」の運営、システム開発・DX支援。「納品」ではなく「活用」に価値を置き、制作後の運用までワンストップで伴走しています。
ー「Workship」について詳しく教えてください。
Workshipは、デザイナーやエンジニア、マーケター、編集者、人事、広報などデジタル業界で活躍するスキルホルダーとプロジェクトをマッチングするスキルシェアサービスです。働き方が多様化する社会のなかで、新しい技術や仕組みづくりに挑戦するクリエイターや、社会・技術革新に貢献しようとするデジタルプロフェッショナルと、プロジェクトホルダーとのコラボレーションを加速するプラットフォームとして展開しています。
現在は約7万人のフリーランスが登録しており、GIG自身もこのWorkshipを通じたハイブリッドなチーム構成でものづくりを行っています。制作会社としてクリエイターと向き合ってきた知見を、フリーランスという働き方そのものの支援にも生かしている点が特徴です。
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ー会社設立の経緯を教えてください。
最初の会社は、23歳のときに仲間と一緒に株式会社LIGを立ち上げました。デザインや開発を手がける制作会社で、10年経営するなかで社員約100人まで成長し、フィリピンやシンガポールにオフシュア拠点も持つようになりました。ゲストハウスや飲食など、事業の幅も広がっていきましたね。
ただ、仲間同士で立ち上げた会社だったこともあり、少しずつ方向性の違いが出てきてしまって。もっとWebやITの領域に集中したいという思いから、2017年に今の株式会社GIGを設立しました。
ー当時の会社と、今の株式会社GIGとで大きく違う点はありますか?
当時の会社はやはり「納品」に価値を置いていました。WordPressやオープンソース、スクラッチでサイトを制作して納品する、というビジネスモデルです。一方でGIGは、自社の基盤であるLeadGridの上でサイトを構築し、納品後の運用にこそ重心を置いています。作り方そのもののコンセプトが大きく違いますね。
ー経営していくなかで、大変だったことはありましたか?
私の実家は埼玉の田舎で、代々続く古い家に生まれました。両親や祖父母から「仲間を大事にしなさい」とずっと言われて育ってきたんです。その価値観のもとで23歳のときに仲間や後輩を集めて100人規模の会社をつくった。
でも、自分がやりたいことと事業の進む方向にギャップが生まれてしまい、自ら集めた仲間のもとを離れて、もう一度ゼロから会社をつくるという決断をしました。それは自分の価値観に反する部分もあって、かなり葛藤がありましたね。それが1番大変だったことです。

ー社員インタビューを拝見すると、皆さん働きやすそうな雰囲気が伝わってきます。組織づくりで大切にしていることはありますか?
会社自体を1つのコミュニティとして捉えていて、そのなかで大切にしているバリューが3つあります。「Good is good」「Just Hack It」「Making a Great Team」の3つです。
1つ目のGood is goodは、いいものをちゃんとつくろうという意味です。ここでいう「いいもの」とは、自分たちがクラフトマンシップとして誇れるもの、お客様が「いい」と感じてくれるもの、そしてそれを見た第三者にも「いい」と思ってもらえるもの。3方向から「いい」と思えるものをつくろう、という考え方です。また、品質はデザインだけでなく、価格やスピードも含めた総合的なものだと捉えています。
2つ目のJust Hack Itは、変化に前向きであり続けようという意味です。外部環境も作り方も、関わる人も、お客様の規模も年々変わっていく。特にAIの登場によって、今までの当たり前をどんどん変えていかなければいけない局面にきています。得意な分野であればあるほど粗が目立ち、AIに対して懐疑的になりがちですが、「変わることに挑戦するのは前提だ」という空気を組織のなかでつくっています。
3つ目がMaking a Great Teamです。フリーランスという働き方も選べる時代に、なぜあえて同じ会社で働くのかと考えたとき、1人ではつくれない何かを実現するためだと思っています。何をやるかも大事だけれど、誰とやるかも同じくらい大事にしたい。この3つの価値観をメンバーにきちんと伝え、共感してもらうことを大切にしています。
3つのバリューが指し示す「いいものをつくる」ということ
「Good is good」「Just Hack It」「Making a Great Team」というシンプルでキャッチーな3つのバリューは、社員一人ひとりの意識に落とし込みやすく、日々の判断軸になっています。品質へのこだわりと変化への前向きさ、そしてチームへの信頼。この3つがそろって初めて「いいもの」がつくられる、というのがGIGの考え方です。

ー仕事以外の部分での社内交流や、働き方について特徴的な取り組みはありますか?
働き方は多様であるべきだと考えていて、リモート勤務やワーケーション制度に加えて「キャリアチャレンジ制度」という、一定のスキルレベルがあれば異なる職種への異動希望を100%通す制度があります。
ーそれはどんな意図があっての制度なのでしょうか?
エンジニアが「デザイナーになりたい」と言えば、職種を問わず全面的にバックアップして、3〜6ヶ月以内に異動させています。何が自分のキャリアを広げるかは、本人にしか分からないと思っているんです。そして、その人のキャリアは何かの「掛け合わせ」で大きく広がる。分析ができるデザイナーはとても価値が高いですし、Webの制作プロセスを理解している経理担当者もすごく強い。
「何かをやりたい」という気持ち自体が、その人の1番の差別化ポイントになるし、キャリア形成において本人を次のステージに連れていく力になる。だから、成果を残した人の「やりたい」という思いは、本人のためにも組織のためにも、全面的にバックアップすべきだと思っています。
実は私自身も、もともとはベンチャーキャピタルで事業投資に関わる仕事をしていました。数年でクリエイティブ業界に転じたのですが、組織化や標準化から物事を考える発想は、周囲のクリエイティブな人たちとは少しずれていたんです。でも、その「掛け合わせ」こそが差別化のポイントになる。それは組織にとっても、個人のキャリアにとっても同じだと思っています。

ーAIの登場によって、デザイナーやエンジニア、ライターといったクリエイティブ職の価値が下がってしまうのでは、と感じる方も多いと思います。この業界はどうなっていくとお考えですか?
どんなAIを使うにしても、どうプロンプトを組むか、どう設計するかによって、アウトプットの質は大きく変わります。ただ、インタビュー記事1本だけをつくり続けても、それだけでメディア全体の価値が上がるわけではありません。どんな人にアプローチし、どんな切り口で、どんな接点をつくるか。そもそもこのサイトは誰のために、なぜ存在していて、伝わったかどうかをどう判断してPDCAを回すのか。この一連の設計とプロジェクトマネジメント、改善の部分は、今のところAIには代替しづらい領域だと思っています。
Webサイト制作そのものにおいても、AIの活用はすさまじく進んでいて、下手なデザイナーがつくるより、AIがつくったほうがいいサイトになってしまうこともあります。それこそ1日でつくれてしまうことも珍しくありません。だからこそ「何をつくるか」「どう活用するか」という部分に、これからより一層の需要が高まっていくと思っています。
お料理でも、食材が全部同じでも料理人が違えば味は全然違いますよね。それと同じことがWebサイトにも言えると思っています。
ーAIには代替できない「人との対話」に価値があるということでしょうか?
そうですね。人との会話のなかでどうコンセンサスを取るか、うまくいかなかったときにどう軌道修正して成果につなげていくか。そこに価値があると思っています。
ー「つくる」ことに特化してきたクリエイターほど、今後は難しさを感じることもあるのでしょうか?
そこには少し矛盾があると思っていて、いい作り手であればあるほど「つくること」に引っ張りだこになり、そこにさらにフォーカスしてしまう。結果として「活用」という概念からは、どうしても遠ざかってしまうんです。
ただ、いずれかのタイミングで「それは素晴らしいものだけど、果たして成果は出ているのか」というところまで踏み込んでいかないと、自分たちの価値を証明できなくなってしまう。だからこそ、活用の視点にフォーカスしていくことが重要だと考えています。
ーどんな人材を求めていますか?
ミッションとバリューにマッチする人がいいなと思っています。お客様や社会に対して、価値をきちんと届けようという思いに違和感がないこと。そして「Good is good」できちんといいものをつくろうとすること、「Just Hack It」で変わること・挑戦することを前提にできること、「Making a Great Team」で誰と働くかも大切にできること。この3つを理解して、共感してくれる人に来てほしいですね。社内で1番強いのは、やはり「いいものをつくろう」と本気で思っている人たちだと思います。
ー今後の展望を教えてください。
やりたいことが2つあります。1つは、クリエイターの価値を最大化することです。「AIだからクリエイターの価値が下がる」のではなく、いいクリエイターはむしろ価値が上がるはずだと考えていて、それを証明したいんです。Workshipには現在約7万人のフリーランスが登録していて、私たち自身もハイブリッドなチーム構成でものづくりをしています。まずは自分たちのメンバーから、世の中のクリエイターと呼ばれる人たちの価値を最大化する取り組みをしていきたいと思っています。
もう1つは、「つくる価値」を納品時点だけで判断しないでほしいということです。数年単位で価値が上がっていくものだと捉えてもらえる、そんな組織であり続けたいですし、そういうものをつくり続けていきたいと思っています。
GIGが大切にしていること
① 納品ではなく「活用」に価値を置く
制作後の運用・改善・SNS運用までワンストップで伴走し、数年単位で成果を出すことにこだわる
② 100%通る「キャリアチャレンジ制度」
本人の「やりたい」という思いを尊重し、職種を問わず異動希望を全面的にバックアップする
③ シンプルな3つのバリューを軸にした組織づくり
「Good is good」「Just Hack It」「Making a Great Team」を全員が意識しながら日々の判断をしている
④ AIだからこそ高まる、クリエイターの価値
「つくる」だけでなく「どう活用し、成果につなげるか」を担える人材を育てたいと考えている
ー最後に、AI時代のキャリアに悩む読者へメッセージをお願いします。
自分のキャリアにおいて、一定のスキルを積むことはもちろん大事です。でも、キャリアの延長線上にあるのは職種や業界の専門性だけではなく、むしろ「掛け合わせ」こそが自分のキャリアをより強く、AIに代替されにくいものにしていくと思っています。
だからこそ、自分がやりたいことに対する思いやモチベーションがすごく重要になってくる。自分自身にきちんと向き合い、やりたいことに対して献身的にいいものをつくり続けること。それが1番大切だと思うので、一緒に頑張っていきましょう。
\株式会社GIGに興味を持った方はこちらもチェック!/
あなたのキャリアについて、インタビューさせていただけませんか?
自社の宣伝をしたい方大歓迎!ぜひキャリアクラフトにインタビューさせてください。
取材からインタビュー記事の公開に至るまで、費用は一切かかりません。
自分ではありふれた経歴だと思っていても、過去のあなたと同じ境遇にある方のキャリアの道しるべになるかもしれません。
異業種に転職された方、フリーターから正社員になられた方、ブランクから復帰された方、未経験からフルリモートの仕事に就かれた方など、様々なキャリアの方をお待ちしています!
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