あなたのキャリアについて、インタビューさせていただけませんか?
自社の宣伝をしたい方大歓迎!ぜひキャリアクラフトにインタビューさせてください。
取材からインタビュー記事の公開に至るまで、費用は一切かかりません。
自分ではありふれた経歴だと思っていても、過去のあなたと同じ境遇にある方のキャリアの道しるべになるかもしれません。
異業種に転職された方、フリーターから正社員になられた方、ブランクから復帰された方、未経験からフルリモートの仕事に就かれた方など、様々なキャリアの方をお待ちしています!

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「スキルや経験よりも先に見るのは、4つのカルチャーに通じる考え方や姿勢を兼ね備えているかどうか」──そう語るのは、株式会社ギックス グループ人材戦略室マネージャーの松尾直輝さんです。
ギックスは、西日本旅客鉄道株式会社(以下、JR西日本)をはじめとするエンタープライズ企業を中心に、データ分析やAI活用、戦略策定、システム実装・実行支援まで幅広く伴走支援しています。
今回は、フルリモート・フルフレックスという環境のもとで事業を展開してきたギックスの、カルチャーを軸に据えた組織づくりと、AI時代における人の価値について伺いました。

松尾 直輝さん
株式会社ギックス グループ人材戦略室マネージャー。データ分析を軸としたコンサルティング・システム開発を手がける同社にて、採用・組織づくりを統括。ギックスは3社目のキャリアで、前職は人材紹介会社に在籍。フルリモート・フルフレックスという環境下でのカルチャー浸透や評価制度設計に携わっている。

ーまず、御社がどんな会社か教えてください。
弊社はIT企業、あるいはコンサルティングファームという位置づけの会社です。2022年に上場を果たし、2026年12月で創業15年目を迎えます。データに判断を委ねるのではなく、人間がデータを使いこなし、より良い判断を行う「Data-Informed(データインフォームド)」という考え方を推進していて、クライアント様のデータ分析のお手伝いから、そこに紐づくKPIの設定、事業変革・経営方針の策定、データ・AI活用の実行支援までを幅広く手がけています。
ー他社との違いやアピールポイントを教えてください。
データ分析だけに終わらず、その先の戦略策定やクラウドネイティブへの移行、データ基盤の構築までをメインに手がけている点が特徴です。一般的なIT企業はプロダクト導入や基幹システムの構築が中心になることが多いのですが、私たちは祖業であるデータ分析を起点に、戦略コンサルティングからシステム実装や実行支援まで、一気通貫で伴走支援できることを強みとしています。
加えて、案件のほとんどをプライム(一次受け)としてお引き受けしている点も特徴です。メインクライアントは古くからお付き合いのあるJR西日本様で、鉄道系をはじめとしたインフラ領域、小売・サービス業、金融業など、顧客(エンドユーザー)理解が重要となるBtoC領域のお客様に強みを持っています。
株式会社ギックスの主な事業領域
企業向けデータ分析・KPI設計・事業変革支援、クラウドネイティブなシステム移行・データ基盤構築、経営方針策定コンサルティング。JR西日本をはじめとするインフラ・鉄道系企業のほか、小売・サービス業、金融業などBtoC領域を中心に、顧客理解やデータ・AI活用を起点とした構想策定からシステム実装・実行支援まで、一気通貫で支援している。

ー御社が大切にされているカルチャーについて教えてください。
私たちはカルチャーと行動指針の2つを掲げていますが、特に採用ではカルチャーを重視しています。「ラーニング・アニマル」「高い好奇心」「合目的性」「やり遂げる姿勢」という4つで、ご入社いただく方はこの4つを兼ね備えていることを前提に採用しています。そしてこれは採用の場面だけでなく、働き方や評価制度、日々の仕事の進め方まで、ギックスのあらゆる制度の根底に一貫して流れている考え方です。
ギックスの4つのカルチャー
①ラーニング・アニマル
自発的に学び続ける。環境の変化に負けない。進化についていく。立ち止まらない。
②高い好奇心
新しいことに興味を持つ。「知らない=面白そう」と思える(「知らない=怖い」と思わない)。
③合目的性
手段にとらわれすぎない。常に目的を意識し、見失わない。問いを疑う。目的を確認し、答えるべき問いを合意する。
④やり遂げる姿勢(GRIT)
やりきる、逃げない、責任を全うする。Guts(闘志)、Resilience(粘り強さ)、Initiative(自発)、Tenacity(執念)の頭文字からGRITと呼んでいる。
ーこのカルチャーを重視するようになった経緯を教えてください。
創業者の思いが起点になっています。私たちは、単にデータ分析やシステム開発を提供するだけではなく、最終的にはクライアント企業自身がデータや仕組みを活用し、自走できる状態を目指しています。 常にクライアント様の期待を超える成果を出し続けるために必要な姿勢・資質を突き詰めた結果、この4つのカルチャーに行き着きました。
ー採用の場面では、カルチャーをどう見極めているのでしょうか?
スキルや経験はもちろんレジュメや面接で確認しますが、それ以上に重視しているのがカルチャーに紐づく部分です。これまでの意思決定の軸は何だったのか、プロジェクトを通じてどんな経験や学びを得たのか、失敗から何を学んだのか、そもそも何のためにそのプロジェクトをやっていたのか——スキルの周辺にある考え方や思いを丁寧にお聞きするようにしています。

ー入社後、このカルチャーはどのように浸透していくのでしょうか?
フルリモート・フルフレックスの会社なので、家で自律的に仕事をする以上、「自分自身が何をやりたいのか」「何を目的にギックスに入社したのか」が、入社前からとても重要になります。だからこそ入社後は、ご自身がやりたいことができているかどうかの対話や、今後身に着けていきたい能力・スキルや目指す姿についてのヒアリングなどを細かく行うようにしています。
フルリモート・フルフレックスという制度自体も、単に「楽だから」ではなく、まさに合目的性というカルチャーそのものです。出社した方が目的に合うなら出社すればいいし、家庭の事情などから働く時間を確保したいなら通勤時間をなくして家で目的を持って働くという選択肢もある。何が一番目的に適しているかを、常に考えるという姿勢が制度に落とし込まれています。
ただ、私たちは当然クライアントワークがメインとなりますので、クライアント先に訪問するケースもあります。単に自分が「やりたいから」でリモートワークを認めているわけではなく、しっかりと目の前のクライアントに価値を提供することが前提の制度となっております。

ー福利厚生や評価制度にも、カルチャーは反映されていますか?
書籍購入制度や資格取得の支援制度は、「ラーニング・アニマル」や「高い好奇心」に直結した制度です。自ら学び続け、新しいことに面白がって挑戦する社員を、会社としてしっかり後押ししたいという考えから生まれています。
評価制度もかなり特殊で、一般的な会社では昇給のタイミングが年1〜2回であることが多いと思いますが、私たちは個人の成長欲求を阻害せず、努力や成果を迅速に評価する「リアルタイムプロモーション」という毎月昇格の機会がある制度を採用しています。まさに4つのカルチャーを体現しながら、求められる水準の能力発揮をして成果を出した方には、そのタイミングでしっかり報いるという即時性も重要視しています。
ーキャリアの広がりについても教えてください。
まだ100人ほどの会社なので、事業や部署の枠にとどまらないキャリアが描けます。成果を残した方には、他部署への異動や、子会社の取締役、新規事業への挑戦など、「タフアサインメント」とも呼ばれたりしますが、個々人に合わせた新たなミッションを提示しています。これも、目の前の役割にとどまらず学び続け、やり遂げてきた人にこそ次の挑戦を用意するという、カルチャーの延長線上にある考え方です。

ーフルリモート・フルフレックスの中で、コミュニケーションはどう工夫されていますか?
年に2回、全社員が集まる交流イベントを開催しています。直近では、12月12日の創業記念日に合わせて記念パーティーを、2026年7月には期初のキックオフイベントを実施していて、北海道から鹿児島まで全国で働くメンバーが東京に集まり、CEOから全社の目標や戦略が、各部門のリーダーからはそれぞれの方針が、共有されました。
フルリモートの会社ではありますがリアルコミュニケーションの重要度を下げているわけではなく、フルリモートだからこそリアルで会う機会を非常に大切にしています。これは社内のイベントもそうですが、クライアント様とリアルで会うことも同じ意味合いで考えています。
日常のコミュニケーションはSlackが中心ですが、「times(タイムス)」という社内版Xのようなカルチャーがあり、CEOから新卒社員まで全員が日常のつぶやきを投稿しています。「今日子どもが熱を出した」といった何気ない投稿も共有。社員の投稿にCEOがコメントをくれることもあり、これがリモートでも距離を感じさせない大きな要素になっています。単なるコミュニケーションツールとしての活用はもちろんですが、私たちのこのSlackでのやりとりは「誰かがいる・見てくれている場所」のような感覚があります。
松尾さん自身、ギックスは3社目。過去は出版社、人材紹介会社で出社を大切にする文化だったため、フルリモートに不安もあったそうですが、「全員といい距離感で仕事ができ、むしろ働きやすい」と感じているといいます。

ー社内外でのAI活用について教えてください。
社内では、コストやセキュリティに関する一定の条件を満たすものであれば、基本的にどのAIを使っていただいてもOKという仕組みにしています。新しいAIを試して、良ければ社内に展開する、というのはまさに「高い好奇心」の実践です。社外向けにも、提供しているプロダクトにAIを組み込みながら開発を進めています。
ーAIによって、データ分析という仕事はどう変わっていくと思いますか?
データ分析という仕事は、AIに代替されるのではなく、「人間がAIという強力な武器を手に入れ、自身の判断力を強化して、より早く・より高度な意思決定を行う仕事」へとアップデートされると考えています。
AIのアウトプットを正しく読み解き、最終的な意思決定の「責任」を背負ってより良い成果を生み出すことこそが、これからの人間に求められるデータ分析の役割です。
AIと対決するのではなく、共存していくという考え方が、私たちのAI活用における一つのキーワードです。環境の変化に立ち止まらず学び続ける「ラーニング・アニマル」の姿勢があるからこそ、AIを脅威ではなく味方として捉えられるのだと思います。
ー最後に、この記事を読んでいる方へメッセージをお願いします。
私たちはこの12月に創業15年目を迎えます。2022年に上場を果たしましたが、まだまだ成長していく必要があると思っています。AIが台頭してきた今、各社がデータ分析にどう向き合うかは、良くも悪くも当たり前のテーマになってきました。だからこそ、創業時から積み上げてきた知見や経験を、しっかりとクライアント様に提供していきたいと思っています。
データ分析やAI活用、データ基盤の構築にご興味があり、ラーニング・アニマル、高い好奇心、合目的性、やり遂げる姿勢という私たちのカルチャーに共感いただける方は、ぜひご応募いただければと思います。皆さんお待ちしています。
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