あなたのキャリアについて、インタビューさせていただけませんか?
自社の宣伝をしたい方大歓迎!ぜひキャリアクラフトにインタビューさせてください。
取材からインタビュー記事の公開に至るまで、費用は一切かかりません。
自分ではありふれた経歴だと思っていても、過去のあなたと同じ境遇にある方のキャリアの道しるべになるかもしれません。
異業種に転職された方、フリーターから正社員になられた方、ブランクから復帰された方、未経験からフルリモートの仕事に就かれた方など、様々なキャリアの方をお待ちしています!

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「AIが進化するほど、人間らしさの価値が高まる」——そう語るのは、静岡県浜松市で伝統織物・遠州綿紬を手がける有限会社ぬくもり工房の代表・大高旭さんです。1966年創業の老舗を受け継ぎながら、平均年齢35歳の若いチームで伝統工芸の新たな可能性を切り拓いてきました。AI時代が到来しても「ものづくりの現場から人の手はなくならない」と断言する大高さんに、仕事への向き合い方、求める人材像、そしてこれからのキャリアに必要なスキルを伺いました。

今回は有限会社ぬくもり工房の代表・大高旭さんに、伝統工芸の魅力や求める人材像、そしてAI時代に必要なスキルについてインタビューしました!


大高 旭さん
有限会社ぬくもり工房 代表。1966年創業の伝統織物業を祖父・父から受け継ぎ、2006年に独立・創業。遠州綿紬を活かした雑貨展開や企業向けノベルティ製作を展開しながら、地元浜松の文化・観光振興にも積極的に取り組む。


ーまず、ぬくもり工房がどんな会社か教えてください。
元々は1966年に祖父が立ち上げた会社がルーツで、私が3代目になります。父が2代目として様々な事業を手がけていた中で、私はその中の「遠州綿紬」という伝統織物の事業部だけを引き継いで、2006年に「ぬくもり工房」として独立しました。
なので世間では3代目と言っていますが、ぬくもり工房としては私が初代の代表という状況です。有限会社という冠りも、今は法律上新たに設立できないものなので、大切に使い続けています。
ー具体的にどんな事業を展開されているのでしょうか?
静岡県西部を中心に遠州綿紬を織る「織り屋さん」がたくさんあるのですが、そこで織っていただいた生地をうちが買い取り、販売したり雑貨に展開したりしています。また、企業やホテルさんからのご依頼で、インテリアや記念品(ノベルティ)として商品をお作りして納めるのが今のメイン事業です。
ー他社との違いやアピールポイントはどんな点ですか?
そもそも伝統織物を扱う会社自体が全国でも少なく、浜松市内でも数えるほどしかありません。その中で弊社は若いスタッフを中心に、生地の開発から雑貨展開まで一貫して推進している点が特長です。平均年齢は35歳前後で、伝統工芸の世界では珍しい、若くてアクティブなチームです。
有限会社ぬくもり工房の主な事業領域
遠州綿紬(静岡県浜松市の伝統織物)を用いた生活雑貨・インテリアの企画・販売、企業・ホテル向けノベルティ・記念品の製作、自社ショップでの直販。地元・浜松を中心に、日本の伝統工芸文化の継承と観光振興にも取り組んでいます。
ー職場の雰囲気を教えてください。
本社は1階が店舗、2階が事務所になっていて、地元の木を使って建てた建物なので、木のいい香りがして風通しも良く、来てくださった方から「居心地がいい」とよく言っていただきます。広さは坪数でそんなに大きくはないのですが、その分スタッフ同士の距離が近く、日々コミュニケーションを取りながら働いています。


ーコミュニケーションや社内文化で大切にしていることはありますか?
2ヶ月に1回、スタッフ全員で「研修」という名目のもと、いろんな場所に一緒に出かけています。企業・工場の見学もあれば、来月5月は全員で伊勢神宮に正式参拝に行く予定です。この前は話題になっていた映画『国宝』を「美しい」と聞いたので、仕事の日ではありますがみんなで映画鑑賞に行ったりもしました。
特定の内容に縛られているわけではなく、スタッフみんなで話し合って内容を決め、学んで食事をして、仲間意識を高めていくことを大切にしています。伝統工芸を仕事にする以上、日本の文化や美意識に触れることが仕事の糧になると感じていて、そういう機会を意識的に作っています。


ーどんな人材を求めていますか?
私自身、浜松生まれで名古屋の大学に進み、8年ほど名古屋で暮らして地元に戻ってきました。離れてみて初めて「浜松ってすごくいい町だな」と気づいたんです。当時地元が小さく感じていたのは、自分の世界が小さかっただけでした。
うちのスタッフはみんな、地元が好きで地元を大切に思っている人が多い。だからこそ遠州綿紬という伝統工芸を好きになってくれています。「自分が生まれ育った町を大事にできる」という感覚を持っている方、もしくはこれから持とうとしている方が、うちには合っていると思います。
今すぐ詳しくなくても大丈夫です。入社後の研修を通じて地元・浜松のことや日本の文化・歴史を学んでもらいながら、自分たちのサービスやプロダクトに自信を持てるようになってもらいたいと思っています。
「仕事を楽しむ」ための土台は、自分の根っこを知ること?
大高さんは小学校・中学校・高校にも呼ばれ、仕事を通じた浜松・静岡・日本の歴史文化を伝える活動も続けています。「若いうちから地元や日本のことをちゃんと学ぶことが、自分の仕事に誇りを持つ一番大事な一歩」と語る姿勢は、会社の研修文化にもそのまま反映されています。自分の仕事に自信を持てることが、長く楽しく働き続けるための秘訣だと大高さんは言います。


ーAIの登場によって、仕事の中で変わったことはありましたか?
私自身の業務では、労務管理・作業管理・ホームページ制作などにAIを活用していて、かなり効率化できています。仕事を奪われるという感覚は全くなく、AIはあくまで業務のサポートをしてくれる存在として上手に付き合えています。
一方で、現場の作業工程——ものづくりの部分にAIを組み込むのはまだできていないのが現状です。人の温かみや手仕事の誤差が込められているからこそ価値があるもの。そこをすぐにAIに置き換えることは、今のところまったく想像できていません。
ーこれからの時代に必要なスキルについて、どうお考えですか?
AIが進化するほど、知識やデータへのアクセスは誰でも簡単になります。でも、人が直接手で触り、目で見て、肌で感じた「五感の体験」は、今のAIには理解できないと思っています。
伝統工芸でも同じで、実際に浜松に来て遠州綿紬のものづくりを見て、生地を触って、できあがった雑貨や生活用品に触れてもらうことで、はじめてその価値や歴史文化に共感してもらえる。ファンになっていただけるんです。
技術が進化すればするほど、人間らしいコミュニケーションや泥臭いやり取りの価値がむしろ高まっていくと感じています。「不便を楽しむ」という言葉が一時期流行りましたが、便利さを追求しすぎない、人間的な部分を大切にできる人がこれからの社会でも求められると思います。
ーぬくもり工房で活躍できる人材像とは?
これからは国内に限らず、海外との取引も増えていく時代です。その中で「なぜあなたの会社に仕事を頼むのか」を説明できるバックボーン——ストーリーを持てるかどうかが、ますます大切になると思います。
AIどうしが仕事をするなら、別にどこでもいい。でも「ぬくもり工房に頼みたい」「大高さんに頼みたい」と思ってもらえる理由があるかどうか——そういう自分なりのストーリーを大事にできる方が、うちで活躍できる人材だと思っています。
AI時代に求められるスキル ── ぬくもり工房が現場で感じていること
① 五感を使ったリアルな体験・コミュニケーション力
データや知識はAIで補える。人が直接感じ、伝え、共感を生む力こそが人間の価値
② 自分のストーリー・バックボーンを語れる力
「なぜあなたに頼むのか」を説明できる自分なりの背景・軸を持つこと
③ 地元・自国の文化への理解と誇り
日本や地元の歴史文化を知ることが、仕事への自信と誇りにつながる
④ 人間らしい温かみのある関わり方
技術が進化するほど、泥臭く誠実な人間的コミュニケーションの価値が高まる


ー今後の展望を教えてください。
静岡県浜松市はまだ観光で強い町とは言えません。でも、遠州綿紬というこの地で育まれてきた伝統工芸を軸に、たくさんの方が浜松を訪れてくれるような街づくりに貢献できる会社にしたいと思っています。それに関わる事業を、これからさらに増やしていく予定です。
ー最後に、この記事を読んでいる方へメッセージをお願いします。
検索すれば遠州綿紬の情報も浜松の情報も出てきます。でも、実際に来て、目で見て、手で触れて初めて感じられる文化や工芸は、浜松にも、みなさんの地元にも、きっとたくさんあるはずです。
AI時代が来ることは間違いない。だからこそ、そういった「あえて足を運ぶ価値があるもの」「人の手が生み出すもの」を大切にしてほしいと、心から思います。デジタルが当たり前になる時代だからこそ、リアルな体験や人との温かいつながりを、ぜひ大事にしてください。
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