就活マーケット状況に左右されない!? 『新卒者向け求人サイト構築』まとめ
目次
新卒者の就職活動において、重宝されている就職情報サイト。情報収集から、面接・内定獲得まで、学生にとって役立つ情報が満載です。今回は、新卒者向けの求人サイト構築術について紹介します。
マーケットの状況に左右されない求人サイトづくり
【引用:http://www.works-i.com/pdf/160421_kyuujin.pdf】
近年、新卒者の就職活動マーケットは、売り手市場だと言われています。
リクルートワークス研究所の調査「第33回 ワークス大卒求人倍率調査」によると、2017年3月卒業予定の大学生及び大学院生を対象にした大卒求人倍率は、1.74 倍だと発表されました。求人倍率は、2012年以降から現在まで、上昇トレンドにあります。特に、大企業への就職希望者が増えています。
新卒者の就職活動市場が活性化する中で、新卒者向けに就職情報を掲載する求人サイトも盛況を見せています。就職情報サイトの市場規模は、2014年の時点で340 億円で、年々拡大しています、
成長しているマーケットなので、求人サイトの売上も伸びるのは当然とも言えます。しかし、求人サイトにおいて重要なのは、どんなマーケット状況でも、ユーザーに選ばれ、企業から支持されるサイトづくりです。
とりわけ新卒者の就職市場は、年によって変動しやすい特性があります。市場が低迷している場合でも、成果を上げるサイトをいかに構築できるか、具体的なノウハウを追及しなければなりません。そこで、新卒者向けの求人サイトについて構築術を紹介していきます。
目次
■準備①(リサーチ編)
■準備②(目標設定編)
■準備③(コンテンツ編)
■サイト構築(制作編)
■リリース後
■よくある質問・回答
■まとめ
準備①(リサーチ編)
求人サイトは、いきなり構築をして、オープンできるものはありません。準備が必要です。まず初めに新卒者向けの求人サイトについてリサーチをしていきます。現在、オープンしている2017年卒業生向けのサイトに、どんな求人サイトがあるのか、みていきましょう。
求人サイト一覧
【マイナビ2021 】
【引用:http://job.mynavi.jp/2017/】
「マイナビ2017」は、総合的な求人サイトを提供する株式会社マイナビによって手がけられている求人サイトです。1万5000件以上のエントリー可能な求人が掲載されています。
【リクナビ2021 】
【引用:https://job.rikunabi.com/2017/】
業界最大手であるリクナビグループが運営する求人サイト「リクナビ2017」。掲載企業数は2万3000件以上、プレエントリー可能な企業数も2万件を超えています。
【朝日学情ナビ2021 】
【引用:http://www.gakujo.ne.jp/2017/】
「朝日学情ナビ2017」は、通称「あさがくナビ」と呼ばれる就職情報サイトです。株式会社学情が運営しており、求人情報だけではなく、インターンシップやイベント情報、就職支援情報などコンテンツが充実しています。
【キャリタス就活2021 】
【引用:https://job.career-tasu.jp/2017/top/】
株式会社キャリタスが提供する「キャリタス就活2017」。豊富な企業求人だけではなく、日本経済新聞社と日経HRの協力で、就職情報・コンテンツを提供しています。
【ダイヤモンド就活ナビ2021 】
【引用:https://navi17.shukatsu.jp/17/】
「ダイヤモンド就活ナビ2017」は、株式会社ダイヤモンド・ヒューマンリソースが運営する就職情報サイトです。地元就活情報やこだわり条件から、希望の求人を検索できます。
学生から利用されている求人サイトとは?
上記5サイト以外にも、新卒者向けの就職情報サイトは数多くあります。これらのサイトで、実際に学生から利用されているのは、どのサイトなのかを確認しておきます。
【引用:http://www.hrpro.co.jp/research_detail.php?r_no=133】
楽天株式会社の「みんなの就職活動日記」による「2017年就職活動動向調査」では、文系・理系学生による就職情報サイトの利用状況が発表されています。文系・理系を問わず、最も利用されている求人サイトは「マイナビ」です。
「マイナビ」に匹敵するサイトは「リクナビ」で、さらに「みんなの就職情報日記」や「キャリタス就活」が続きます。また利用率は下がるものの、「あさがくナビ」「ダイヤモンド就活ナビ」「 JOBRSS 」「Offer Box 」「ブンナビ! 」「就職ウォーカーNet 」といったサイトがTOP10に入ります。
「マイナビ」と「リクナビ」の利用率は圧倒的ですが、就職情報サイトを利用しているユーザーは、1つのサイトだけではなく複数のサイトを利用していると考えられます。また就職情報サイトを利用していないユーザーは1~2%なので、ほとんどの学生がサイトを利用していることがわかります。
競合サイトの戦術を知ろう
次に、これらのサイトが、どのような方法で売上やアクセス数をあげているのか、みていきましょう。ビジネスモデルと競合サイトの分析です。
【新卒者向け就職情報サイトのビジネスモデル】
代表的な新卒者向けの就職情報サイトを紹介してきました。これらのサイトは、企業の会社・求人・説明会情報などを掲載して、情報掲載料やコンテンツ制作料を企業から支払われるビジネスモデルを採用しています。いわゆる広告掲載型のプランです。
また学生とのメールでのやり取りや、エントリー数によって料金が加算されるオプションサービスもあります。ちなみに、利用者である新卒者に利用料金が課金されることはありません。完全無料のサービスです。
【引用:https://jobrass.com/gakusei/SCST00101】
しかしながら近年では、人材紹介・エージェント型や、スカウト・オファー型の求人サイトが増えてきています。例えば、「 JOBRASS 新卒」や「就職 AGENT neo 」といったサイトが該当します。
これらのサイトの多くは、成果報酬型を採用しています。学生が内定を承諾した際、人材紹介料が課金される仕組みです。さらに、広告掲載型と成果報酬型を組み合わせてサービスを展開するサイトも出てきています。
競合サイトを探す
就職情報サイトのビジネスモデルが細分化される中で、競合サイトも多様化しています。自社で提供したい求人サイトが、どのサイトに近いのかを確認しておきましょう。
類似のサイトを見つけ出す方法があります。Googleの検索窓に、「related:URL」を入力します。
実際に、「就職AGENT neo」で調べてみると、「みんなの就職活動日記」「ネオキャリア」「学生就職活動サポートセンター」「アイデムスマートエージェント」「キャリタス就活エージェント」といった就活情報サイトが検出されます。
競合サイト分析
競合サイトをリサーチするには、「SimilarWeb 」がツールとして便利です。
【引用:https://www.similarweb.com/】
「SimilarWeb」に、競合サイトのULRを入力すると、検索ランキング・訪問者数・平均滞在時間・平均 PV ・平均直帰率がわかります。それだけではなく、流入経路も調べることが可能です。検索エンジン(GoogleやYahoo!など)・直接アクセス(ブックマーク・お気に入り)・流入元(被リンク)・SNS・メールなどです。
実際に「SimilarWeb」を用いて、代表的な求人サイトを調査してみました。
<新卒者向け就職情報サイト>
サイト名訪問者数平均
滞在時間平均PV平均
直帰率流入経路
直接 アクセス |
検索 エンジン |
平均滞在時間 | ページビュー | 直帰率 | オーガニック検索 | リファラル率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
マイナビ2021 | 303万 | 5分02秒 | 7.11 | 60.27% | 31.42% | 11.65% | |
リクナビ2021 | 350万 | 2分39秒 | 3.55ページ | 59.66% | 61.95% | 31.17% | 37.27% |
朝日学情ナビ2021 | 46万2300 | 4分29秒 | 5.38ページ | 49.19% | 27.10% | 54.77% | 14.74% |
キャリタス就活2021 | 130万 | 3分35秒 | 4.43ページ | 44.53% | 30.58% | 40.84% | 19.99% |
ダイヤモンド 就活ナビ2021 |
17万1500 | 2分14秒 | 3.93ページ | 45.45% | 28.33% | 37.88% | 28.23% |
- 訪問者数は、「マイナビ2017」「リクナビ2017」が圧倒的です。「ダイヤモンド就活ナビ2017」の17万1500から、「キャリタス就活2017」の130万まで差が開いています。
- 平均滞在時間は、約2~4分台です。「マイナビ2017」のみ5分台です。
- 平均PVは約3~5PVです。「マイナビ2017」のみ6PVを超えています。
- 平均直帰率は、多くのサイトが40%台ですが、「マイナビ2017」「リクナビ2017」は、30%台です。
- 主なアクセス経路は、検索エンジンか流入元です。また、直接アクセスからのアクセスも見られます。
これらの分析から、注目してしまうのは「マイナビ2017」です。アクセス数を集めながらも、高い平均滞在時間・PVを出しており、また最も低い平均直帰率となっています。アクセス数の高いサイトでは、PVや滞在時間が短くて、直帰率が高くなるケースもしばしばあります。
「マイナビ2017」では、学生が求人情報の検索体験を充実できるコンテンツづくりや仕掛けがされていると窺えます。どのようにすれば競合サイトよりも成果を残すことができるのか、次のステップを見ていきましょう。
準備②(目標設定編)
競合サイトのリサーチが終われば、ゴール設定に進みます。とくに、サイトの目的・ターゲット・差別化・目標を決めていく必要があります。
サイトの目的を明確にしよう
自社サイトの目的をはっきりとさせます。
新卒者向けの就活情報サイトにおいて、根本的な目的は、求人ニーズのある企業と就職活動をしている学生をマッチングさせること、またはそのために必要なコンテンツ・情報を提供することです。
さらに、自社がどんな求人サイトを構築していきたいかによって、果たすべき目的をより明確にしてくことができます。
具体的にターゲットを決めよう
ここで、どのターゲットにむけた集客をするのかが、重要になってきます。
ターゲットとは、
- 学部/学科系統
- 学校種別
- 地域
- 性別
- 業界
- 業種
- 職種
などに細分化されます。
【引用:https://jobrass.com/business/】
例えば、「 JOBRASS 」は、一般的な関西私大・関東私大の文系大学生を中心とした新卒人材が会員になっており、その会員にターゲティングをして、情報を提供していることがわかります。
強みをどうするのか考えよう(差別化対策)
ターゲットに対して情報を配信する場合、サイトの差別化をはかる必要があります。ユーザーは、どんな特徴を持つサイトか、他サイトとどう違うかを見極めています。
差別化をはかることができるポイントとして、
- 求人掲載数が、日本で最大級。
- 会員数が、業界でトップクラス。
- 運営会社の認知度が高い、または関連サイトがブランディングされている。
- 特定の求人情報に絞ってサービスを提供している。
- 独自のシステムやサービスを構築している。
- 検索機能だけではなく、サイトの特徴にあった特集記事やコンテンツを配信している
などがあります。
【引用:https://passion-navi.com/p-navi/】
【引用:http://www.massnavi.com/2017/】
例えば、「パッションナビ」は、ベンチャー企業や成長企業に特化した就活情報サイトです。また「マスナビ 2017 」では、広告・Web・マスコミ業界で、新卒者の採用活動を行う企業情報が掲載されています。
サイトの目標と時期を明確にしよう
サイトの方向性が定まってきたら、具体的なゴールを決めていきます。新規で求人サイトを構築する場合は、目指したい数値、既存サイトであれば改善したい目標です。
目標数値にしやすいのは、
- 成約件数
- 新規登録
- エントリー数/プレエントリー数
- 掲載求人件数
- PV・アクセス数
- 広告インプレッション数・クリック数
- 滞在時間
- 直帰率
など。
ここで重要なのは、「PVをあげる」ことを目標にすることではなく、「1年後にアクセス数を10万PVから100PVにする」と、具体的な目標を設定します。そのために、どんな対策課が必要なのかを逆算していくことが可能です。
すなわち、ゴールを実現する期日も決めると、ロードマップがみえてきます。どのフェーズで、どんな対策をすればよいか、が定まってきます。
求人サイトができあがった後の集客方法を考えておこう
段取りの最後として、求人サイトをオープンした後に、どうやって集客していくのか、考えていきます。
「Similar Web」で調べたように、求人サイトへユーザーが流入してくる、おもな経路は、検索エンジンか流入元からです。
どのような方法で、アクセスを促すことができるでしょうか。
ネットでの集客方法
<検索エンジン>(共起語検索調査ツール)
検索エンジンで重要なのは、キーワードの選定です。いわゆるSEO対策を行うことで、集客をしていきます。
サクサクlaboの「共起語検索調査ツール」は、キーワードを入力すると、GoogleとYahoo!で、検索結果上位のコンテンツの中から、頻出するキーワードを共起語として表示されるサイトです。
【引用:https://www.sakurasaku-labo.jp/tools/cooccur】
「新卒 就職」というキーワードで調べてみます。調査結果には、「就職」や「求人」「支援」「学生」「活動」といったキーワードがあがってきます。
<検索エンジン>(Google Adwords )
【引用:https://adwords.google.co.jp/keywordplanner】
ほかにもキーワードを考える上で、キーワードを考える上で、有力なツールに、「 Google Adwords 」の「キーワードプランナー」(https://adwords.google.co.jp/keywordplanner )があります。
「キーワードプランナー」では、検索ボリュームや、広告グループ、キーワード候補を調べることが可能です。
例えば、「マイナビ2017」のサイトURLを入力してみると、「就職情報サイト」や「 zara 採用 情報」「就職 情報 サイト 新卒」「就職 サイト 新卒」などが、キーワード候補にあがってきます。
<検索エンジン>(検索調査)
キーワードを選定する方法を紹介してきましたが、実際に、求人サイトは検索エンジン(Google)で位表示されるのかをチェックしてみましょう。想定されるキーワードをあげて、検索してみます。以下、自然検索結果での上位5位のサイトを挙げます。
キーワード検索結果(上位5位)
「新卒 就職情報サイト」 | 「paiza 開発日誌 【2016 年卒必見】就職活動ポータルサイトまとめ34 選」「リクナビ2017 」「リクナビ(総合サービスサイト)」「MarkeHack 2017 年新卒向け! おすすめ就活サイト46 選総まとめ【保存版】」「キャリタス就活(総合サービスサイト)」 |
「新卒 就活 大阪 文系 商社」 | 「キャリタス就活2017 」「リクナビ2017 」「合説どっとこむ! 」(新卒のための就職、合同企業説明のポータルサイト)「ISIZE 就職2017 電機・電子・半導体」(リクルートの行動支援サイト)「ISIZE 就職2017 繊維製品」 |
このように上位表示されるのは、就職情報サイトやポータルサイトが中心です。
<流入元>
流入元からのアクセスが多い「マイナビ2017」を事例に、「similarweb」を用いて分析してみます、特徴としては、就職情報を掲載するポータルサイトや、キュレーション・まとめサイト、求人検索エンジンからの流入が見られます。
また「 job.axol.jp 」からのアクセスもあります。「job.axol.jp」は、マイナビ株式会社が掲載企業に対して行うエントリー管理システムです。企業公式サイトの採用ページを、「マイナビ2017」と連動させているケースが多いと考えられます。
準備③(コンテンツ編)
コンテンツ内容
<必須の機能・コンテンツ> | ■トップページ ■お知らせ一覧/詳細 ■サイト紹介/説明■企業検索機能/詳細 ・企業を探す 検索条件(詳細) *業種 (メーカー/商社/金融・証券・保険 百貨店・スーパー・コンビニエンスストア・専門店 IT・ソフトウェア/インフラ/運輸/物流・倉庫 マスコミ・通信/コンサルティング・シンクタンク レジャー・エンタテイメント/医療・福祉・介護 飲食・フード/教育/人材派遣・紹介 清掃・メンテナンス/公社・官庁 美容・理容・エステ/冠婚葬祭など)*職種 (事務系/営業系/販売系/IT系/技術系 金融系スペシャリスト/コンサルタント・研究員 講師・教師/医療・介護系スペシャリスト アナウンサー/飲食系スペシャリスト/自衛隊・警察官 クリエイティブ系)*地域 (各都道府県/海外)*企業・採用データ (スキルアップ・キャリアアップ制度 休館・残業/待遇・福利厚生/採用予定学科 採用手法・プロセス/従業員数/採用予定人数/株式公開 説明会・プレエントリー受付状況 エントリーシート・筆記・適性検査なし 選考でグループワークなし)検索キーワード入力 企業名、業種、職種から探す・説明会を探す 検索条件(詳細) *開催日 *開催地 *業種 *文系限定/理系限定 *こだわり条件 ■求人公開機能/詳細 ・求人紹介 ・この求人に関連・類似する求人情報 ・この企業を志望している人は、この求人にも注目しています。 ・検討中リストに保存 ・問い合わせ先 ・エントリー/プレエントリー ■ブックマーク機能 ■関連会社・サイト一覧 |
<欲しい機能・コンテンツ (優先度:高)> |
■新着求人 ■新着就活イベント情報 ■新着セミナー・Webセミナー・ワークショップ情報■新着インターンシップ情報 ■特選・おススメの求人 ■人気のキーワードから探す■大手企業・グループの求人特集 ■最近検索した求人 ■特集記事■海外企業求人・インターンシップ情報 ■スケジュール帳機能 ■トップページ広告枠 |
<欲しい機能・コンテンツ (優先度:中)> |
■筆記試験対策(SPI・適性診断テスト) ■インターンシップ体験談 ■企業経営者インタビュー ■業界特集記事■人気企業の社員を1日密着取材 ■企業分析 ■人気企業ランキング ■注目の求人アクセスランキング■自己分析ワーク ■業界・企業研究方法 ■内定者による座談会■内定レポート ■面接攻略方法 ■エントリーシート・履歴書添削講座 |
<欲しい機能・コンテンツ (優先度:低)> |
■就活Q&A ■就活百科事典・豆知識 ■掲載求人数/登録会員数 ■就職活動の進め方■文字カウンタ ■SNSとの連携 ■退会手続について ■就職活動のマナー |
優先順位の高いコンテンツは、もっともユーザーに読まれる可能性があり、アクセス数も見込めるページになります。ほかにも、入れたいコンテンツがあるか、整理してみましょう。
サイト構築(制作編)
サイト構築に準備しなければならないもの
サイトを制作していくために、契約や素材を準備しておく必要あります。
<契約関係> サーバー/ドメイン/SSL <サイト内の素材関係> サイト内で利用するテキスト/写真/アイコンなど素材/動画
自社で準備できるものはしておきましょう。ただし、契約や素材に関して、内容や予算にあわせて制作会社に相談した方がよい場合もあります。例えば、サーバーについては、想定される規模や機能に合わせ、弊社(株式会社セルバ)からも提案させて頂いています。
サイト構築の流れ
サイト作成のプロセスについて、以下、弊社のフローをモデルケースとして、参照してください。
1.ご依頼~発注まで
ご依頼内容を基に、お見積書を作成・提出いたします。
お見積りにご納得いただきましたら、ご契約を交わします。
2.設計( 要件定義・概要設計・詳細設計)
まずは、要件定義にてご依頼内容の詳細を詰め、お客様がイメージされているものを具体的にしていきます。その後、具体的に決まった内容をシステム・デザイン面の要件としてまとめる概要設計を行い、詳細設計にて概要設計の内容を、開発時の設計書まで落とし込んでいきます。
3.制作(開発・テスト)
設計書に沿って、開発をします。開発後は、要件定義・設計にそって開発できているか、動作不具合がないかを社内で確認いたします。
またお客様でも要件定義の内容を満たしているか、動作不具合がないか、品質に問題がないかをご確認いただきます。お客様によるご確認で新たに発生してきた軽微なご要望を対応いたします。
制作費用
サイトの制作費用について、以下、弊社のフローを、モデルケースとして参照してください。
初期費用: 250 万円~(デザイン・コーディング: 100万円~ / システム開発: 150万円~)
月額費用: 4 万円~(お問い合わせ対応 / サービス監視 / 問題発生時の原因調査・復旧対応)
※サーバー・ドメイン・SSL・メルマガ配信ASPに関する費用は除く
制作期間
サイトのコンテンツによっても誤差はありますが、一か月前後が目安です。
リリース後
リリース後の運用は何が必要なのか、考えておこう
<自社(お客様)ですること>
- コンテンツ・新サービスの企画
- コンテンツ・新サービスの原稿作成
<システム運営会社(株式会社セルバ)ですること>
- サービスの死活監視
- 不具合発生時の復旧対応・原因調査
- 各種お問い合わせ対応 etc.
よくある質問・回答
【Q 】デザインは、自由に変更できますか?
【A】変更は可能です。ただし、見積の範囲内でできる内容になります。想定以上の変更をする場合は、別途費用が必要です。
【Q 】目標や戦略をどうやって立てればいいかわりません。
【A】KPI(重要業績評価指標)やKGI(重要目標達成指標)などの指標をもとにして、つくっていきます。ゴールを実現するために、PDCAも必要です。弊社に相談して頂いた際、これらの事項を組み立てていくために、綿密に打合せをさせて頂きます。
【Q 】サイト構築後に、サポートはしてもらえますか?
【A】弊社では、電話やメール、打合せを通して、サポートをさせて頂きます。とくにシステムの運営に関するサポートを強みとしております。
【Q 】広告掲載型、それとも成功報酬型か、どちらの求人サイトを構築した方がよいでしょうか?
【A】最終的に、どのような求人サイトを構築したいとお考えでしょうか。または求人サイトを開設したいと考えるに至ったきっかけは、どのようなものでしょうか。一度、整理させて、本来の目的に適した方を選択ください。必要であれば、ベストなサイト制作を弊社からも提案させて頂きます。
【Q 】スマートフォンからのアクセスを増やせますか?
【A】スマホの最適化が求められています。新卒向けの就職情報サイトでも、スマホ検索が増えています。表示スピードや軽さへの対応が必要です。弊社でも、レスポンシブデザインやモバイルファースト対応をしておりますので、お気軽にご相談ください。
まとめ
目次まとめ
準備①(リサーチ編) | ■下調べをしよう ・代表的なサイトを知る→新卒者向け就職情報サイト:「マイナビ2017」「リクナビ2017」「朝日学情ナビ2017」「キャリタス就活2017」「ダイヤモンド就活ナビ2017」・学生から利用されている求人サイトは、「マイナビ2017」「リクナビ2017」が圧倒的。【競合サイトを探す】→Googleの検索窓に、「related:URL」を入力。 【競合サイト分析】→SimilarWeb の活用→検索エンジン・流入元が主なアクセス経路。■サイトの目的を明確にしよう ・求人ニーズのマッチング■具体的にターゲットを決めよう ・学部・学科系統 ・学校種別 ・地域 など■強みをどうするのか考えよう(差別化対策) ・求人掲載数・会員数・独自のコンテンツ・ブランド化・特定の求人サービス・独自のシステム■サイトの目標と時期を明確にしよう ・成約件数・新規登録数・エントリー数・掲載求人件数など |
準備②(目標設定編) | ■ポータルサイトができあがった後の集客方法を考えておこう ・共起語検索調査ツール、「Google Adwords」の「キーワードプランナー」を活用する。 |
準備③(コンテンツ編) | ■必要な機能・コンテンツを考えよう ・必須の機能・コンテンツ(トップページ・新着情報一覧・求人検索機能) ・欲しいコンテンツは、優先順位の高いものからピックアップ。 |
サイト構築(制作編) | ■サイト構築に準備しなければならないもの ・ 契約関係(サーバー・ドメイン・SSL) ・ サイト内の素材関係(サイト内で利用するテキスト・写真・動画)■サイト構築の流れ(ご依頼・発注→設計→制作) ・制作費用(初期費用:250万円~/月額費用:4万円~ ) ・制作期間:1か月前後(目安) |
リリース後 | ■リリース後の運用は何が必要なのか、考えておこう ・ 自社(お客様)ですること(コンテンツの企画・原稿作成) ・ システム運営会社ですること(サービスの死活監視・不具合発生時の復旧対応・原因調査・各種お問い合わせ対応) |
弊社では、マーケティングノウハウを活用し、求人サイト運用を行っております。
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