【インタビュー】年齢や環境にとらわれない—女性の可能性を広げるライブ配信という働き方

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ライバーの育成やマネジメントを手掛ける合同会社Light meの代表、青山ひかりさんにインタビュー!
会社員をしながらライブ配信を始めてトップライバーとなり、ライバー事務所の代表になった経緯や、ライブ配信を通して叶えた夢、ライバーとして働く上で大切なことなどをお話いただきました。

青山ひかりさんプロフィール

合同会社Light me代表取締役。
2019年からpocochaでライブ配信をスタートし、半年で最高ランクのS帯に到達。数々のイベントで入賞も果たし、一躍トップライバーに。テレビ、ラジオ、ミュージカル、映画、CM等のメディアにも出演。
2025年1月には合同会社Light meを立ち上げ、代表取締役に就任。

目次

会社員からライブ配信の世界へ

会社員時代の青山さん。制服がお似合いです!

大学卒業後は会社員として勤務 | 当時思い描いていたキャリア

ー大学卒業後は会社員として勤務されていたそうですが、当時はライバーになることは考えていらっしゃらなかったですか?

はい。ライバーになろうとは全く考えていなかった状態で。当時2019年だったんですけど、普通に働いて、そのまま仕事しながら結婚して……といった人生を歩むんだろうなと考えていました。

もともと芸能界で歌ったり踊ったり、アイドルを目指していた時期があったんですけど、その夢がなかなか叶わなくて。
なので大学卒業後は普通に就職したんですけど、ライブ配信のお誘いをいただいて、それがきっかけでしたね。

2019年、ライブ配信と出会う

ーライブ配信の世界に足を踏み入れたきっかけはなんでしたか?

ライバーにならないかと事務所からSNSのDMが来たのがきっかけで始めました。本当に軽い気持ちでしたね。
私自身もライバーがどういうものか全然わからない状態で、「YouTuberって最近知ってるな」っていうくらいの感覚でした。

ーその事務所は当時からライバーさんを抱えていらっしゃったんですか?

そうですね。ライバーを使ったSNS業務を行っていて、そのお誘いがきっかけでした。

ー個人的にやっているSNSで、「ライブ配信やりませんか」的なDMをいただいたことがあったんですが、どうしても「ちょっと怪しいんじゃないか」と思ってしまうことがあって。

怪しいと思いますよねやっぱり。当時は私も実態がよくわかっていませんでした。でも興味本位で、軽い気持ちで始めたのが最初でしたね。

ー好奇心が勝ったみたいな感じだったんですね。
今でこそライバーに不健全なイメージってそこまでないと思うんですが、当時は今ほどライブ配信が普及していなかったというか、先駆けてライブ配信していたのってアダルト系もやっていたり、ちょっと際どい感じのプラットフォームが多くなかったですか?

そうですね。アダルト系だったりとか、そういったイメージは私も持っていました。だけどもちょっと興味あるな……とも思っていて。

ー最初にやってみようと思われたきっかけが、まさに事務所に誘われたことだったんですね。

はい。最初は会社員と並行しながら配信を始めて、やってみたらすごく楽しかったので沼のようにはまってしまいましたね。

会社員をしながらライバーとして活動開始

ーライバーとしては、お仕事終わってからとか、休日に活動されていたんですか?

はい。休日や仕事から帰ってきた夜以外だと、仕事行く前の朝とか。もう仕事以外の全部の時間を配信に費やす生活をしていましたね。

ー先程も少しお話いただきましたが、配信をやってみて楽しいと感じたのはどんなところですか?

もともと人を喜ばせることが好きで、私の配信を見て「元気出た」と言ってくれる人がいることにすごい感動したんです。
自己肯定感がすごく低かったので、「こんな自分でも感謝してもらえる場所があるんだ」みたいな。
そこから「リスナーさんのために頑張りたい」と思うようになって、沼っていったっていうのがありますね。

ー差支えなければ、当時配信されていた内容も教えていただいて良いですか?

最初は雑談だったんですけど、料理配信だったりとか、カラオケ好きだったのもあって歌もやりましたね。
それがきっかけで今に繋がってくるんですけど、配信の中で音楽のイベントがあって、自分の楽曲がリリースできたりしました。

実際にライブ配信を初めてみて

家族からの反対

ー会社員を続けながらライブ配信を始められたとき、当時まだ怪しいイメージがついていたこともあって、ご家族やお友達からの反対ってありましたか?

ありました。特に親は真面目で教育熱心だったので、こういう活動していると言ったら絶対に止められると思ったので、内緒でライブ配信を続けて、4~5年くらい会社を辞めても家族には隠していて、「絶対やるぞ」と決めていました

ー起業されたときにやっと打ち明けられた感じですか?

はい、そうです。起業したときに「本当に自分で頑張っていくから」って打ち解けあった感じです。それまでは結構反対されてましたね。

ーそうですよね。本人がやりたいって言っても、親御さんからしたら心配から反対するだろうなっていうのは想像つきますね。

もともとアイドルを目指していたときも、両親は「そんなの絶対ダメだ」みたいな感じだったので。
自分がやりたいことがずっとないなと思っていて、会社員として働いていてもそのモヤモヤがずっと残っていたので、配信をきっかけに輝ける場所を見つけて頑張れたっていうのはありますね。

「自分に合っている」と感じた瞬間

ー配信を実際に始められて、すごく楽しさを感じられたとのことですが、「これは自分に合っているかもしれない」と特に思われた瞬間はどんなときでしたか?

時間を忘れるくらい配信に没頭してしまったときですね。

人のために頑張りたいなっていうのがあって、それこそ会社員時代の休憩中とかにもリスナーさんへのお礼の手紙を書いたりだとか、配信中心の生活になりました。それで自分はやっぱり配信が好きなんだなと実感しましたね。

ーリスナーさんへのお手紙とかって、やった方がいいのはわかっていてもできない方とか、何を書けばいいのかわからなくてしんどくなる方って少なくないと思うので、それが苦にならないというのは本当に向いてらっしゃったんだなと思います。

そうですね。今は自分がサポートする立場になって思うんですけど、向いている性格と難しい性格っていうのはやっぱりあります
人のために何かをするのが好きだったりとか、人に喜んでもらうために頑張れるって性格の方が向いてるのかなとは思いますね。

ライバーとしての6年間 | 夢・葛藤・継続のリアル

配信のイベントで入賞され、映画出演を果たされた青山さん(写真は青山さんのnoteより)

ー最初は会社員と並行されていましたが、一時期は会社を辞めてライバー専業だったんでしょうか?

はい。2019年にライブ配信を始めて、会社員を辞めたのがその半年後だったんですね。
ちょうどコロナがきっかけで本業の仕事がなくなってしまって、コロナ禍で配信にも没頭できたので、たまたま流れにうまく乗ることができて、配信1本で6年くらいやっていた感じでしたね。

初期の頃に苦労したこと

ー初期の頃は「どうすればリスナーさんが集まるか」とか、何を配信するかなど色々考えられたと思うのですが、苦労したことは具体的に何でしたか?

当時は本当に右も左もわからなかったので、先輩ライバーさんに機材について聞いたり、自分で配信についていろいろ調べたりしたことです。
当時はまだ今ほど情報がなくて、リスナーさんにも色々教えてもらいながら、手探り状態で進めてきましたね。

ーリスナーさんが教えてくれることもあったんですね。

リスナーさん側もライバーを育てたいみたいな、「教えてあげる」「色々サポートしてあげるよ」っていう方が結構いらっしゃるんです。
すごく優しい方が親身になって色々教えてくださって、「このライバーさんすごい勉強になるから見た方がいいよ」とかも言ってくださるので、リスナーさんから学ぶことは多かったですね。

ーなるほど。むしろライバーとして成功する部分って、そこなのかもしれないなって今感じましたね。
Vtuberの配信とか見ていても、「ライバーを育てたい」って需要がすごくあるのかなと感じていて、教えてもらったことを素直に感謝できたり実行できるのって、ライバーとして一番重要なのかなと感じました。

本当に、それが一番大切かなと思っていて。
教えたりサポートする立場になって、アドバイスとかを素直に受け取って実践していく子が成功しやすいっていうのはすごく感じますね。

芸能界を目指していた経験が、ライブ配信で活きた

ー過去に芸能界を目指して諦めたご経験がおありとのことですが、ライブ配信でその経験が活きたなと思った瞬間ってどんなときでしたか?

昔病気だった頃に、音楽やキラキラした存在にすごく助けられた経験があってからアイドルがすごく好きで、自分もそういった存在になりたいなと思っていました。
実際に元気をもらった経験が自分にあったので、リスナーさんたちにも私の配信を見て元気になってもらえたらいいなと思っていて、そこがすごく活きた気がします。

ライブ配信を始めてから「そうだ、私こういうことやりたかったんだ」って実感しました。

配信を継続する難しさ | 継続するために必要なこと

ー今の時代はライブ配信を始めるハードルが下がった一方で、そもそも継続できずに辞めてしまう方も結構いらっしゃるのかなと思っていて。
青山さんの場合は継続されてきたことが成功につながったと思うのですが、ご自身がずっと継続されてきて、継続するために必要だなと感じたことを教えていただけますか?

私自身は「好き」から入って、それで継続することができたっていうのが大きいと思います。

もともとはすごく飽き性な性格で、バイトも全然続かないみたいなのもありました。
ライブ配信でも、リスナーさんから嫌なことを言われたとか、思うように数字が伸びないとかで「今日は配信したくないな」って日もありました。

ただそこで「感情を捨てる」ってわけじゃないですけど、歯磨きと一緒で習慣化してしまうのは大事だと思います。

ー確かに、筋トレとかダイエットでもよく言われますもんね。とにかく継続するっていうのが重要で、習慣化できるまで続けるみたいな。

もちろんそこまで行くのが大変なんですけど、そこまでできたら継続できるかなっていうのはありますね。

ライブ配信で叶えられた数々の夢

ー「ライブ配信で様々な夢を叶えられた」とのことですが、具体的にどんな夢を叶えられたか教えてください。

一番大きかったのは自分の楽曲を作れたことですね。カラオケにも配信されているんですけど、配信をやっていなかったら絶対叶えられなかったと思います。
配信を通して、リスナーさんと一緒に作ることができたっていうのが宝物になっています。

イベントで1位になりオリジナル楽曲を勝ち取られた青山さん。すごい!(画像は青山さんのnoteより)
カラオケにも配信されています!(写真は青山さんのnoteより)

楽曲以外にも駅のサイネージ広告に出たり、ミュージカルに出演できてリスナーさんが見に来てくださったりとか、昔叶えたかった夢を叶えることができました。

それもあって、夢をサポートする裏方に回りたいなと思ったこともあり、事務所を立ち上げたことに繋がっていきますね。

28歳でライバー事務所を起業 | 未経験から代表になるまで

ーライバーから、事務所を立ち上げる側へ進もうと思った一番の理由は何でしたか?

ライブ配信をきっかけに、「やりたかったことが一通り全部できた」と自分の中で思ったことで、一時期は燃え尽き症候群のようになってしまったんです。

「やりきったな」って感情があって、これからの人生どうやっていこうかなというのがありました。
でも会社員に戻れる気もしないと思って、やっぱり自分が積み上げてきたことを活かしたいと思って、事務所を立ち上げて裏側に回れたらなっていうのがきっかけでしたね。

「過去の自分と同じ夢を持つ方を応援したい」という想い

ーホームページでも「過去の自分と同じような夢を持つ方を応援したい」という想いを綴られていましたが、過去の自分のような人を助けたいと思う人と思わない人っていると思うんです。
青山さんの場合は、どんな経験からそう思われるようになりましたか?

過去の自分と同じようにもがいている人がたくさんいると思っていて、夢があったり挑戦したいという気持ちがあっても、「やっぱり自分にはちょっとできないかな」といったふうに、やる前に自己否定してしまう方って結構いらっしゃると思うんです。
そういう方が配信を通して、人生がより良い方向に変わるきっかけになったらいいなっていうのが心の根底にあったからですね。

ライバー時代には見えなかった難しさや責任

ー実際に起業されてみて、ライバー時代には見えていなかった難しさとか、ライバー時代には発生しなかった責任を感じた場面はどこでしたか?

本当にこれが大きくて。
ライバーとしてなら、何かあっても自分のしたことの責任を自分が取ればいいんですけど、起業して事務所側になると、所属しているライバーさんの人生の責任をとらないといけないので、それが正直すごく怖かったです。

私の事務所にいる子たちの人生がかかっていると考えたときに、そこまでの責任が負えるのか?みたいに思った時期はありましたね。

ーそうですよね。ライバーさんを抱えている以上、会社を成長させなきゃってプレッシャーとか、何かあったときに責任を取る覚悟っていうのが重くのしかかってくると思います。
事務所の代表としてライバーさんをサポートする上で、特に大切にしている考え方やルールはありますか?

自分の考えを押し付けないっていうのをすごく大事にしています。
配信をサポートする側に回ってから、性格だったりとか、環境だったりとか、本当にいろんな子がいるなっていうのを実感して、自分の常識って当たり前じゃなかったんだなと実感したので。

いろんな考え方とかその子の性格だったりとかがあると思うので、自分の「絶対こうだよ」みたいなのを押し付けないで、あくまで自分の経験などは選択肢として与えてあげたらなっていうふうに思っていますね。

ライブ配信という女性の新しい働き方

ー今事務所に所属しているライバーさんって、何人くらいいらっしゃるんですか?

休んでいる方を含めて15名ほどですね。

女性専用の事務所で、年齢で言うと30代が一番多くて、40代の方もいらっしゃいます。8割くらいが子育て中のママさんになりますね。もちろん20代の方もいらっしゃいます。

ー今いらっしゃるライバーさんの「ライバーになろうと思ったきっかけ」って、どういったものが多かったですか?

きっかけとしては子育て中に在宅ワークできないかと考えて、たまたま配信を見つけて参入した人が多いですね。
あとは副業として収入を上げたくて、話すことが好きで配信に興味を持って始める方も多いです。

ー所属するライバーさんはプラットフォーム上でDMを送ってスカウトするのか、それとも事務所でオーディションや面接を行う形なのか、どちらですか?

どっちもやっていて、オーディションサイトに広告掲載させていただいたり、スカウトさせていただいたりしています。
あと最近結構多いのが紹介ですね。結構ライバーさんからの口コミで入ってくださる方もいらっしゃいますね。

ライブ配信での具体的な稼ぎ方

ーライブ配信で収益を得る方法としては、広告収入よりも投げ銭とかそういったものがメインですか?

メインが投げ銭で、あとはプラットフォームから出る時給(時間ダイヤ)があります。
ランクというものがあって、そこで時給は変動していきます。そこにリスナーさんが応援してくれたギフトを合わせて収益になりますね。

ーなるほど。時給のようなものが出るんですね。

そうなんですよ。プラットフォームによっては投げ銭だけってところもあるんですけど、ポコチャの場合は時給(時間ダイヤ)があるので、安定してコツコツできる方だったら稼ぎやすいっていうのはありますね。

ー配信のプラットフォームはどちらを使われていることが多いですか?

Light meが提携しているのがDeNAが運営しているポコチャなので、そちらを使っています。

ーポコチャ1本で配信されているライバーさんが多いですか?

そうですね。結構プラットフォームによってもリスナーさんの層が全然違ったりするので、別のプラットフォームで配信されてた方がポコチャに来てしっくりはまったってこともあります。

ー確かにライブ配信と言えばポコチャというイメージはありますね。

私自身も他のプラットフォームを2つ経験して、ポコチャが3つめですね。

ライブ配信で収入を得るために必要なこと

ー「ライブ配信って稼げるの?」という疑問を持つ方は多いと思うんですが、初配信から稼ぐっていうのはやっぱり難しいですよね?

難しいです。

ーですよね(笑)リスナーさんからすると、投げ銭する理由がまだない状態っていう。

広告などでは「すごい稼げますよ」みたいな訴求が多かったりするんですけど、それこそ実際にコツコツ継続できないと、なかなか稼げないっていうのはありますね。そこは世間の印象とは違うのかなと思います。

ー「稼げる」というのがきっかけでライブ配信に興味を持たれる方も多いと思うんですが、現在ライバーをサポートする立場であることと、ライバーとして活躍されてきた立場の両方から見て、ライバーとして収入を得るために必要なことって何だと感じましたか?

忍耐力と継続力ですね。配信は積み上げなので、リスナーさんとの信頼関係を構築できないとやっぱり稼ぐのはなかなか難しいです。

応援されるライバーさんって人間力がすごくあると感じていて、リスナーさんもそういったライバーを応援したいと思うはずなので、固定ファンがつくまでの期間は配信を継続する「種まき期間」っていうのは必ず必要なんですけど、そこまでに到達するのがちょっと難しいっていうのはありますね。

ーその種まき期間が長いなって思われる方もやっぱりいらっしゃいますよね?

そうですね。収入しか目的がない方だったら結構そこで挫折してしまうことが正直多かったりします。

ー「稼げる」ってイメージで収入だけが目的で入ってこられた方を面接したりすると、最初は収入がなくても頑張らないといけない期間があるっていうのを説明されると思うのですが、やっぱりそこで「じゃあ辞退します」って方もおられたりはしますか?

そうですね。最近でもあったんですけど、「今日からやります!」って言った方が1日目で離脱しちゃったりとかは結構多いですね。

ーやっぱりそうですよね。

でも、いざ実際に配信始めてみてから「全然稼げないじゃん」って思われてしまうのも違うなと思うので、そこは事前にお伝えするようにしてますね。

ー期待値調整をしていなかったからすぐ離脱されるというのも、お互い良くないなっていうのもありますしね。

ライブ配信がもつ可能性

ー所属しているライバーさんは30代が一番多くて、特にママさんが多いと先程教えていただきましたが、その年代の方が多い理由として、外に働きに出るのが難しいっていうのが大きいのかなと思うんです。そういった方にライブ配信をおすすめしたい理由として「こんな可能性があるよ」と伝えたいことがあれば教えていただけますか?

妊娠中や子育て中で外で働けないというママさんはたくさんいるのですが、ライブ配信のいいところは在宅で隙間時間で収入を得ることができるので、そこが一番のメリットかなと思いますね。

ーすごく稼ぎたい!というよりは、「少しでも足しになれば」という方も多いですか?

多いですね。お小遣い程度でもいいからって感じの方も全然いらっしゃいますね。
本業として配信1本でやってる方なら、月30万とか40万稼いでるママさんもいらっしゃいますよ

ーそれはすごい!
ちなみに、配信のプラットフォームとか、発信されている内容にもよると思うんですけども、子育て中のママさんであることや結婚されてることをリスナーさんに公表されているのか、それとも隠しているのか、どちらの方が多いですか?

経緯にもよるんですけど、最初からリスナーさんにはお伝えしている方が多いですね。
リスナーさんの8割くらいは男性の方なので、ずっと隠して後からバレてしまって信頼関係が崩れてしまうよりは、最初から公表してる方がいいよってアドバイスをしたりもします。

自信がなかったライバーが変化していく

ー最初は「収入得られるかな」「配信続けられるかな」って不安だった方も多いと思うんですが、そういった方が成長や変化していって、稼げたり人気が出たりした印象的な例があれば教えていただけますか?

最初は「自分なんて」みたいな感じで自己肯定感が低かったんですが、配信を続けて数字が伸びて、当初は副業でしたが今は配信1本で頑張ってるママさんですね。

ー自信がなかった方が何をきっかけに変わったか、わかった瞬間はありますか?

私自身もそうだったんですけど、最初は「本当に配信で稼げるのかな」っていうのは皆さん抱えていて、でも実際に「これくらいになるんだ」って自分の努力の結果がちゃんと報酬になってることがわかった瞬間に、「もっと頑張ろう」という意欲に変わることが多いかなと思いますね。

ーなるほど。報酬として可視化されたときに、「いけるな」って自信に変わるんですね。

そうですね。そういったパターンが多いかなと思います。

ーちなみに、青山さん自身は今はもうライバー活動はされていないですか?

今もしています。なので結構ライバーさんも遊びに来てくれていて、「私配信してるからわからないことがあったら聞きに来ていいよ」って感じで言ってますね。
あとは私自身のリスナーさんを紹介したりとか、コミュニケーションとってサポートしてる感じですね。

ライブ配信に対する世間のイメージと現場のギャップ

ーライバーとして活動する人を支える立場になってから、ライブ配信という仕事に対する世間のイメージと、実際の現場とのギャップを感じることもあると思うんですけど、どういったギャップがありますか?

やっぱり継続することの難しさを感じましたね。
すぐに離脱してしまう方が本当に多くて、例えば10人「やりたいです」って方がいたとしたら、3~4ヶ月続くのは3割くらいなので、継続する力っていうのが一番カギになってくるかなっていうのはありますね。

あとライブ配信って若い人がやるものというイメージがあると思うんですが、意外とそんなことなくて、様々な年齢の方がライブ配信で結果を出しているので、継続できる人が伸びやすいかなと思います。

ー3~4ヶ月続く方が3割っていうのは結構意外でしたね。

そうですよね(笑)あと20代の子とかは、お付き合いしている方に反対されて続けられないとかも多いですね。

ーそういうのもあるんですね。特に際どい内容でなくても。

リスナーさんに男性が多いので、実際に会ったりするわけではなくても、彼氏からしたら心配っていうのはあるみたいです。

活動を始めて最初につまずきやすいポイント

ー実際に活動を始めた方が最初につまずきやすいポイントについても教えてください。やっぱり継続できないというのが一番多いですか?

継続力と、意外と真面目な方が考えすぎてしんどくなってしまうことも多いです。
例えばライブ配信やってると人が来ない時間って絶対にみんなあるんですけど、そのときに自分に原因があると考えすぎてしまって、メンタルがしんどくなってやめてしまうパターンも結構あったりします。

ー確かにそれは絶対ありますよね。

私自身ももともと強かったわけではないんですけど、慣れてはくるんです。
最初から考えすぎてしまったりとか、人と比較しすぎてしまって、メンタルを病んでしまってやめてしまう方は結構いますね。

ライブ配信に関する事件の影響

ー今から1年程前に、ライバーがファンと事件に発展した出来事がありましたが、あの事件によって所属しているライバーさんへの影響や、新しくライバーさんが入って来られることに影響ってありましたか?

実際ありました。配信業界自体が良くないものと思われてしまって、「配信ちょっとやってみない?」と誘っても「事件のことがあるから怖い」と言われることが結構あって、正直ちょっとしんどかった時期はありましたね。

ー15年以上前に、秋葉原の耳かきのお店で起こった事件を思い出しました。
当時メイド喫茶で働いていたんですけど、事件をきっかけに業界全体が「やっぱり危ない仕事なんだ」って思われたことがあったので、ライブ配信でも同じことが起こっていたのかなと。

まさに同じことが起こっていましたね。私自身も事件の直後は苦い思いをしていました。
うちの事務所としては、プライベートでのリスナーさんとのやりとりや直接会うのは一切禁止していて、ルールもしっかり作っている中でそういった事件が起こったことで、同じような捉え方をされてしまったことがすごくしんどかった時期でした。

ー事件が起こったことで、業界全体が危ないと思われてしまうと悲しいですよね……今はだいぶ落ち着いてこられたんですか?

はい。今は落ち着いてきていますね。

今後の展望

ー今後、Light meを通じてどんな人の背中を押していきたいですか?

ホームページにも記載させていただいたんですけど、「自分自身が光になって、その光で周りの人たちを輝かせたい」という意味を込めて「Light me」という名前をつけました。
年齢や環境を理由に、やりたいことに挑戦することに抵抗してしまう方って結構いると思うんですけど、そういう方の背中を押してあげたいなっていうのはありますね。
特に自分に自信が持てなかったりとか、年齢で諦めてしまっている方に届けたいなっていうのはありますね。

ーでは、ライブ配信という働き方を通じて、どんな未来をつくっていきたいですか? 

ライブ配信は単に収入を得る方法ではなくて、人を楽しませるエンターテインメントの仕事だと思っています。それだけでなく、自分の可能性を広げられる仕事でもあると思います。

所属しているライバーさんもそうなんですけど、配信を見ているリスナーさんにも勇気や元気を届けられる存在になれたらいいなとか、1人1人がライブ配信を通していきいきと輝ける社会を作ることができたらいいなと思っています。

ー確かにお話を聞いていて、年齢に関係なく活躍されている方が多いということや、ライブ配信1本で30万40万稼ぐ方が実際にいらっしゃるっていうのは、すごく夢があるなと思いました。

そうですね。3桁稼ぐっていう方も実際にいたりとか、可能性としてはすごいお仕事ではあるなと思います。

ー青山さん、本日は貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました!

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▼青山さんのnoteはこちら

あなたのキャリアについて、インタビューさせていただけませんか?

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この記事を書いた人

キャリアクラフトは大阪・東京を拠点に20年、人材事業やシステム開発を行ってきたセルバが運営する「新しい働き方を創るメディア」です。
従来の新卒や転職だけでなく、フリーランスやパラレルキャリアなどの新しい働き方や、リモートワークや時短勤務などの新しく浸透しつつある制度について発信しています。
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